先週受けたCT検査の結果を聞いてきました。
結果は異常無し。
今回の検査では造影剤アレルギーが出たので
いや~な予感がしていたのですが、杞憂だったようです。
これで術後1年半は無事に過ごせました。
再発・転移は2年以内に起きる確率が高いそうなので
次回、半年後の検査まで乗り切れば、
根治への自信が高まります。
さて、今回はいつにも増して
主治医にいろいろ質問しました。
まずは何より私の足を引っ張っている
排便障害の件。
私は肛門から4センチの所から直腸を
バッサリ切除しています。
それによる後遺症がいつまで続くのか
改めて聞きました。
「2年ぐらいかけてゆっくり改善していくものですが
それ以降は、あまり期待できないかもしれません。」
と主治医。
加えて
「加齢によって、肛門の筋肉が弱まりますから
今後、厳しくなることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。」
相変わらず、私の主治医は淡々とした説明に終始します。
この物言いには私もすっかり慣れました。
主治医なりに
正直に言ってくれているのだと思います。
ついでにしつこく聞きました。
ずっと疑問に思っていたこと。
私「もう何度も検査を受けてるんですが、これは他のがんの発見にもつながりますか?」
主治医「いいえ、今行っているのはあくまでも大腸がんの再発・転移の検査です。」
私 「たまたま他の病の発見につながるようなことは?」
主治医「ありえません。
例えば胃がんや前立腺など他にがんがあった場合、それを見つけるのは無理です。」
私 「大腸がんに罹患したことで他のがんになるリスクは
増えてるんでしょうか?減ってるんでしょうか?」
主治医「他のがんにかかる確率は健常者と全く変わりませんよ。
ですから、健常者と同じく普通のがん検診やがんドックを受けることをお勧めします。」
なるほど。
大腸がんの経過観察で異常がないからといって
他のがんにかかっていないということにはならない。
健常者と同じく年齢なりの検診は受けなくちゃならない。
まあ、ごもっともです。
検診・検査。
55歳ともなれば義務として受け入れなければならないということなんでしょう。
それはともかくも、1年半めの「異常無し」
とりあえず無事通過です。
今夜は祝い酒かな。