【由来】

1969年、由紀さおり「夜明けのスキャット」発売。

全国にスキャットブームを巻き起こし、爆発的な大ヒットとなる。


【解説】

文字通り、夜明けにスキャットする日。

嫌なことも、何もかも忘れて、夢中でスキャットしつづけましょう。


そのうち気持ちよくなってきます
【由来】

1856年、長崎・下田などの開港地での「絵踏み」(踏み絵)を廃止。


江戸時代の長崎では、正月4日から8日にかけて、

住民に聖母マリアの絵ロザリオなどを踏めと迫り、

踏めなかったものを「隠れキリシタン」として摘発、弾圧していた。


このキリスト教の最大の特徴である

偶像崇拝」と「原罪意識」を問いただす踏み絵は絶大な効果を発揮。

偶像崇拝が強い、宗教心が篤い信者ほど絵踏みが出来ずに発覚して、

また絵踏みを行った信者は、その罪の意識から、

己を恥じて、棄教したりする者も少なくなかったという。


以上のことから、転じて、

思想・主義・立場などを調べたり、再確認すること

を「踏み絵」というようにもなった。


ちなみに正月に行われていたことから、

「絵踏み」は春の季語として歳時記に記載されていたりする。


【解説】

そんな絵踏みに因んで、

思想・主義・立場などを調べて、再確認する日。


具体的には、夫として、妻としての立場を再確認するために、

お互いの写真を差し出しあいましょう


踏みにじられたり

ツバを吐き掛けられたり

燃やされたりしたら

夫婦としては末期症状でしょう。
【由来】

1935年、渋谷駅の路上で「忠犬ハチ公」が死亡。

犬年齢22歳(人間でいうと90歳以上)で死因はフィラリア。

青山墓地での葬儀には日本全国のハチ公ファンから

花輪25、生花200、手紙電報180通などが寄せられた。


ハチは秋田県大館市出身の秋田犬で、

1924年から東大農学部教授・上野英三郎博士のペットに。


所が1925年5月に上野博士が急死

主人の死を理解できないハチは、

それ以降、毎日、渋谷駅前で主人の帰りを健気に待ち続け、
(結局、博士の死後、10年以上、待ち続けたことになる)

そんな英三郎命なハチの姿に人々は涙。

いつしか「忠犬ハチ公」と尊称されて人気者になり、

1934年4月には渋谷駅前に銅像まで建立

その除幕式にはハチも出席した。


ちなみにハチは死後に解剖され、

その際に胃の中から「焼き鳥の串」が発見された事から

「いくらなんでも10年間も待つのはおかしい。

実は主人の帰りを待っていたのではなくて、

駅前の屋台の焼き鳥が目当てだっただけでは・・・?」

という「実は英三郎命はカモフラージュで焼鳥命だった」という

忠犬疑惑もある。


【解説】

そんなハチを供養するため、焼鳥を食べる日。


博士を待っていたにしろ、食べ物に釣られたにしろ、

10年間、渋谷駅に通ったという事実は間違いないわけで、

それはそれで偉業でしょう。
【由来】

1992年、チュンソフトよりゲームソフト「弟切草」が発売。


脚本家・江戸川乱歩賞作家の長坂秀佳を起用して、

選択肢によって変化するマルチエンディング方式を採用した

小説をモチーフとしたアドベンチャーゲームで

それまでにない「サウンドノベル」というジャンルを確立させた。


また実在する植物の「弟切草」(花言葉は復讐・秘密)には、

平安時代に、この植物を元にした秘薬の

秘密を漏らした弟兄が斬殺して、

その弟の返り血が葉の模様になった、という有名な伝説があり、

このゲームも、最終的に10通りのエンディングが用意されているが、

大抵、バッドエンディングで、

主人公(あなた)のなにげない一言で、

恋人が実は吸血鬼だった」ということが判明したり、

ゴンゲー!と鳴く半魚人と鬼ごっこ」したりする。


後に「弟切草 蘇生編」が発売され、

また映画(主演奥菜恵)や小説なども作られた。


【解説】

なにげない一言で劇的にエンディングが変化する「弟切草」に、

人生の怖さを感じる日。


しかし、結局、あなた自身が選択して招いたエンディングなので、

諦めるしかないでしょう。
【由来】

1930年、アメリカのゼネラルフーズが世界初の冷凍食品を発売。


冷凍食品とは長期保存を目的に

冷凍状態(マイナス18度以下)で

製造・流通・販売されている食品のこと。



【解説】

今日1日、冷凍食品のみで過ごす日


いつもの手料理よりウマイ

などとうっかり口を滑らせて、

楽しい家族団欒の場に、冷たい空気を流れ込ませて、

冷凍家庭にしないように注意しましょう。

冷凍食品は長期保存できますが、

冷凍家庭は、何故か、長期保存できません


また

別にいつもの食事となんら変わらない

というご家庭は、既に立派な冷凍家庭(マイナス18度以下)なので、

僕のほうからは何も申し上げる言葉はございません
【由来】

1920年、女性解放運動家で、バースコントロール運動を推進する

マーガレット・サンガー女史(米国産児制限会長)

