Totoronの花鳥風月 -323ページ目

「乙女心」は今 ~その魅力に迫る~


久しぶりの更新。




今日は、


「乙女心」に迫ってみよう。





我が家には、


前のブログで紹介した


ミセバヤのほかに、


数種類の多肉植物がある。





それらはみんな


買ってきたものではなく、


縁あって我が家に来たもので、


捨てられもせず育てているうちに


それぞれが大きくなったものである。




「乙女心」


Totoronの花鳥風月-oto1

2012.11.4 撮影。




小さな鉢から


枝垂れ模様に育ってしまい、


なにか台に乗せておかなければ


観賞できなくなってしまった。






我が家に来た時には


このような状態。(同じ鉢の右後方は別の種類)


Totoronの花鳥風月-oto2

2012.5.24 撮影




この多肉植物の


一体どこが乙女心なのか、


全く不明だった。







育てているうちに


きっとわかるだろうと、


時々は肥料もやりながら育てていたが、


でも、


ただ大きくなるだけ。




Totoronの花鳥風月-oto3


2012.6.17 撮影





この名前を付けた人は、


何をもってこの植物に


乙女心などと付けたのだろうと、


秋口までいぶかっていたのだが、


ここに至って


やっと分かった。





はちきれんばかりの容姿の


先の方を朱に染めて、


これこそいわゆる


乙女心。

Totoronの花鳥風月-oto4


皺一つない葉のふくらみは、


赤ちゃんのほっぺと同じで、


はちきれんばかりだが、


大人のムードだと、


17、8の娘の体そのもの。




Totoronの花鳥風月-oto5

そのはちきれんばかりの体を


いかにも恥ずかしげに朱に染めている姿を、


乙女心とは良く言った。





人の乙女は


春から夏にかけて恋をし、


秋口には


失恋の味をかみしめる人も多いのだが、


この植物は


その秋口に


乙女心全開である。





ミセバヤほどには燃え上がらないが、


ほのかな恋心が


少しだけ容姿に現れる、


やさしげな日本美人の1人である。








11月になり、


いきなり体調不良となり、


喉の痛みと


頭の重さ、


顔の熱感で睡眠不良、


この年齢で声変わりまでして、


なんともいえぬ不快感。






医者は


「風邪ですね」としか言わず、


薬をくれたが、


何とか回復してきて、


やっとブログ更新の気力が出て来た。





ブログを初めて、


3日も更新しなかったのは初めてのこと。






風邪なんか


もう何十年も引いていないと


豪語していたのだが、


やはり隙を見せれば


病も密かにしのんでくるもので、


人は幾つになっても、


自信過剰になり


傲慢になると、


身を滅ぼすと


改めて思った次第。




注意しなければいけない。




みなさんもくれぐれもご注意ください。










ミセバヤ開花 ~「見せたい」という名の由来~


ミセバヤの花が咲き始めた。




「ミセバヤ」とは、


「見せたい」という意味の古語が変化したものだが、


その名前を付けた人は


この花を


だれに見せたいと思ったのだろうか。






花の状態をご覧ください。



Totoronの花鳥風月-mise1


ミセバヤの花



確かに遠目には、


先の方にピンク色の花が群れ咲いて、


バラやヒマワリなどと違い、


和風女性の美しさがないではないが、


一枝を切り取って、


その人に見せてやるような花でもないし、


鉢ごと持っていって見せてやるような花でもないし、


かといって、


見せたい人に、「見にお出で」と言うほどの花でもない、と


私には思えて、


この名前の由来がどうしても不可解だった。







昔の人と、


今の私の感覚の違いだろうかと思っても見たが、


美しいものを愛でる自分の感覚が、


昔の人とそんなにずれているはずがない、と


自信を持って眺めていたのだが、


その由来がはっきりと分かった気がしたのは、


もう少し後のことになる。






2012年6月17日のミセバヤ。



Totoronの花鳥風月-mise5


このような


葉っぱだけの色気のない株に


ピンクの花が群がり咲けば、


確かに見事な変身で、


美しいと言えば美しい。








小さな花の集合体。



Totoronの花鳥風月-mise2


ピンクのコデマリのような花で、


色合いがとても奇麗だ。







1つひとつの花は、


5弁の星型の花。





花弁も中心部も、


そしてシべも


みんな同じピンク色。



Totoronの花鳥風月-mise3



美しいと言えば美しいが、


昔の人が、


こんなに細かな見方をしただろうか。





花は


どんな花でも、


ぱっと見の奇麗さを競うものだ。








ミセバヤは、


どちらかというと古典的な花なので、


この花を褒めた時代には、


ユリの花も


バラの花もなく、


秋の七草程度の地味は花がもてはやされていた時代だったのかもしれない。






そのような解釈で、


ミセバヤの意味を納得しようとしていたのだが、


冬が到来して、


私は、


思いっきり驚いた!









