後遺症 | 今日もいちにち生きました

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2016年、直腸癌が再発。
治療の結果、一生の障害を負うことになりました。
2022年胃がん発覚。2023年咽頭がん発覚
3つの癌を抱える今。
以前の私とは生き方が変わりました。
がんと闘い、生き抜くことができた日々。
今日という日をつづります。

2016年8月に骨盤内全摘術を受けました。

その前に、放射線治療もしてましたので

後遺症があるだろうとはずいぶん言われたものです。

 

術後、出ました。

わけのわからない後遺症が。

 

40度の高熱、CRPも極度に高い。

一体、何が原因なのか。

 

病院でも特定できません。

 

やったのは抗生物質の多種投与。

数撃ちゃ当たるという考えです。

 

それでも安定しない。

 

結局、4ヶ月の長期入院になりました。

 

あれから2年近くが経ち

さすがに今は何が起きているかが概ね読めます。

 

私の抱えている後遺症は3つ。

 

1)腎盂腎炎。

  尿路感染から腎臓にまで菌が入り込み

  腎臓が腫れます。

  決まって、左側の腎臓。

  結構痛いんです。

  去年はこれで2度入院しました。

 

2)膿瘍。

  臓器を全部取っているので私の骨盤内は

  空洞です。

  ここに体液が溜まるんですね。

  そして膿化。これは痛い。

  今年の一月に手術で膿瘍を取り、体内洗浄と抗生剤で落ち着きました。

  体液は、今も毎日お尻から出ます。

  オムツで受け止めてますが、これは出した方がいいので、出ている間は安心です。

  ケアが大変ですが

 

3)腸閉塞。

  一般に腸閉塞は術後3ヶ月が危ない時期ですよね。

  でも私の場合は1年半も経ってから出ました。

  しかも2回。

  これがくると痛みのために何もできません。

  一刻も早く病院に飛び込むのみです。

 

とまあ、こんなリスクに囲まれた生活を送っているのですが

今朝朝の3時ごろ、いきなり腎臓が痛み出しました。

やばい。

このまま救急車か。

とりあえずオキノームをがぶ飲み。

抗生剤が余っていたのでそれを飲んで様子を見ていたら

朝までには回復しました。

 

今日は通常どおり出社しています。

けれども何もする気が起きません。

 

早退して帰りたい。

何もかも嫌になってきました。

 

いけませんね。

こうした心情。

私が一番避けたかったものです。

 

普段から大林信彦さんの話を繰り返し聴いたりして

いざという時へこたれない心が欲しかったんですが

簡単じゃなかった。

 

気持ちを上げたいです。