Totoronの花鳥風月 -437ページ目

モッコウバラの襲来 ~家を丸呑みしそうな勢い~


武蔵野には


自然がいっぱい。



そんな自然の中にいると、


敢えて自分の家を花で飾らなくても


充分花々を観賞できるのだが、


でも、


自然の中に身を置いて


自然大好き人間になると、


やはり


自分の家も自然いっぱいにしたくなるのが


人情でしょうか。





バラに先駆けて


黄色いモッコウバラが満開。


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コーナーミラーには、


こちらへ来る車も映っているが


ほとんど画面はモッコウバラ。







その角を曲がると


こんな状態。



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「うわぁ~っ!」


いかにも家を包み込まんばかりに


壁を這い上っている。




これがたったの二株。




よくもこれだけ成長したもの。




普通は


垣根であったり、


庭先でこんもりだったり、


玄関の柱にふんわりだったりしているのだが、


これはもう


地中から湧いたインベーダー。





これが薔薇?




確認のためアップで撮ったら、


やっぱりバラの花ですね~。




どちらかというと


イングリッシュローズ。




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奇麗な集合体です。




この集合体が


また集合しているのだから、


すさまじいいばかりの多さ。






その株元には


こんなに奇麗な花が


いろいろ咲いているのに、


気を付けて見ているのは、


きっと私だけ。



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白い小さな花。




この花だって集合して咲き、


自分の美をアピールしているはずなんだけど、


いかんせん


敵の数が多すぎる。




虫は


こっちの方が好きなんですが。








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青い花だって、全員集合。


でもここでは


悲しいけれど目立たない。






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この花だって同じ運命。





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この花などは、


「北海道だったら、みんな大事にしてくれるのだけどな~」、と


嘆いているかもしれない。






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一人で咲いて、


実をつけたら集合体になるのだが、


花の時は1輪だけポツンと淋しそう。





もう一度モッコウバラの集合体の写真に戻ってみてください。





これらの花が


その裾模様にあるなんて、


皆さんも気付かなかったと思います。





そんな視線にさせてしまう、


モッコウバラ襲来の様子でした。

カラスの子供達 ~もうすぐ大空へ~


ここは


私がよく利用する


JR国立駅北口。




そこに


大きなビルと


高さを競っている一本の木がある。




過日、春の芽吹き時を前に、


枝の剪定が行われたが、


その時に


その木でカラスの巣が発見された。




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剪定前は枝で覆われていたので、


巣の存在は知られていなかった。




でも、優しい住民達と職人さんは、


その巣を残して剪定した。




その巣で、


今、カラスの子供達が


巣立ちの瞬間を待っている。






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枝を落としたので、


巣が丸見えになり、


下からも良く見えるのだが、


カラスは気にせずヒナを育て続けた。





この大きさから判断すると、


巣立つのは、


きっと


あと、一日か二日のことだろう。





一羽が


大きく羽を広げて、


何度も何度も


羽ばたきの練習をする。


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もう完全に生えそろい、


おそらく簡単に飛べるだろうが、


周りに危険がない以上、


親は焦って子供達を巣立たせようとはしない。




ここらは、


小鳥のスズメやシジューカラとは


ちょっと違う。




もう一羽も


同じように羽ばたきの練習。

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鳥たちは、


訓練もせずいきなり巣立ちして、


ちゃんと飛べる筋肉を付けているのだから、


人から見ると


驚くべき能力である。




何と言っても、


人は


ヨチヨチ歩くだけでも1年かかる。







親が来て、


今日はまだ駄目よと


きっとたしなめているのであろう。





この写真撮影の時間が


5月6日 17時43分。


もうすぐ暗くなる時間。





どんな鳥でも、


こんな時間に巣立ちさせることはない。



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この3羽の中の1羽は親鳥ですが、


それはどれかお分かりでしょうか。





鳥に付いて詳しい人は


きっとすぐにお分かりだと思いますが、


真ん中にいるのが親鳥。




両脇で、


同じように首をすくめているのが子供達。





やはり親鳥は


警戒を怠らないし、


いつでも行動の起こせる姿勢を崩さない。





体の大きさは、


ほとんど親と同じ大きさになっているのに、


気持ちでは


まだまだ親には及ばない。




夕暮れの中に


黒い影しか見えないカラスの親子。


あと1日2日で巣立ちである。





国立駅北口からの情報でした。





お断り。


小鳥愛好家の間では、


巣のある場所をブログで公開すると、


写真家が殺到したり、


心ない人が来て


いたずらしたりするため、


オープンにすることは


暗黙の禁止事項になっているのかもわかりませんが、


このカラスは


みんなに知られており、


みんなが見守っている巣ですので、


御心配には及ばないことを追記しておきます。






興味があったら、


是非巣立ちの瞬間を


そっと見に来てみてください。




しかし、


その時


まだいるかどうかは


カラスに問い合わせてみないと


保証の限りではありません。




問い合わせは直接どうぞ。











夏の花の芽ぶき ~ジュエル活動開始~



いよいよ、


夏の花の芽ぶきが始まった。




我が家のメインの花


「ジュエル」。




紫の一重大輪の松葉ボタンが、


小さな小さな芽を吹き始めた。




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赤い芽で、


土の色といくらも変わらないので、


よくよく注意しないと分からない。






気付くのが遅れると、


