スズメの子育て 6 ~卵5個確認!~
6月2日 巣材を運びこんでいる姿を確認。
6月12日 巣の仕上げ材(羽毛)を運び込んだのを確認。
この時、
スズメがシジュウカラと同様の子育てパターンだと想定すれば、
すでに1、2個は産卵している可能性があると予想しましたが、
本日、留守を見計らって巣の中を覗いてみました。
巣箱の前扉を開けて、
中を見てみると、
こんな状態です。
一見して、シジュウカラの巣より
巣材が太くて粗いのが分かります。
では、産卵場所はというと、
シジュウカラは羽毛使用のフカフカ巣材でしたが、
スズメは、
どちらかと言うとフェザー使用でずいぶんおおまか。
シジュウカラみたいな羽毛ベッドではありません。
これから見ても、
スズメの繁殖力というか、力強さが分かります。
その産卵場所は結構深くて
肉眼で見えるところには
卵を確認することはできませんでした。
まだ卵は産んでない、と
この時はこれで納得して扉を閉めましたが、
部屋で改めて仕上げ材搬入から日数加算してみても、
そして、
スズメの出入りの時間間隔などから判断しても、
どうしても今は抱卵時期でなければおかしいことになり、
改めて脚立を持ち出し、中を精査して見ました。
しかし、肉眼ではどうしても見えません。
そこで、
またミラーの登場です。
巣の真上に小型ミラーをかかげ
中の様子を探ったところ、
卵がありました!ありました!
確認できるだけで5個の卵。
茶色でまだら模様の卵です。
身近な鳥なのに、初めて見ました。
おそらく
12日には1、2個産卵していた可能性があり、
それから計算すると、
早ければ6月25日頃孵化し、
エサ運びが始まってしばらく子育て、
早くて7月5日頃巣立ち、という予定が立ちます。
予定が立てば観察はうんとやりやすくなりますので、
また折に触れてみなさんに報告したいと思います。
だから、時期を見ながら時々覗いてみて下さい。
これまでの観察で気づいた、
スズメとシジュウカラとの決定的な違いが一つあります。
それは、シジュウカラは扉を開けられても抱卵の姿勢を崩さず、
決して逃げ出すことはしませんでしたが、
スズメは、
卵を抱いていても、
居間の窓を開け、ヒトが外に出てくる気配を感じたら
いち早く反応して巣箱から飛び出し、
逃げ去ってしまいます。
シジュウカラとスズメとは、
ヒトに対する信頼度が、
ずいぶんと違うことに気づきます。
取り急ぎ 卵確認 のお知らせでした。
花を引き立てる花器の数々(続編)
昨日は、花器の数々
陶芸のプロの作品をご紹介しましたが、
今日は図々しくも、
自分の作品を3点アップさせていただきました。
その師匠のおっしゃるには、
作品の良さは決して画一的・普遍的なものではなく、
良い、と言ってくれる人が一人でもいれば、
それで充分良い作品なのです、ということです。
何となく優しい解釈で、おだてあげられているようですが、
でも都合のよいことにはすぐに納得して
公開を決断しました。
次の三点は、
二日間かけて作り上げました。
作品名「松竹梅3点セット」
まずは「松」
裾のところに松のデザインを入れてあるのですが、
あまり目立ちません。
この時の指導要点。
「作品へデザインを彫り込む場合は、
絵画的ではなく、
思いっきり立体的に深く大きく掘った方が良い」
釉薬がのって、
その色の濃さでデザインを浮き立たせるためには、
確かにおっしゃる通りです。
次は「竹」
これは、
竹のデザインはさておき、
見れば竹と分かる形なので、
ちょっとした自信作。
節のところの枝を
切り取った跡まで表現して、
誰が見ても竹。
上部は
手桶のイメージ。
横に通した小さな竹の持ち手が、
カラカラと動くようにできるはずでしたが、
釉薬で一体化してしまった。
素人考えの甘さでした。
そして最後は「梅」
丸い5弁の花で、
かろうじて梅かな、と分かる程度のデザインですが、
この花器はその形にこだわりました。
どこに?
底が●で、上が■。
丸から段々四角になっていきます。
まあ、たったそれだけのことですが、
工業的製品や売り物に、
このような変化の物は見かけませんので、
作者の自己満足。
この作品の一番の良さは、
素人作品に多い肉厚の作品のため
重さがあって、
少々の花を押し詰めてもびくともしない安定感にあります。
ところが、驚くなかれ!
我が師匠は、
その素人作品を、釉薬のかけ方で面白い顔に仕上げてくれました。
それがこの写真。
これは3点セットの裏側の顔です。
きっとこれをご覧になったブログの読者も、
裏側の方がいい感じ、だと判断されたと思います。
正直言って、
作者の私も、
表より裏側が渋みがあって好きなのです。
全く憎いことをされることよ。
されど、プロの感性に脱帽!
