遠く富士を望む ~黄金色に包まれる霊峰~
富士山は
さすが日本一の山である。
私の住んでいる
武蔵野からもはっきりと見える。
良く使う
JR国立駅のホームから見た
夕暮れの富士山。
南西の方向に
直線距離にして
約75km。
スカイツリーが
どんなに世界一の高さを誇っても、
やはり日本一の富士にはかなわない。
都内からも
いろいろなところから見えていたのだが、、
ビル群が立ち並び、
今では見えるところが少なくなってきた。
先日は
富士見坂の名のついたところで、
唯一見える場所から、
ダイヤモンド富士の様子が新聞にも載ったが、
それも
前方にビルが立つので、
今年限りで見えなくなるという。
都内から、
富士が見えなくなってきているというのは、
あくまでも地上からであり、
高層ビルの屋上からは
どこからでも見えるはずだが、
ビルは私有物であるため、
だれでも立ち入るという訳にはいかない。
言ってみれば、
富士の景観がどんどん私物化されて、
みんなの山ではなくなってきているのが
さびしい。
夕日に
黄金色に輝く富士の景色。
貴重な
国立駅ホームからの景色だが、
残念ながら
見る人は少ない。
線路の音を響かせて、
電車がホームに入ってくる。
夕暮れの
金色に輝く富士を、
何の感情もなく遮って、
現実が迫る。
電車の窓の向こうに見える、
金色の切れ端が
得も言われぬ夕景なのだが、
現実は猛烈な勢いで迫ってきて、
人のロマンなど
跡形もなくかき消す。
一つの区切りではあった。
家路を急ぐ。
ドラゴンロードにドラゴンが来た! ~大きくなったら龍になれ~
久しぶりに、
我が家の庭に話題を戻します。
いつも見ていただいている
「ドラゴンロード」。
称して
「青龍の道」
今の状態ですが、
まだまだ青さを保っています。
そのドラゴンロードに
小さなドラゴンが現れた!
可愛い可愛いドラゴンです。
日本では、
総称してトカゲと呼ぶところも多いですが、
正確には
「カナヘビ」。
でも、
ドラゴンと言えば言えなくもない。
ちなみに、
トカゲとはこれ。
トカゲとカナヘビは、
似て非なるもの。
カナヘビは、
比較的人に好かれるが、
トカゲは
ほとんどの人が嫌っている。
同じような生き物なのに、
なぜか。
それはこの
体のヌメリというかテカリというか、
一見どぎつい色と輝きによる。
ワビ・サビの好きな日本人の
好みには合わないらしい。
手のひらの上に乗ってもらった。
カナヘビは
逃げるのをあきらめたら、
こうやって手のひらにも乗ってくれるが、
トカゲはこうはいかない。
しっぽを切ってでも逃げようとする。
顔をアップでご覧いただこう。
かわいらしい目をしてると思いませんか。
ヘビと違って、
カナヘビは瞬きをするから可愛い。
だけど、
なぜカナヘビと呼ばれるのかは
定かではないが、
カナヘビの舌は
ヘビと同じように先端が2つにさけているため、
ヘビのようだから、
カナヘビと呼ばれているのかもしれない。
ちなみに
トカゲの舌は裂けていない。
同じ目をしているのですが、
少し気味悪いと感じる人が多い。
それは、
頭はここまで、という
頭の存在感が薄く、
一本調子の太さでお腹に続く流れになっているため、
ミミズやヘビなどと同じように、
気持ち悪がられるのではないかと思う。
同じヘビでも、
コブラやマムシなどの毒蛇は、
頭の存在がはっきりしているので、
姿かたちが気持ち悪いのではなく、
嫌われるのは
毒を持っている恐ろしい生き物だからである。
ゴキブリが
昆虫なのに嫌われるのは、
頭の存在が
あるかないか分からないし、
更にあのヌメリというかテカリというか、
妙な輝きを持っているからである。
クワガタや
カブトムシなどが、
同じ茶色の昆虫なのに、
だれにも嫌われないのは、
頭部、胸部、腹部がはっきりしていることと、
それに妙なテカリがないからだと思う。
それはさておき、
我が家のドラゴンロードに、
今日は小さなドラゴンが現れた。
大きくなって龍になり、
我が家の庭から
天に昇ってくれればと思う。
何か良いことありそうな、
小さなドラゴン出現の話でした。
ブルーインパルスがやってきた 5(最終) ~ちょっとだけの写真展~
ブルーインパルスを
初めて写真に撮りましたが、
持っているカメラが数万円のデジカメで、
そしてカメラマンがど素人ときているから、
ピントがドンピシャあった写真など
1枚もありませんが、
雰囲気の出ている写真は
幾らかあったと思います。
それを
自分で勝手に判断して、
ここに掲載します。
1600x1200の大きさでアップしますが、
ブログがどこまの大きさを受け付けてくれるのか分かりません。
不明のまま載せますが、