いつの間にか


こんな大きさになっている。



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タネの蒔かれているところの水分が、


充分にあれば早くなるが、


乾燥気味にすると


今でも芽は出て来ない。




そんな微妙なケシ粒ほどのタネである。






ほとんど1年草として扱われるが、


プランターに植えてあるものを


大事に軒下で管理すれば、


立派に冬を越し、


伸び始めると


タネからのものとは段違いに


成長のスピードが速い。





今の時期で


こんなに差が出る。


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このような株は、


根が深く太く地中に入っているので、


成長の勢いがよく、


一株で


半径30cmくらいの広さにはびこり、


一面を花の絨毯にする。





いずれその時にはまたアップしましょう。




動き出したのは


ジュエルだけではない。




小さな苗で冬を越した


ダールベルグデージー。




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小さな菊の花。





隣に咲くのは


白花サクラソウ。





その一輪の花と


大きさはいくらも変わらない。




これから続々咲きそうな勢いである。



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拡大すると、


やっぱり立派な菊の花。





日本では


菊と言えばイメージが


葬式の花になってしまっているが、


こんなにかわいい菊の花もある。







ところで、


庭に一輪、


とてもガンバリ屋がいた。






昨年のこぼれ種から芽を出し、


立派な花を咲かせたビオラ。



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周りの草の中に混ざって、


自分を立派に主張している。





1輪だけど、


1輪ゆえの美しさ。





自然は、


人のためではない、


己の運命のままに成長する生命体がたくさんある。






見る人のために咲いているのではないだろうこの花も、


その心を読んで見ると、


1輪でも美しい。






他人のためではなく、


自分のために精一杯生きる事が、


周りを喜ばせることになる。






こんな真理が、


この宇宙には必ずある。






あなたは、


その宇宙の真理の中で


しっかりと生きていますか。


カマキリの赤ちゃん誕生 ~JKT48 X 5~



「続々と・・・」、


そんな表現がぴったりの


カマキリの赤ちゃん誕生の瞬間を、


ゆっくりご覧ください。





我が家の鉢植えのジャカランタに


カマキリが産卵したのは


昨年11月15日。





その様子は


「カマキリの産卵 ~次世代に懸ける命~」  で


ご覧頂いた。





その卵から、


今日、


赤ちゃんが続々誕生である。



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庭に出て、


時々見ていたこの卵。




うじゃうじゃしているので、


「何だ?」


と瞬間状況がつかめなかったが、


よく見ると


うじゃうじゃしているのは


カマキリの赤ちゃん。




「うわ~っ!赤ちゃん誕生だ~!」




びっくりしてカメラを取りに行く。




見ている間に、


どんどん数が増えてくる。



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人と同じ肌色をしていて、


ちっちゃくってこんなにかわいい。






産まれた時には、


何匹もぶら下がって塊りになり、


元気が出た順に


上によじ登っていく。



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クモでもないのに、


産まれてすぐ、


下に落下しないように、


お腹が糸でつながっている。





拡大しますので、


よく見て下さい。

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この糸は、


産まれた時だけ持っている能力なのだろうな、きっと。






次の3枚は、


中から出てくる瞬間を


連続で写したものです。



体半分出かかっている中心のカマキリにご注目下さい。



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よいしょっ!っと。




もうちょっとだ、頑張れ!

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もうお尻を残すだけ。





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出た~!





こうやって


次から次に誕生し、


枝は赤ちゃんで一杯になります。





卵は200個から300個入っているらしいので、


最終的にはそれくらいの数が産まれるのだろうが、


生き残る率は


相当低いのでしょうね。





だって、こんなに小さいのだから、


一匹のスズメにでも見つかったら、


仲間が飛んできて全滅するしかない。



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カタバミの葉っぱと同じくらいの大きさ、というか小ささ。




これじゃ、


小さい頃から蟷螂の斧を持っていても、


抵抗のしようがない。




あちこちに散らばって


分散するしか生き残る方法はない。



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だから、我が家では、


スズメやシジューカラがこれに気付かないように、


スズメ用には剥きアワを、


シジュウカラにはヒマワリの種を、


たっぷりと離れた場所に撒いてやり、


カマキリの赤ちゃんが、


近くの木々に移っていくのを


しばらく見守ってやった。






さて、


小さい赤ちゃんだが、


アップにすると、


何かしら芸能人みたいに見えませんか。




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妙にサングラスがよく似合う。





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横浜銀バエみたいな歌を歌い出しそう。





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こちらはトリオ。


何か、カマキリ語で歌っている。






最後は


JKT48 (ジャカランタ48)

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たくさん生き残って、


また夏には


大きくなった姿を見せてほしいものです。



渓流釣りのこだわり ~芸術的なランディングネット~


小さい頃の故郷の我が家は、


玄関から10mも走れば目の前は海で、


学校から帰ると、


かばんを置いて


パンツ1枚になり、


走りだして、そのまま海へドボン!