これは


一昨年12月2日の写真。



Totoronの花鳥風月-mise4



当時のブログでも書きましたが、


いわゆる


「炎上するミセバヤ」




ミセバヤの紅葉は


生半可ではない。




葉っぱはもとより、


茎までみんな紅葉し、


まるで株が炎上しているような様子を見せる。





そしてそのあと、


カエデなどと違い、


葉だけ散るのではなく、


茎も含めて、


株がみんな燃え尽きて、


土の中に根だけが残る。






「ミセバヤ」の名前の由来は、


きっとこの時期のミセバヤを見た人が、


誰かに見せたいと


その気持ちの高まりから付けたものと思われろ。





だったら納得である。






夏の頃の株からは、


想像もつかない大変身をする、


ミセバヤの話でした。







大文字草 ~小さいけれど大の字に咲く花~


いろいろな花が


休眠期に入るこの時期、


おもむろに咲き始める花。





小さいながら、


大の字に咲く


「大文字草」。



今年も咲き始めた。



Totoronの花鳥風月-dai1


葉が枯れている間は、


北側の余り日の当たらないところに置いていたのだが、


葉が出始めてしばらくしてから、


日当たりの良いところに移してやった。






でも、


移す時期が少し遅かったのだろうか、


今年は花の咲き始めるのがずいぶん遅い。



Totoronの花鳥風月-dai2



大きい方の鉢に


かろうじて2輪。




頑張って


大の字を咲かせた。




Totoronの花鳥風月-dai3


葉の間から、


一番に飛び出してきた花。





鮮やかな色で


目立つのは目立つのだが、


この時期には


飛んでくる虫がそういない。





宿根草だから


種を付ける必要はないのだろうが、


花が終われば


それでもたくさんの種ができるから、


きっと自家受精の能力があるのだろう。






以前のブログに書いたが、


小さい方の鉢の株は、


寒木瓜の鉢の隅っこで


こぼれ種から芽を出した株。





条件さえ合えば、


種からでもやはり芽を出すようだ。




Totoronの花鳥風月-dai4



こちらは、


同じ株で咲いているのに赤色が濃い。






写真を撮る時には気づかなかったが、


夜になってパソコンで拡大してみたら、


ちゃっかりとアブラムシが付いている。






やっと出て来た花に


アブラムシなどとんでもないと、


気付いてすぐに花のところへ行ってみたら、


アブラムシは姿を消していた。





危機一髪で命を長らえたアブラムシ。


今から来る寒さの中では、


そうそう安穏と生きていられまい。







今年は花の咲き始めたのが遅いと書いたが、


どれくらい遅いかというと、


昨年の10月31日の大文字草の写真があるので、


ご覧ください。



Totoronの花鳥風月-dai5


2011年10月31日 撮影。





一年前の同じ日には、


すでにこれだけの花が咲いていた。




もう少し早く、


日当たりのよいところに出してやれば良かったのだが、


ユキノシタ科ユキノシタ属の大文字草は、


湿った日陰を好む植物だから、


しばらくそこでもよかろうと


放置しておいたのが悪かった、






やはり生きとし生けるもので、


日光を好まないものはありはしない。





明るい太陽を


避けて生きる生き物は


相手によって


鳥になったりネズミになったり


どっちにでも転ぶどこかの政党のようなコウモリと、


目のないメクラウナギか


日陰者の犯罪者と相場は決まっている。





我が家の大文字草は、


遅ればせながらだけど、


あと15日もすれば


きっと満開になって目を楽しませてくれることだろう。






楽しみは


後に伸びても良いものだ。






ハロウィンがやってきた ~かぼちゃだけの貧弱な発想~



ハロウィンとは、


カトリックの諸聖人の日・オールハローズ(万聖節)の前夜(イブ)のことで、


ハローズイブが


なまってしまった呼び方である。





ケルト人の1年の終りは10月31日で、


この夜は


死者の霊が家族を訪ねたり、


精霊や魔女が出てくると信じられていた。





これらから身を守るために仮面を被り、


魔除けの焚き火を焚くのだそうな。




だからハロウィンは


決してかぼちゃの祭りではない。




ところが日本では


どこもかしこもかぼちゃだらけ。




先日登った世界一のスカイツリーには、


お土産を売っている「ソラマチ」のビルにも、


スカイツリーの天望デッキにも


天望回廊にも、


大きなかぼちゃや小さなかぼちゃが溢れていた。





ハロウィンと言えばかぼちゃ。




ハロウィンがどのような宗教的な行事なのかを知らない日本人の


発想の貧弱さが垣間見えて、


情けなくなる。




ハロウィンと言えば、


説明なしにかぼちゃだけ見せられて育つ


子供の将来が危ぶまれる。






そんなハロウィンが、


我が家にもやってきてしまった。




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妻の通っているフラワーアレンジメントでの作品。





こんなものを作るのに、


金を出しているのだから、


女の考えていることは分からない。





一度問い詰めたら、


月に一度だけ、


友達が集まって会話するのが楽しい、というから、


そのような交友関係は大事にしなければいけないので、


それから問うのは止めている。




(裏を返せば、「旦那だけ相手にしていたらたまらない」、


というセリフが聞こえて来そうだから、とても問い詰められない)





やっぱりかぼちゃだが、


今年のかぼちゃはかぼちゃではない。?



