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がおがおのブログ

グルメ・銀座・本を中心に書いてます。
他にも日々感じたこと、体験したこと、妄想したことなどなど。。。

ちょっとバタバタしているのでペタお返しできませんので
しばらくペタご遠慮します。

食べログで見かけてから機会があれば

いってみたいと思っていた店。


両国駅から結構歩く。
まあ天気もいいし歩くのは嫌いじゃない。

おおっ、予想以上に古くて小さい。

でもそれが下町の洋食屋さんっぽくていい。

ひとつだけ空いていたテーブル席に滑り込み。

メニュー拝見。ついでにまわりのお客さんが食べてるものも拝見。
なにやらランチメニューのステーキが人気のようです。

ステーキも食べたかったけどお目当てのものとは違う。
あれ?メニューにない。どうやらランチメニューではないらしい。

店員さんに「かつサンドできます?」と聞いたら快く「できますよ」と
応えてくれた。

そうそう、牛ひれ肉かつサンド。それが食べたかったのです。
小さいサラダのあと出てきましたかつサンド。


牛肉のかつサンドはやっぱり贅沢。

豚もおいしいけどこのレアな赤身は豚にはだせまい。

やわらかくてヒレ特有の上品な脂と旨味。ほのかに甘みも感じます。
全然しつこくないのでペロリ。


ここまで来た甲斐がありました。

昔ながらの洋食屋さんらしくメニューも豊富だし味や素材も確か。
これは本物。他にもいろいろ食べてみたい。

お客さんも地元の人が多いのかひっきりなしに入ってきては
ロクにメニューも見ずに注文してる。

店員さんも親切。

両国にちょくちょく来れるようにこの界隈で新規開拓しよう。

昨年転職してしまった同期と久しぶりの会食。
お互いに都合のいい新橋で。

サラリーマンの聖地新橋にありながら接待にも使えるお店。
一度利用したいと思っていました。

なんといっても嬉しいのは全席個室。
二人には充分な空間で落ち着いて食事が楽しめます。

涼しくなってきたとはいえまだまだ残暑が厳しい。
まずは生ビールで。

注文したのは京都ぽーくがメインの山吹コース。楽しみです。


まずは先付

南瓜豆腐。旨出汁と山葵でいただきます。
滑らかでやさしい味です。

続いて八寸。
蓋を開けると彩りよく晩夏から初秋の素材が盛込まれています。

 


これは日本酒だな、とこちらのお勧め青竹酒を注文。
まず見た目にインパクトありますね。よく冷えていて夏にぴったり。
飲み口もよく青竹の香りがまたたまりません。

 

 

八寸はインカのめざめの素揚げ・ホワイトアスパラ・さんま柔煮

枝豆・無花果田楽・赤蒟蒻土佐煮・玉子焼・大徳寺麩・鯖の松前寿司

どれも上品。薄味なんだけど下味がしっかりしているので旨味あり。
中でもさんま、ホワイトアスパラ、無花果田楽は秀逸。
青竹酒との相性もよくすいすいお酒がすすむ。


いよいよメイン。京都ぽーくの出汁しゃぶ。

 

まずは店員さんが野菜を投入してくれます。こちらも盛りだくさん。
湯葉や近江蒟蒻、エリンギなど出汁スープに絡めていただきます。

 


たっぷり葱が出てきました。お肉を巻くように食べるそうです。
店員さんに「葱足りなくなったらおっしゃってください」と

いわれましたがまさかこれほどの葱がなくなるわけない。

豚なのでしっかり色が白くなるまでしゃぶしゃぶ。

あっという間だけど。
これを出汁スープにつけて葱をたっぷり巻いていただきました。
肉質は、とにかく柔らかく、肉の旨み・甘みがたまりません。
風味もよくとてもヘルシー。

 

肉はもちろん美味しいんですが、こと葱の相性がホントに抜群。
さっぱりしていて旨みのある出汁と葱の食感がこれ以上ない組合せ。
さらに柚子胡椒でアクセントを加えるとこれまた美味。
気がついたら葱もおかわりしてました。

日本酒の而今もいただきました。最近ではなかなか手に入らない

といわれている銘柄もしっかり抑えているあたりさすが。

 

大満足のところに蒸し鮑登場。

やわらかくて噛むほどにうまみがあります。

 

