将来に向けて | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。

ゆうべの食後のデザートはさくらんぼでした。


高いからちょっとだけね・・・(w_-;



私が育ったところは特産地だったから、

学校から帰ると隣のおばちゃんが

「ほら、とれたから、食べなさい!」と

ざる一杯持ってきてくれたっけなぁ。

「さくらんぼ」っていわず「桜桃(おうとう)」って呼んでました。


ゆうべのデザートは

プルンとしたかわいらしい、いかにも「さくらんぼ」という感じのさくらんぼ。

さくらんぼ模様のガラス皿に盛ってみました。


お味はもちろん甘くてgoodでしたが、

隣の叔母ちゃんが持ってきてくれた、

ちょっぴり虫食いもあったりする「おうとう」の味もなつかしいなぁ。

年のせいか?




で、年のせいで、最近お疲れモードの私とQ氏。

食後はソファに・・・。

まるで2匹のマグロを立てかけたような塩梅でくつろいでいました。


た~ぴんは食事スピードがゆったりタイプなので

遅れて、ひとりでさくらんぼをたべていましたが、



「残りは2粒・・・。おとっちんとおかっちんにあげる!」


と、

私たちのところに持ってきてくれたのです。


そして

「あ~ん」と口に入れてくれた後は、


なんと空いたお皿を2枚持ってきて、



「はい、これは種を出すのに使ってね」



そしてお皿を私たちの口の少し先に構えて持っていてくれて、

私たちはそこをめがけて種を飛ばしたのであります。




さくらんぼ し さくらんぼ あ さくらんぼ わ さくらんぼ せ さくらんぼ   




た~ぴんや、ありがとうねぇ・・・。

将来、お父さんやお母さんが年をとって

自分で動けないようになったら、

こうやって面倒みてくれるのかなあ・・・。


と言ったら


すかさず


「やだ!自分のことは自分でね!」



がっかり


うーん。

やっぱり元気で長生きしなきゃ。