ずんどこ~ | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。

夏休みの宿題、たいへんだったなぁ・・・。



なんせ、字を書くことが大の苦手のた~ぴんなので、

本人もそうだけれど、

こっちもとてもしんどかったのです。


一番つらかったのは、

文字数の一番多い読書感想文。


必須の宿題ではなかったけれど、

1年生の時に賞をいただいたりしたので、

た~ぴんにとっては特別な思い入れがある宿題。

毎年、必ず提出してきました。



今年もまずはヒアリング。

どんな場面が印象に残っているか。

それはどうしてなんだろう。

・・・なんてことから始めて、

た~ぴんの心に浮かんだ言葉を

どんどん書き出していきます。


そして、それをどんな流れで書くかをまとめて、

字を書く。はぅぅ。これがつらい。



もうワープロを使わせないと、

この子は表現手段を失っちゃったままになるんでは?

と思うくらいに、書くことを嫌がるのですが、

まだそこまでのタイピングスキルがないので、

これは今後の重要課題として、

とりあえず、この夏休みは手書きで

ほんとにほんとにがんばって書き上げて、

夏休み終了とともに提出できました。



ところが、ゆうべ


「あれね、だめだったんだよ。コンクールに出せないんだって。

条件を満たしてないから。」


まあ、コンクールに出すことだけすべてじゃないのですが、

た~ぴんの場合、それにこだわりがあったがために

苦手を克服して書き上げたんですから、

そりゃ残念だったね・・・と、深く心から同情し(私もショック)、

どんな条件でダメだったのかを聞いたら、


「知らないよ・・。

 でも、ボクだけじゃなくて、大勢いた。」


ん~?

夏休みの宿題を書いたプリントには


「読書感想文→作文用紙に書きましょう」


とだけしか書いてなかったのに。




そういえば・・と、

夏休み前に配られた「図書室だより」をよく見てみました。

右半分に

この夏の課題図書がずらーっと画像入りで紹介されていて、

その一番下のところに

「3・4・5・6年生は1200文字以内」と確かに書いてあった!


た~ぴんは

400字詰め原稿用紙で4枚ちょっとだったから、

文字数オーバーだったんだな・・・・。



この感想文コンクール、

某新聞社主催のものとか

市のものとか、県のものとかがそれぞれいろいろあるみたい。


某新聞社主催のものの締切は9月4日。

「9月4日までに担任の先生に提出してください」と書いてある。


まだ間に合うじゃん。

前のは提出しちゃっていて、手許にないけれど、

思い出しながら、1200文字以内に書けば、まだ間に合うよ。



と言った私がわるかったのか。


た~ぴんは

絶望のどん底にどっぼーーーーーん。



「そんなのもう書けないよ・・・」



いやいや、しんどいならもう書かなくてもいいよ。

コンクールだけがすべてじゃないし、

ああやって苦労して書いたことは、

た~ぴんの中で大きな栄養になってるんだから・・とか

もう何を言っても、だめでした。



「ぼくなんか、どうせ何をやってもダメダメなんだよ」


夜はずーーーっと大泣き。


泣いてる時間に、多分書けただろうと思うけれど、

そんな心ではとてもとても書く気になれないのはよっくわかる。


その悲しみの余波で

宿題のミニ日記(わずか数行)すら書けないとのこと。

何も楽しいことが思い浮かばないからなんですって。


「じゃ、その悲しい気持ちを書いたら?」というと


「そんなのを書いたら、読むたびにこの悲しさを思い出すじゃない。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」



もうほんと・・何を言ってもだめでした。



ま、いつかは浮き上がってくるだろうと思いますが、

トラウマ、残るだろうなぁ。



それにしても文字数制限、

もっと大きく書いて欲しかった。

宿題一覧にもひと言書き添えてほしかった。

た~ぴんを含め、「はい、だめ~」になっちゃった子どもたちの力作よ、

どうかジョウブツして下され!