 

〆は蕎麦を少々。なんとも粋です。

 


わらび餅も上品。京都らしい終わり方。

 

 

料理やお酒のタイミングや説明も丁寧で的確。
接待、デート、会食、同窓会なんにでも使えそう。


あまりにも居心地が良すぎて長居してしまいました。
早くも忘年会候補No1です。

この日は打ち上げ。
2ヶ月前から決まっていたので誰がなんと言おうと決行。

日はのびたのでまだ明るいうちからのスタートはうれしい。

いちいち待ち合わせなんてしません。現地集合。
重厚感のある扉。

秘密の隠れ家っぽくてなんかわくわくしてきます。

全員そろって5分前集合。優秀、優秀。

ゆとりある個室。
グラススパークリングで乾杯。

 

 

ユッケがあります。

少し炙りをいれて提供されてます。
しかも佐賀牛のA5。おいしくないわけがない。
いきなり泡とユッケ。贅沢。最高のスタートです。

続いて牛タンの塩茹でわさび添え。

焼肉にいきたい気持ちを抑え、敢えてつまみ系を。
でもこれが抜群においしかった。

やわらかく程よい塩加減とわさびがベストマッチ。

チョレギサラダは人数分にとりわけてもってきてくれました。

こういう何気ないサービスはうれしい。


こちらはいろんな希少部位が揃っているので、

少しずついろいろ注文。

タン、ロース、カルビ、ハラミはもちろん、

ザブトン、イチボ、ミスジ、ツラミなど。ホルモンやミノにセンマイ刺し。


店員さんの動きがいいのでこちらも休むことなく注文。

これがどれも甲乙つけがたいぐらい美味い。

初めて食べたツラミ(ほっぺの部分)と大好きなミスジは絶品。

 

あとたっぷり脂がのってるザブトン。これだけサシが入っていて
歯ごたえがある。いかにも肉らしくて好きです。

カルビ、ロース、タン、ハラミはいくつかランクがあります。
確かに極上とか厚切りとかは絶品だけど

一番安いものでも充分美味い。

お肉のじゃまをしちゃいけないのでこの日はひたすら梅酒の水割り。
すっきりするし量も飲める。

なんとなくヘルシーなので安心して飲み続けられます。

 

あとモヒートも飲んだかな。

 

 

それぞれ飯ものも注文。ビビンバ、クッパ、ガーリックご飯など。

自分は年齢的にきついので銀シャリを。

かなりお腹いっぱいなのに
白飯と一緒だとまたお肉が食べたくなる。

 

さすがにデザートはパスしたけど
杏仁豆腐やプリンもおいしそうだったな。

こちらただの焼肉屋じゃない。

チャンピオン牛やシャトーブリアンもあるが
さすがに手が出なかった。

 

でもステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼き、焼きしゃぶもある。
次回はこれらを絶対に食べたい。

恵比寿で働く友人と暑気払い。


秋田の比内地鶏と地酒が堪能できるというこちら。
お店に入ってすぐ大きな日本酒セラーが圧巻。

立ち飲みの飲み放題もやっているらしい。

この日はテーブル席に通されすでに予約済みの

6,000円飲み放題付のコースを。

暑い日だったので一杯だけビールを小さいサイズでいただく。

 

一品目は比内地鶏のカルパッチョとレバーの燻製。

 

日本酒は天の戸のスパークリングSILKY。

これがもうどちらも美味い。

SILKYは甘さ控えめ、炭酸ガスはやや強め。
後味もすっきりで飲みやすい。

比内地鶏は言うに及ばずの旨み。レバーの燻製もクセになる味。

前菜二品目は3種

ボローニャ風ソーセージ、ももとむねのハーブ、
もう一品はヒラメかな?

