シンセンに風は吹かない。
ある知り合いは春節の頃に起こった大雪によって流通網が断裂した事態を連想したらしく
高速道路が冠水して広州からの荷物がシンセンまで届かないんじゃないかと気をもんでいた。
そう言われてみたら流石のシンセンでも水の排水機能についてはマダマダ整備がされておらず、
チョット雨が続くと車道の端っこには大きな水溜りが出来て、みんなはそれをしきりに飛び越えて
道を横断している姿があちこちで見られる。
まあシンセンで降る雨も確かにすごい降り方なのだが、どちらかと言うと排水溝にみんなが捨てる
ごみが溜まりまくっているのではないかと思う。
それほど平気で道にごみを捨てる人達が多い。
北京に住んでいた頃、こちらの友達になんで道にごみを捨てるのか聞いてみた事が有ったのだが、
確かその時の答えは「風が掃除してくれるから」だった。
まあ、北京は砂漠が近いせいか風も強いが、広東省シンセンでは北京ほどの風はほとんど吹かない。
ここで同じ質問をシンセンの人にしたら、果たしててどんな答えが返ってくるのだろうか?
シンセンは特殊な街です。
シンセンには意外と多くの日本人が住んでいる。
経済と産業の発展で香港からの流入組みや、日本企業の駐在員として赴任するケースで今後も徐々に増えては来るのだろう。
こちらに赴任するケースで、初めての中国としてシンセンに来た人はかなりラッキーだ。
なぜならば、シンセンの場合、街の規模や発展具合が日本の中都市、大都市の中間くらいのイメージで捉える事が出来るため、海外への順応という意味でも比較的スムースに行きやすいと思うから。
これが北京だと街の規模は大きいし、建物の造りも大きいし一般的な日本の都会とはチョット趣が違う気がする。
上海の場合は一部の観光エリアと特殊な高級住宅街は別にして、街なかを一歩裏に入ると昔の下町エリアが未だにたくさん存在していて、まだまだ中国の生活風俗が色濃く残っていて中途半端な違和感を感じる機会が多いのではないだろうか?
更に広州あたりになると言葉(広東語)を筆頭に、何かにつけてローカル色が非常に強い。
そして、極めつけは上記に挙げた沿海州地域の都会と中国の内陸部の違いで、それこそ中国や日本の都会に住み慣れた日本人にはカルチャーショックを受けるに違いないほどの生活様式や習慣の違いが存在している。
逆に言うといまや本来の中国を体感するには内陸部に行かないと駄目なのかも知れない。
それはさておき、そういう意味でも冒頭に書いた様に、良い悪いは別にして初めての中国がシンセンである場合は、本来の中国を誤解してしまうケースが多いと思う。
なので「中国ではxxxだ」ではなく「シンセンではxxx」であるケースが少なくない。
シンセンという名前だけしか知らなかった5年ほど前にフィリピンの工場に長期出張した事が有った。
休日である日曜日には会社の工場の日本人は決ってマニラのサウナに疲れを癒しに出かける事が習慣になっていて、たまたま私もこの週末の楽しみに参加することになった。
そしてサウナの部屋の中でくつろいでいると、そのサウナの中に中国語を話す数名が入って来た。
フィリピンでまともな中国語を聞くのが初めてだったので、このお客と少し話をしてみたら、なんとシンセンからビジネス出張で来ていると言う人達であった。その会話の中で、「シンセンにもこういうサウナは在るのか」と言う、今思えばかなり馬鹿げた、恥ずかしい質問をしたのを今でもハッキリ覚えている。
街中で中国語(普通語)が普通に通る。
広州まで新幹線が定期運行している。
都会にも係わらず至る所に果物屋さんある。
ホテルにはインターネットが完備していて、しかも無料。
どこにでもスーパーマーケットがある。
などと言う事は中国の他の都市では、普通ではない事なのだ。
国が広いから中国自体をひとくくりで説明できる物でもないのだが、シンセンがかなり特殊な場所である事は間違い無いし、意識していた方が良いとも思う。
私自身がシンセンを気に入っている理由は、山や海などの自然と便利な都会とインフラが有って、そこに常に新しい技術や情報が入ってくるシステムが存在している所だろう。
それから、とにかくみんな新しい物、変わった物に抜け目が無いところ。
以上のことを一通り書き終わってよく読みなおしてみると、どれだけ自分がシンセンという街の肩を持って、どれだけエコ贔屓していているかがよくわかった気がする。
この話が本当かどうか、是非ご自分の目で見に行ってほしいと思う。
■関連ブログ
中国ののぞき穴【シンセン】
本日は本の紹介
題名の通り本日は本の紹介をしてみたいと思います。
このところ時間が有れば集客のことばかりを考えているので、たまたま購読しているメルマガでの紹介文に目が行ったわけだ。
コンセプトとしては「リアルビジネスとネットビジネスの融合」と、かなり大きいテーマだが、書店でこの手の題名を見かける事が少ないのでとりあえず読んでおくこにこしたことは無いだろう。
大まかな内容は、
・次世代の本命・携帯マーケティングの成功例
・最先端のPPC(検索連動型、コンテンツマッチ)広告活用例
・メルマガのクリック率を94%にした方法
・リストをガンガン集める最新の方法
・マッチングビジネスで儲ける方法
・ポッドキャストのマーケティング手法
とか、
・ネットとリアルを融合させた手法
・集客の分散化で効果を上げる方法
・ちょっとした工夫で成約率を上げる方法
が説明されている。
この手の情報商材も出てはいるがそれらを買うよりも、コストパフォーマンスに優れているのではないだろうか。
さらに、この本の著者である平賀さんの音声ファイル(50分)もプレゼント中だそうです。
以下参照URL
http://www.hiragamasahiko.jp/93/
今後のビジネスの展開についての参考になるので、読んでおく価値は大いに有るはず。