ついでにサインを入れてもらえば良かった。
そうしたら凄い値が付いたのに・・・・。
ちなみに、
毎年泊まりがけで行っているこの陶芸指導、
作り上げた駄作は
茶碗、皿、ぐい飲み、香炉など相当数に上りますので、
また折々紹介させていただきます。
花を引き立てる花器の数々
さて、
バラも気候が暑くなってくると一段落。
そこで今日は、
そのバラの引き立て役で影の大黒柱、
数々の花器に
今こそ表舞台に登場してもらおう。
これらも、
一つ一つのバラに劣らず、
思い入れのあるものばかりである。
さりげなくテーブルに置かれた三角錐の花器。
真っ赤なカクテルをたくさん活けても、
決してバラに負けず、
以前我が家にご夫婦でお出でいただいた、
日展審査員の某大物陶芸家の作品である。
これがその単体。
陶磁器でこの赤色を出させたら
この先生の右に出る者は今の日本にはいないというほどの腕前。
この赤は、単純に釉薬だけで出ているのではなく、
大量の純金が含まれていればこそ出る赤である。
下の玉は
その代表作品のある部分。
純金を含んで輝く
赤の美しさがお分かりになっていただけると思う。
次はこれ。
お手洗いの棚に飾るのは、
誠に失礼にあたるかも知れないが、
製作者にはお許しを頂いて置かせてもらっている。
白磁や青磁ほど冷たくない
人肌のぬくもりを感じさせる温かみのある花器。
かわいい卵型の小さな花器。
これは、
赤い作品を製作する
前述した日展審査員の奥様の作品である。
次の、
猫の隣の花器も
同じく奥様の作品。
隣の白い猫の色と
ちょっと白の色が違うのをお分かりいただけるだろうか。
花は、
どこに置いても美しいが、
その美しさに合う花器があれば
さらに良く似合う。
花にも花器にも、
思い入れがあれば尚更である。
ところで、
赤い作品を制作される旦那様の
その奥様が、
白い作品を制作されるのは
なにか理由があるのかもしれないが、
ご夫婦の問題ゆえ
立ちいってお伺いしたことはない。
でも、ちょっと聞いてみたい気がするのは
私だけではあるまい。
さて、最後に
その赤い作品を差し置いて
ドンと真ん中に登場しているのは
灰釉のかかった作品。
これは
そのご夫婦を陶芸の師として
その工房で製作した私の作品なので、
師の作品と同じブログでは
恐れ多くて論じられない。
だから一連の花器とともに
説明は次回に譲りたい。
またお出でいただければ
これに勝る幸せはない。
薔薇 18 ~華麗なる世界・苛酷な雨~
本日関東地方も梅雨入りとか。
朝からシトシト降る雨は、
満開状態のバラにはことのほか重く、
己自身を支えきれずに首を垂れる。
稲の穂が首を垂れるのは豊作の証し。
でも、気品で持つ薔薇には似合わない。
だから、そんな状態の薔薇をそのままにしておくに忍びず、
一気に切り花にしてやりました。
開ききっているため、
全員集合するとボリューム満点でこんなに賑やか。
でも、開ききっても薔薇は薔薇
バケツでは似合わない。
たくさん入れても倒れないようなどっしりした花瓶に活けてやりました。
クリスタルの花瓶が霞むのも、
花が薔薇なればこそ。
入りきらない他の薔薇は、
小さな花瓶で部屋のあちこち。
雨で湿っぽくなりそうな雰囲気の部屋が、
一気に明るくなりました。
外は今日が梅雨入り、
部屋はあっという間に梅雨明けムード。
ちょっと贅沢な感じをたっぷりと味わっています。
スズメの子育て 5 ~一番子の子供達~
軒下の巣箱は、
いま、スズメが巣作りの最終段階ですが、
我が家の観察装置は、
雨が降ると
ワイパーが付いていないため役に立ちません。
だから今日は、
よその子の観察。
どこかの巣から巣立った一番子の子供たちが、
撒いてある粟を目当てに、
我が家の庭に親子で食事に来ます。
スズメは、
観察する限り、
シジュウカラと違った生活習慣があります。
それは濡れることを嫌い、
雨の日はあまり行動しないということです。
一般的な鳥たちは、
尻尾の付け根辺りにある皮脂腺から出る油を
くちばしで取って、
丹念に羽の一枚一枚にしっかりと塗りつける(羽づくろいをする)ため、
雨が降ってもその油で雨をはじき、羽は一切濡れません。
大雨の中を平気で飛べるのはそのためです。
そのような鳥たちは、
古い脂粉を取るために丹念に水浴びをします。
ところがスズメは、
水浴びではなく砂浴びをするのです。
これは鶏などと一緒ですが、
そのため、雨には弱いところがあります。
だから、雨の日はほとんど行動をしませんが、
でも、巣立ったばかりの雛がいると話は別です。
雛はいつでもお腹をすかしているため、
餌を取ってやらなければいけません。
雨の日でも、食事のためには外出を余儀なくされます。
今頃の季節だと、
だから親子連れが多くなります。
一家族で数匹は巣立ちをし、
カラスの餌食にならず生き延びていれば、
このように数匹を引き連れてえさ場へやってきます。
親は、
あちらでぴーぴー、こちらでピーピーと鳴く雛に、
餌を取って口移しにやりながら、
一緒にエサの取り方を教えます。
手間はかかるが、
かわいい時期です。
人なら、二三歳の
一番かわいい盛りでしょうか。
見ていてほほえましい光景が展開されます。
そのスズメの子供が
シジュウカラの子供とニアミス。
そして、そのそばに
何とシジュウカラの親子。
虫の取り方などはすでに教えたのでしょうか。
親鳥は足のところをつついています。
この姿は、
ヒマワリの種を足でつかみ、
くちばしで殻を割っている姿です。
きっと、種の割り方を教えてやっているのでしょうね。
この親子が、
梅の木の巣箱から巣立っていった親子かどうかは分かりませんが、
二羽しか連れていないところを見ると、
他の子供はすでに独立したか、
あるいは悲しい運命を背負ってしまったか。
自然の中で生き延びるということは、
並大抵のことではなさそうで、
このような親子を見ると、
その背景が見えてきて、
いろいろと教えられます。
人は本当に恵まれているのに、
なぜ、
生きるということや、
育てるということに
かくも甘いのでしょうか。
命がけで子育てをする小鳥たちを
見習って欲しいものである。

























