夏休みの宿題、たいへんだったなぁ・・・。
なんせ、字を書くことが大の苦手のた~ぴんなので、
本人もそうだけれど、
こっちもとてもしんどかったのです。
一番つらかったのは、
文字数の一番多い読書感想文。
必須の宿題ではなかったけれど、
1年生の時に賞をいただいたりしたので、
た~ぴんにとっては特別な思い入れがある宿題。
毎年、必ず提出してきました。
今年もまずはヒアリング。
どんな場面が印象に残っているか。
それはどうしてなんだろう。
・・・なんてことから始めて、
た~ぴんの心に浮かんだ言葉を
どんどん書き出していきます。
そして、それをどんな流れで書くかをまとめて、
で
字を書く。はぅぅ。これがつらい。
もうワープロを使わせないと、
この子は表現手段を失っちゃったままになるんでは?
と思うくらいに、書くことを嫌がるのですが、
まだそこまでのタイピングスキルがないので、
これは今後の重要課題として、
とりあえず、この夏休みは手書きで
ほんとにほんとにがんばって書き上げて、
夏休み終了とともに提出できました。
ところが、ゆうべ
「あれね、だめだったんだよ。コンクールに出せないんだって。
条件を満たしてないから。」
まあ、コンクールに出すことだけすべてじゃないのですが、
た~ぴんの場合、それにこだわりがあったがために
苦手を克服して書き上げたんですから、
そりゃ残念だったね・・・と、深く心から同情し(私もショック)、
どんな条件でダメだったのかを聞いたら、
「知らないよ・・。
でも、ボクだけじゃなくて、大勢いた。」
ん~?
夏休みの宿題を書いたプリントには
「読書感想文→作文用紙に書きましょう」
とだけしか書いてなかったのに。
そういえば・・と、
夏休み前に配られた「図書室だより」をよく見てみました。
右半分に
この夏の課題図書がずらーっと画像入りで紹介されていて、
その一番下のところに
「3・4・5・6年生は1200文字以内」と確かに書いてあった!
た~ぴんは
400字詰め原稿用紙で4枚ちょっとだったから、
文字数オーバーだったんだな・・・・。
この感想文コンクール、
某新聞社主催のものとか
市のものとか、県のものとかがそれぞれいろいろあるみたい。
某新聞社主催のものの締切は9月4日。
「9月4日までに担任の先生に提出してください」と書いてある。
まだ間に合うじゃん。
前のは提出しちゃっていて、手許にないけれど、
思い出しながら、1200文字以内に書けば、まだ間に合うよ。
と言った私がわるかったのか。
た~ぴんは
絶望のどん底にどっぼーーーーーん。
「そんなのもう書けないよ・・・」
いやいや、しんどいならもう書かなくてもいいよ。
コンクールだけがすべてじゃないし、
ああやって苦労して書いたことは、
た~ぴんの中で大きな栄養になってるんだから・・とか
もう何を言っても、だめでした。
「ぼくなんか、どうせ何をやってもダメダメなんだよ」
夜はずーーーっと大泣き。
泣いてる時間に、多分書けただろうと思うけれど、
そんな心ではとてもとても書く気になれないのはよっくわかる。
その悲しみの余波で
宿題のミニ日記(わずか数行)すら書けないとのこと。
何も楽しいことが思い浮かばないからなんですって。
「じゃ、その悲しい気持ちを書いたら?」というと
「そんなのを書いたら、読むたびにこの悲しさを思い出すじゃない。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」
もうほんと・・何を言ってもだめでした。
ま、いつかは浮き上がってくるだろうと思いますが、
トラウマ、残るだろうなぁ。
それにしても文字数制限、
もっと大きく書いて欲しかった。
宿題一覧にもひと言書き添えてほしかった。
た~ぴんを含め、「はい、だめ~」になっちゃった子どもたちの力作よ、
どうかジョウブツして下され!