写真の所有権など全く言わない
自由な写真ですので、
もしよろしかったら
好きなようにご利用ください。
T-4 猛烈な捻り技
F-2
ダイヤモンド
ピラミッド
急降下
ピラミッドで、目の前を
F-15 のナイフエッジ
1秒間に10枚のシャッターを切り、
その中から、等間隔に5枚をとりだし
1枚の背景に張り付けたものです。
5回にわたるブルーインパルスに
お付き合いいただきありがとうございました。
写真は
よろしかったら自由にお使いください。
Totoron
ブルーインパルスがやってきた 4 ~命がけの妙技~
ブルーインパルス、
今回は
さりげなく飛んではいるが、
見る人には分からない
ある意味、命がけの妙技をご披露しましょう。
背面飛行。
パイロットが
さかさまになって飛ぶこの技術は、
上下が逆転しているだけで、
飛行機自体を上下左右に操る基本は、
正常飛行時と
そんなに変わることはない。
簡単に言うと、
上下は
主翼のフラップで行い(逆さの時は逆操作になるが)、
左右は
垂直尾翼の方向舵で行う。
難しいのはこの飛行。
「ナイフエッジ」
特にナイフエッジと名付けられているだけあって、
見た目よりも非常に難しく、
危険な技である。
簡単に説明しましょう。
正常飛行の時は、
飛行機には
飛行機自体の重さで下に落ちようとする重力が働き、
それを
主翼のフラップで上に上がろうとする揚力を発生させ、
重力と揚力がプラスマイナスゼロの時に
水平飛行がおこなわれ、
揚力を強くすると上昇し、
弱くすると下降することになるのだが、
横向きで飛んでいる時には、
その揚力発生を
横を向いている主翼のフラップでは
行えなくなるのをご理解いただけるのではないでしょうか。
横向きの時には、
フラップの操作では進行方向に対して
左右の動きしか出せなくなる。
では、
どうやって何トンもあるこの重たい機体を
重力に逆らって浮かせるかというと、
そこでパイロットの微妙は操縦技術が生きてくるのである。
そのまま
ただ横向きに飛ぶと、
揚力が発生しないので、
当然機体は下に落ちることになる。
スピードが出れば出るほど、
重力は直進エネルギーに変化して、
下向きエネルギーは小さくなるが、
それでも落ちることに変わりはない。
それを防ぐためには、
主翼の揚力による上昇の代わりに、
尾翼の方向舵により、
飛行機を上の方に向かわせようとする力を発生させ、
重力とのバランスをとるのである。
だから、
ナイフエッジは
飛行機が低速になればなるほど、
飛行機の機首が上を向いた姿勢になり、
周りから見ると、
機体がちょっと上を向いて斜めになったまま
地上に対して水平に飛行することになる。
お分かりいただけただろうか。
このように
ナイフエッジは細かな飛行技術が必要で、
危険な技なのである。
ナイフエッジという言葉には、
言って見ると
飛行機の主翼で
大地を、
あるいは
大気を切り裂く、というような程度の
意味が込められているかもしれない。
さて、
次の危険技。
何が危険かといって、
こんな危険な技はない。
正常飛行で直進。
それだけなら何と言うということはないのだが、
次の瞬間を見れば驚く。
対向してくる僚機と
このわずかな距離で交錯。
上下、左右ともに、
飛行機としては異常接近とも言える距離で交錯する。
「オポジットコンティニュアスロール」
と言われる業だが
聞いてもピンとこない。
自分の飛んでいる位置を
計器で確認しながら飛んではいるのだが、
数mもない誤差で、
一歩間違えれば接触し、
2機とも墜落の憂き目に合う。
そして
この高度での接触・墜落は
脱出装置が使えないので、
パイロットの命が確実に失われる。
さりげなく行っている業ではあるが、
それ程の難易度があり、
そして危険な技である。
観客は、
一体どれくらいの人が
この技術を理解しているか分からないが、
交錯した時の
「すご~~い!」、の歓声だけでは、
なかなか読みとれない。
2機が
高高度に急上昇。
ある地点で左右に分かれ、
そのままの曲線を描きながら急降下。
そして
最下部で交差。
大空に
ハート形を描いたら、
もう1機が
そのハートに
矢を貫く。
この後
ハートの向こう側から、
貫いた矢の先端が見えるように描いてくれるのだが、
写真をとり損ないました。
心憎いばかりの演技。
名付けて
「バーティカルキューピッド」。
今度は
5機編隊が一気に急上昇。
今度はそれぞれ、
5方向に分かれる。
きっと奇麗な名前が付いているのだろうが、
筆者はこの技の名前を知らないので、
仮に名付けよう。
「上向きアサガオ」。
この下向きの技は、
滝の水の落ちる様を表現して、
「レインフォール」 と呼ばれるのだが、
