早く6月にならないかな。
自営業でストレスフリーの癖に5月病のGARAGE ETERNALです。
今回の車両はルーフにラッピングがしてあります。
メーカーオプションらしいのですが初めて見ました。
ルーフって比較的見えない場所ですがそこに貼るのはオシャレですね。
今までラッピングやプロテクションフィルムについて話して来なかったのですが今日は少しお話します。
まずラッピングとプロテクションフィルムの上にコーティングをすると効果があるのかという質問です。
結果から言うと持ちは良くなります。
ソリッドやマットカラーのラッピングは特に傷も目立ちやすいのでコーティングは必需です。
ただし樹脂パーツ同様クリアー塗装されてない物ですので塗装と同じ年数は期待出来ません。
逆にプロテクションフィルムを貼る前にコーティングをした方がいいかという質問も良くありますが、やらない方がいいと思います。
理由はプロテクションフィルムの密着が弱くなり本来の性能が発揮出来ません。(と言う剥がれた時のプロテクションフィルム屋さんの言い訳が出来てしまいます)
何故プロテクションフィルムの前にコーティングをしたがるのか。
実はプロテクションフィルムは剥がす時に塗装も一緒に剥がれてしまう可能性があるからです
新車でも位置決めで貼ったり剥がしたりをしただけで塗装が剥がれる場合もあります。
板金塗装に抵抗がなくそういったリスクを何とも思わない方はいいでしょう。
コーティングをプロテクションフィルムの前に塗ったり後に塗ったりもうカオス…
一体何を守っているのでしょうと私は思うのですが考え方は人それぞれ。
サーキットや高速道路を頻繁に走る方は飛び石でボンネットやバンパーが傷だらけになります。
そういったケースや小さなお子様がいるなどガサツに扱う場合にはいいと思います。
ところで何故剥がすのでしょうか?
それは劣化して黄ばむからです。
再施工のサイクルはコーティングと同じ位の頻度ですね。
全然黄ばまないと仰る方もいるかと思いますがそれは多分車庫保管だからです。
プロテクションフィルムを貼るような高級車はそういう環境ですからね、コーティングも同じ。
高いコーティングをやる人は大体車庫保管、だから高いコーティング=長持ちという錯覚にもなります。
デメリットばかり言いましたが一応メリットも。
ヘッドライトや欧州車のモールにはいいなと思いました。
プロテクションフィルム自体は黄ばみますが確実に紫外線を防ぐ効果は確認出来ています。
でもまだ未完成な技術だなといった感想ですね。
今後ゲームチェンジャーになる可能性は充分あると思いますが私はまだ参入しません
プロテクションフィルムの話ばかりになってしまいましたが今回のラッピングについて。
これはやらない後悔よりやる後悔でいいんじゃないでしょうか。
もちろん劣化もします、剥がしたら段差も出来きます、磨けません。
でもこういうのってデメリット以上に満足感は高いと思います。
みんなと同じ車より自分だけの仕様っていいじゃないですか
捻くれた中二病の業者の能書きより楽しいカーライフを