Totoronの花鳥風月-hw2



何だこれは?と思いきや、


「ろうそく」。




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仮面をかぶって火を焚く、というのだから


ろうそくであってもおかしくはないが、


ま、食えないかぼちゃよりは使い道がある。





周りには、


それこそ食えない「ヒメリンゴ」。




そしてどういう訳か


「ケイトウ」。





「鶏の頭(ケイトウ)」は、


イワシの頭のように


魔除けの役目でもあるのだろうか。






なのに今年は


悪魔まで付いてきた。



Totoronの花鳥風月-hw4



我が家の玄関に


この小悪魔が入り込んで来たのだが、


ま、あまりパワーはなさそうだから、


しばらくいてもらおう。






このような作品は、


本人がハロウィンかぶれして作ったのではなく、


先生に押し付けられたものだから、


我が家にやってきても許そう。










参考までに昨年の作品をお見せしましょう。



Totoronの花鳥風月-haro2



ただ、かぼちゃと花と木の実を置いただけ。





これが作品と言えるのかどうか分からないが、


昨年は


かぼちゃがミニカボチャで


ちゃんとかぶり物のように顔を作ってあった。





かぼちゃは花と違って日持ちがしたので、


このカボチャは


後まで随分役に立ってくれた。





花が枯れた後のカボチャ君。




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赤い花器に乗って、


「ケケケケ!」という奇怪な声を出しながら、


玄関で悪魔を追い払ってくれた。









数日したら、


何も食べないのに、


こんなに太った。



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太っても


笑い声はやっぱり


「ケケケケ!」





これがなかなか良い姿だったので、


クリスマス直前まで頑張ってもらった。






今年のカボチャは、


火を付けたら、一日で無くなりそう。





我が家にとっては


ハロウィンは食えない行事である。






昨年のハロウィンの記事。


「ハロウィンに思う ~軽薄な日本人~」  


お読みでない方は、


是非一度目を通してみてください。


私の書いた内容よりも、


たくさんの方から寄せていただいたコメントが


いろいろと考えさせられる素晴らしいコメントばかりで、


読むだけの価値があります。






日本モロッコ協会講演会 ~(財)中東協力センターの活動~


「日本モロッコ協会」は、


日本とモロッコ王国両国の友好親善を深めるために、


国内において


様々なボランティア活動をしているが、


その活動に必要な知識を得るため、


毎月講演会を開催している。




本日の講師は、


岩田石根(いわたいわね)氏



Totoronの花鳥風月-tou2



1973年 旧東京銀行に入行 


      爾来 渉外部・中東アフリカグループ


          カイロ駐在事務所などを経て


          国司審査部にて退行。




その時の経験を生かして、


現在 


「財団法人 中東協力センター」 


の審議役として活躍しておられる。




その方に、


中東協力センターの活動状況などを講演していただいた。




Totoronの花鳥風月-tou1



講演会に参加している


日本モロッコ協会のメンバーは、


大手銀行役員OBであったり、


大手新聞論説委員OBであったり、


外務省やほかの省庁の高級官僚で、


外郭団体トップの人であったりするのだが、


その勉強意欲は衰えることを知らず、


異業種の方を講師に迎えては、


みんな熱心に聞き入っている。





モロッコの王族を含め、


政治家であろうと


実業家であろうと、


いかなる人の質問にも、


即座に答えられる知識を付けるために、


もう20年以上も


毎月講演会を開催してきている。





Totoronの花鳥風月-tou3


今日の講師は


中東協力センターの活動報告であるため、


我が協会にも少なからず関係があり、


質疑応答も盛んに行われた。





講師の大先輩にあたる


旧東京銀行副頭取も在席されたことのある協会であるため、


さぞや講演しにくかったろうと思うが、


それでも淡々と話をしていただいた。






西アジア、北アフリカ諸国を含む22カ国の


投資等促進事業、


人材育成支援事業、


国際交流・情報提供事業、


等々で幅広く活動している実態をご報告いただいた。




我が協会の今後の活動にも


大いに参考になった。




Totoronの花鳥風月-tou4


講演会終了後に、


お礼のモロッコワイン1本を差しだすのは、


我が協会の会長で、


元駐モロッコ王国 日本大使館特命全権大使 日向氏。





我が協会は、


ボランティア団体であるため、


どのような要職にある講師でも、


どのような有名な講師でも、


お礼はモロッコワイン1本と決まっている。





それで来ていただけないような、


金でしか動かないような人には、


来ていただかなくても結構だし、


お願いすることもない。





それが、


ボランティア活動をしている


日本モロッコ協会の


プライドでもある。






このような講演会を


毎月開催し、


昼食が付けば会費3,000円、


昼食抜きの時間だと、


会費2,000円で、


私はもう数十回も参加している。





知らない世界の話を聞くのは


本当に面白い。





日本モロッコ協会の


今日はちょっと硬い講演会の話題でした。







2012年11月1日 18:00~20:00


椿山荘において、


立食懇親パーティ


「モロッコの夕べ」が開催されます。





興味のある方は、


前回のブログをご覧ください。