上向きはまさか、
レインではあるまい。
(ご存知の方は教えてください)
ブルーインパルスの飛行も
随分長くなりました。
この辺りで帰還。
お疲れさまでした。
パイロットの顔が見える感じです。
首座と副座に
それぞれが乗り、
二人のコンビで飛ばしています。
T-4 国産ジェット練習機。
以前はT-2に乗っていたのですが、
機体もだんだん改良を加えられ、
進化してきています。
今回のブルーインパルスのブログでは、
戦闘機の種類は余り出て来ませんでしたが、
飛行機に
F-15とか
T-4とか付けられている記号には決まりがあり、
その記号を見ると、
その飛行機がどのような役目を持っているのか
すぐに分かるようにしてあります。
以前の横田基地ブログで
詳細は書きましたので、
今回は必要な分だけ最後に記しておきます。
A:攻撃機 (Attack) 対戦車ミサイルなどを配備して、空対地。
B:爆撃機 (Bomber) 爆弾を積んで地上を攻撃、空対地。
C:輸送機 (Cargo)
F:戦闘機 (Fighter) 爆撃機などを敵戦闘機から守る空対空。
P:哨戒機 (Patrol) 海上を哨戒(パトロール)する機体を示す。
R:偵察機 (Reconnaissance)
S:対潜機 (anti-Submarine warfare)
T:練習機 (Training)
これでブルーインパルスの報告を終わりますが、
次回を最後に、
今まで出て来た写真を
壁紙に出来るくらいの大きさで掲載しますので、
よろしかったら自由にご利用ください。
ブルーインパルスに
長い間お付き合いいただき、
ありがとうございました。
ブルーインパルスがやってきた 3 ~編隊飛行の美~
日本が世界に誇る
「ブルーインパルス」。
いよいよ
究極の編隊飛行に入ります。
飛行隊形
「ダイヤモンド」
4機でダイヤを形作ります。
翼が接するほどの接近もあり、
パイロット同士の強い信頼があればこそ
できる隊形です。
そのダイヤモンドのまま
急上昇。
うすぐもの中に入ると
姿がかすみます。
「ライト・エシュロン」
編隊長機を先頭に
右側に斜めに並びます。
左側に並べば
「レフト・エシュロン」
左右同位置に僚機がいないので、
次の変化がしやすい隊形です。
5機による
ライト・エシュロンの隊形で
急上昇しながら、
2番機と4番機が定位置を離脱。
隊形を変化させます。
2番機は、
編隊長機のすぐ斜め後ろに回り込み、
4番機は
その2番機の更に斜め後ろに回り込みます。
2番機の
運動量が一番多いことにお気づきでしょうが、
移動距離は長くても、
スピードで調整して、
時間だけはぴったり合わせ
傘型隊形を
すかさず作ります。
一見
いとも簡単にこなしていますが、
2番機と4番機は、
微妙な速度調整をして
形を保っています。
傘型隊形になりました。
この隊形が完成すると、
2番機から5番機は
グンと編隊長機に接近し、
最終飛行隊形を作ります。
これが 「デルタ」。
美しい編隊飛行隊形の完成。
さて
その5機が
観客のすぐ頭上をかけぬけて、
ある地点でデルタを作り上空を目指します。
デルタの隊形を保ったまま、
青空の中へ吸い込まれていきます。
更に上昇し、
高い高い雲の中へ。
はるか雲の上の方で、
そのままUターンして、
今度は一気に急降下。
上昇の時のGも凄いが
急降下に入った時の
浮遊感がまたすごい。
見ている方は
体に何の変化も感じないが、
パイロットは
短い時間に
プラスのGとマイナスのGを体に受けて、
それでも冷静に編隊を保ちます。
世界に誇る
ブルーインパルスのパイロットならではの技が、
青空にきらりと光ります。
こちらは
デルタの中にもう1機。
この形は、
「ピラミッド」
編隊長機の真後ろの機は
同じ高度だと
編隊長機のジェットエンジンの噴射流と超高熱をまともに受けて
とても無事に飛ぶことはできないので、
編隊が崩れない程度に
ここにも、
見た目には分からない
高度なテクニックが生かされています。
そのピラミッド隊形のまま急上昇。
最高点で宙返りをして、
一気に急降下に移ります。
迫力満点。
パイロットには
地上が見る見る近くなって、
激突するような錯覚に陥るでしょうが、
訓練で鍛えてあります。
仮に私などが
この飛行機に乗せてもらっていて、
この急降下をやられたら、
遊園地のジェットコースターなどとは
桁が違うので、
「わぁ~~~~~っ!」
と断末魔の声を発して
あえなく気絶するかもしれません。
また長くなりましたので、
他は次に譲ります。
飽きずのまたお出で下さい。














