泳ぎ出したら、


約2時間は陸に上がらない。



そんな生活をしていたので、


釣りと言えば当然海釣り。




鯛やヒラメなどの底魚や、


ブリやカツオ、シイラなどの表層魚まで、


何でも釣っていたので、


釣りには少々自信があった。




長じて


巡り合った友に、


ある時


渓流釣りに連れて行ってもらった。




海釣り専門の私には、


小さな川で、10cmや15cmくらいの


言ってみればイワシクラスの魚など、


真剣に釣っていられない。




それも、


水深30cmや1mでは、


私にしてみれば


釣り堀の魚と変わらない。



そんな感じで釣っていたのだが、


待てど暮らせど、


これが全く釣れない。



そんな私のそばで、


その友はもう何匹も釣っている。



でも、魚が小さいので、


あんまりうらやましさは感じない。



それで初めての渓流釣りは終わった。





その釣りでは


なんの収穫もなかったが、


しかし、


この経験がなかったら、


この芸術的な渓流釣りの作品に


巡り合うこともなかっただろう。





魚を掬う網。


海釣りでいえば「タモ」。


でも、


渓流釣りではタモとは言わずに


「ランディング ネット」というらしい。




洒落ているのは


言葉だけではない。



ブログで、


手作りのこの網を見た時に、


私はすぐに決断した。



これを手に入れよう。



渓流釣りは


あれ以来していないので、


使うためではない。


私の趣味に


ぴったりと一致したのである。




その芸術的な精巧さ。


これはもう、


実用品というより


芸術品だ。





前置きが長くなったが、


入手したので


早速皆さんにご紹介したい。






渓流釣り用ランディングネット。


私のブログに来ていただく


muneさんの手作りである



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海釣り用のタモは、


大体枠が太い針金で、


手元の棒は大体グラスファイバー。




ところがこれは


すべて木製。


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中央木質部は


木目模様も鮮やかな紅白花梨バール材。



このような変則的な木目を持つからには、


きっと貴重な、


根もとの部分のコブの辺りかもしれない。

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その花梨材を囲むように


外側には、


薄い板状の4種類の木材が使われている。




アップにしてみよう。



内側から、


黒色、白色、黄土色、茶色の


4種類の木材が使われているのが


お分かりだと思う。





握りの


スタート地点をご覧ください。


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ここは、


はっきりと木材が確認できます。




内側から順に説明すると、


黒色は 縞黒檀


白色は 栃縮み


黄土色は ウォールナット


茶色は 花梨タイガー




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この、外側にあわされた4枚の木材と、


そして


さらに内側に合わされた2枚の木材。


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縞黒檀 


栃縮み が、


握りの部分から伸びたところで合体し、


全6枚の薄い木材で、


ネットの枠ができている。




薄い木材の


端材をご覧にいれると


次のようなものだが、


これを高圧で圧着して


強力な枠ができている。


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このような薄い木材である。




枠を湾曲させるためには、


厚い木材は曲げに弱いので、


曲げられるように


薄い木材を用いるが、


そのままだと


薄すぎて


ねじれに弱くなるので、


それを何枚も重ねて強くする。





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黒檀などの固くて強い木材と、


ウォールナットや栃縮みなどの


比較的やわらかくて折れにくい木材を


4種類も組み合わせ、


丈夫で


かつ


柔軟性に富んだ枠を作り上げる。






使用してあるネットは、


手編みで、


糸継ぎ無しの状態で枠にセットされ、


外側の糸の摺れを防ぐために、


枠には糸がしまいこまれる深さの溝が丁寧に掘られている。





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作者の細かな気遣いが感じられる


暖かい作品である。





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網は枠の中央部分にセットされているので、


このネットに表裏はない。



右手で持っても、


左手で持っても、


それぞれの木目模様が美しい。



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握りの中央部分と


枠になる木材の組み合わせ部分を、


最終的に一体化させるために成型し、


その上から、


サンディングシーラ-を、


ムラが出ないように薄く、


そして繰り返しかけて、


丁寧に磨きあげ、


最後に硬質ウレタンニスをかけて、


完成したのが


このランディングネットである。




サンディングシーラーは、


非常に浸透性がよく、


枠の網をセットする小さな穴の中や、


木質部にきっちりと入り込んでいるので、


水からネットを完全に守ってくれる。




このようなランディングネットが、


これを本職とする人ではなく、


渓流釣りを趣味とする人が


手作りで作っている、というのだから驚く。





彼の作品は


彼が開設しているホームページ  に詳しいので、


興味のある方は


是非覗いてみてください。





この作者のこれからを考えると、


私は非常に貴重なネットを


幸運な巡り合わせで入手できたのかもしれない。







芸術品とも言えるような、


渓流釣り専用の


ランディングネットのお話でした。