「子どもを産む・産まない」「いつ、何人産むか」は女性の権利、

貧乏人の子沢山」という社会問題の解決策は産児制限しかない、

避妊について演説するために来日。


しかし当時の日本は「産めよ増やせよ」の国策方針であったので、

サンガー女史のパンフレットを押収するなどで講演を妨害して、

一般聴衆の参加も禁止した(講演には医学関係者のみ参加)。

これは何も日本のみの話ではなく、本国アメリカでも女史は

コムストック法(育児制限や堕胎の禁止)違反として

何度も逮捕、投獄され、欧州に脱出、逃亡したりしている。


また女史は

種の劣化を防ぐ道は

バース・コントロール以外にありえない」と主張して

精神薄弱者、精神病者、梅毒患者の断種

に個人的支持を表明したり、

プライベートでは数十人の男性と浮名を流し

奔放的な自由恋愛主義者でもあった。


【解説】

そんなサンガー女史に因んで、数十人の男と浮名を流す日。

でもちゃんと育児制限はしましょう。
【由来】

1771年、杉田玄白・前野良沢・中川淳庵ら

小塚原の刑場において死刑囚の腑分け(解剖)を見学

翌日からオランダの医学書『ターヘル・アナトミア』の翻訳にとりかかり、

4年後に『解体新書』を出版。

日本初の西洋語からの本格的な翻訳書。


【解説】

「解体新書」の偉業に倣い、解剖する日。

腹を切り開いて、内臓を取り出しても、

まだゲロゲロ鳴くカエル
を見て、

その生命の偉大さと神秘に驚嘆しましょう。
【由来】

1999年、『だんご3兄弟』のCD発売。


NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で発表されたタンゴ曲

「歌のお兄さん、お姉さん」の速水けんたろうと、茂森あゆみが歌った。

作詞・佐藤雅彦、内野真澄。作曲・内野真澄、堀江由郎。


1999年オリコン年間シングルチャート1位を記録。

累計売上291.8万枚歴代シングルチャート3位を記録。


【解説】

だんごを口に頬張りながら、タンゴを踊る日。


おそらくノドにつまって・・・

大変、危険でしょう。

大変、危険でしょう。

大変、危険でしょう。

だんご!
【由来】

2000年、アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンが、

「偶像破壊」を名目にバーミヤン渓谷にある2体の大仏を破壊を破壊。


2003年には「バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群」として、

ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。


【解説】

失われた世界遺産バーミヤン遺跡を偲んで、

正直、あんまり関係ないけど

すかいらーくグループが運営する中華料理レストランチェーン

バ~ミヤン」でも食べに行こうか、という日。


杏仁豆腐はかなりオススメです。
【由来】

1555年、フランスの医師、占星術師のミシェル・ド・ノートルダム

通称・ノストラダムス)が未来の出来事を暗喩したという予言書

レ・センチュリ Les Centuries」(「百詩篇集」「諸世紀」)を出版。


「レ・センチュリ」は千篇あまりの四行詩で構成されているが、

その詩は難解かつ曖昧で、誤訳、誤植、誤謬も多く、

しかし、それが逆に功を奏して(?)

フランス革命、リンカーン暗殺、第一次世界大戦、

ヒトラーの台頭、ケネディ暗殺、湾岸戦争、

日本のバブル崩壊、地下鉄サリン、911テロ、

果ては「宇宙人襲来」や「人類滅亡」や「地球、逆回転」などを

この詩は予言しているのだよ!ナワヤ!

なんだって!?キバヤシー!!

と、好き勝手に解釈して、こじつけて、捏造する、

MMR(マガジン・ミステリー・リサーチ)的信奉者が後を絶たない。


【解説】

そんな恐ろしいノストラダムスの大予言を

なにも知らない子供たちに吹き込んで洗脳する日。


恐怖のどん底に叩き落して、ほくそ笑みましょう。