あなた、死にますよ | 世にも美しいガンの治し方

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ガンを溶かす ムラキテルミの 1日1食断食生活
― 好きなものを、好きなだけ ―






朝、起きると、
体が重たい。喉が痛い。
風邪ではなく、筋肉痛っぽい。




ハハァーン
昨日の、熱海での片づけだ。
75リットルのゴミ袋、
10個は、ゴミ出しした。



叔母の遺品整理に加え、
母の着れなくなった服とか、
あちこちから、湧いて出てくる。
不用品が。。。



この7年間に、
父の遺品整理、
叔父の遺品整理、
そして、
叔母の遺品整理をしてる。



母の引っ越しを、
手伝ったのを合わせると、、、
ゴミ処理したのは、
大袈裟でなく、8トンは軽くある。
自分のも合わせたら、10トン!?



どうかしてる。
たぶん、わが家だけではないと思う。
どの家庭にも、
とんでもない量の、不用品があるはず。



知人が、
遺品整理を仕事にしていて、
埼玉に、巨大な倉庫を、数棟建ててる。
単なるゴミと、
価値ありそうなモノを、分別した後、
価値ありそうなモノを、保管するためだ。



遺品整理をして、
収入になり、
ゴミを処理して、
収入になり、
価値ありそうなモノが、
リサイクル業者さんや、
骨董品扱い業者さんが、買い取るから、
さらに、収入になっている。
さらに、さらに、
倉庫業もはじめたそうだ。



さらに、さらに、さらに、
遺品整理をした後の、
空き家になった家を、売ってほしい、
と言われて、
不動産仲介業にも、進出している。



遺品整理専門家に、
「お願いしまーす!」
で、すむことを、
体を酷使して、片づけてる。
まだ掃除が出来るレベルには、至らず、
まだ、まだ、通わないと。



父や母、叔父、叔母の片づけは、
そうはいっても、気楽だ。
古い写真が出てきては、見入ってる。
タイムリミットがないからだ。



自分自身も、
癌宣告と余命宣告を受けたときは、
遺品になる前に、
自分で、生前・遺品整理をした。
あれは、体力もない時で、
本当に、惨めでつらかった。



捨てる間際まで、
迷い迷い、やっと捨てた。
9割以上を、処分した。

「半年後に、死にますよ、あなた」

って言われたからだ。
余命宣告って、残酷で罪深い。
癌に、人生、乗っ取られてた。


思い出せば、20代で

「あなた、40才で、死にますよ」

って、香港の易者さんに言われた。
それも、当たる!と評判の易者さんに。
まだ、生きてるし、わたし。
生きて、遺品整理してる。



自分の、生前・遺品整理で、
9割ものモノを捨てて、
この13年間で、
「捨てなきゃ、よかった〜」
と、思い出したのは、数点だけ。
それも、写真と手紙だけ。



母からも、叔母からも、
「アレがない」
なるクレームは、ゼロ。



モノの価値って、
そんなモンなんだなぁ〜
そんなモンだから、
モノが好きだ。
価値のないところに、
価値を生むという感覚が、好き。



この10数年で、
モノが増えてる自分を、可愛く思う。
自分で、自分を、
当分、死にそうにないな、
と思えるのと、



やっぱり、モノが好きなんだな〜
どうでもいい、
使い道のない、
可愛いと思う空き箱とリボンが、
ドサッと出てきて、笑えた。



それにしても、
こうも、引っ越しに、遺品整理ばかり。
わたし、がんばった、がんばってる。








京都、御池新町角、
山田胡麻屋さんの、
マクロビオティックレストラン、
「ゴマクロ サロン」の、
真っ白ゴマカレーが、やたらと美味しい。
胡麻チャイティーも。
ゴマクロ、って、
ゴマとマクロビオティックを、かけてる?
かけてそうだ。
今まで、気づかなかった。。。