夏のしぼりたて生酒ゆきの美人純吟といただきます。

これもフレッシュでいくらでも飲み続けられそう。

パスタも美味しかった。もう少し郷土料理に近いものが
でてくるのかと思っていたらかなり洗練された料理がでてくる。

 

特別純米の生酛高清水、純米酒の刈穂。どれも飲みやすい。
どれも秋田の有名な地酒ではあるけれどちょっと変化球。


このあたりは魚料理に合います。



純米生酒鳥海山のにごり酒も。

こんなにタイプの違う日本酒が楽しめる機会はそうそうない。

メインは比内地鶏のソーセージのような肉料理

 

純米吟醸の山本 

和韻というネーミングがなんともおしゃれなお酒。
この日一番気に入ったのがこちらの山本。


最後に新政の陽乃鳥とデザート


なんともいい気分。こんな幸せな酔い方は久しぶり。

秋田満喫しました。秋田は奥が深い。

最近接待することもされることも減ったなあ。

今回は接待する側なので気合が入る。

気心知れた間ではあるけれど失敗はしたくない。


先方は間違いなく量より質。

雰囲気も大事だし、ということで選んだのがこちら。

「銀座 みやま」

 

銀座8丁目。言わずと知れた高級クラブ街。

古いお店、新しいお店、大きいお店、小さいお店と名店が揃う。

エレベーター降りるとどことなく気品漂うエントランス。
2人なのでカウンター席へ通されます。雰囲気いいですね。

まずは生ビールで。

泡がキメ細かい。こういうお店は当たりです。


この日のコースは

やりいかの雲丹炒め

やりいかの雲丹炒めでいきなり先方が「うまいね、これは」。

 

とりあえずひと安心。

確かにいかの甘みと雲丹の旨みが絶妙のバランス。
量は少ないので逆に後引く美味さ。

 

「これは絶対日本酒だね」とのことで
一品目から日本酒にチェンジ。

宮城の日高見に。

長崎の食材がメインのお店だけど日本酒は全国から

バランスよく揃ってます。

 

 

島原玉蜀黍のポタージュ

生でも食べられるという島原玉蜀黍のポタージュは

まろやかでホッとする味わい。

 

 

お造り3種

この日のお造りは石鯛、イサキ、赤雲丹。

石鯛は身がしっかりしていて歯ごたえがよく甘みもある。
イサキはこの時期ならではの脂ののりの良さ。

磯魚特有の風味も感じられて美味。

赤雲丹は壱岐産。臭みもなくこれまた後引く美味さ。

 

 

アジフライと鯖寿司

中皿に登場したアジフライと鯖寿司。

これがどちらも絶品。
アジフライは塩で。

最近フライも塩で食べることが多くなりました。
素材がよい場合は断然塩です。

ソースだと強すぎてもったいない。
素材があまりよくない場合はソースでごまかすけど。

大衆魚のアジも、旬・質・腕が揃えば高級料理に

なるものだなあと感心。

 

もうひとつの大衆魚 鯖。

これがまためちゃくちゃ美味い。
鯖の〆具合は絶妙だし身もしっかりしている。

炙ってるので香りもいい。

ややボリューム不足かと心配してたけど一気に挽回です。

 

こらで日本酒変更。

店員さんのお勧めもあって石川県の農口尚彦研究所。

山廃吟醸無濾過原酒。これ初めて飲みました。
旨味と酸味のバランスがよくのど越しもいい。
しっかりしてるけど爽やかな後口。

覚えておきたいお酒です。

 

 

島原ジャガイモの生春巻

これまた料理人のアイディアが光る一品。
瑞々しさを感じるジャガイモを生春巻に。

さらにトマトソースの酸味が相性抜群。

 

壱岐牛の炭火焼ステーキ3種

メインのお肉は壱岐牛の炭火焼ステーキ。
なんでも壱岐牛というのは海の近くで育てているから

ミネラルが豊富だとか。ミネラルを感じられるほど

自分の舌は繊細ではないけど間違いなく美味しかった。

ランプ、イチボ、サーロインの3種。

サーロインは今さら言うに及ばず。
キメが細かく脂肪もあっさりした赤身のランプと、
サシがよく入って歯ごたえのしっかりしたイチボ。
食べ比べて初めて両方の美味さがわかりました。

ひとくちご飯をつけてくれる気配りはもちろん、

そのご飯を炊きたてで出してくれる心意気がすごい。

 

 

五島うどん

五島うどんも美味しかった。細めの麺でするする入ります。

あごだしでさっぱり。
稲庭うどん、讃岐うどんと並んで

日本三大うどんに数える人もいるとか。

 


最後はほうじ茶のプリン。

これも大人の味。


どの料理も見た目もすばらしいので接待なのに写真撮りまくり。
先方も撮ってたから大丈夫でしょう。

接待は店で決まるので今回は大成功でした。