【由来】

1935年、渋谷駅の路上で「忠犬ハチ公」が死亡。

犬年齢22歳(人間でいうと90歳以上)で死因はフィラリア。

青山墓地での葬儀には日本全国のハチ公ファンから

花輪25、生花200、手紙電報180通などが寄せられた。


ハチは秋田県大館市出身の秋田犬で、

1924年から東大農学部教授・上野英三郎博士のペットに。


所が1925年5月に上野博士が急死

主人の死を理解できないハチは、

それ以降、毎日、渋谷駅前で主人の帰りを健気に待ち続け、
(結局、博士の死後、10年以上、待ち続けたことになる)

そんな英三郎命なハチの姿に人々は涙。

いつしか「忠犬ハチ公」と尊称されて人気者になり、

1934年4月には渋谷駅前に銅像まで建立

その除幕式にはハチも出席した。


ちなみにハチは死後に解剖され、

その際に胃の中から「焼き鳥の串」が発見された事から

「いくらなんでも10年間も待つのはおかしい。

実は主人の帰りを待っていたのではなくて、

駅前の屋台の焼き鳥が目当てだっただけでは・・・?」

という「実は英三郎命はカモフラージュで焼鳥命だった」という

忠犬疑惑もある。


【解説】

そんなハチを供養するため、焼鳥を食べる日。


博士を待っていたにしろ、食べ物に釣られたにしろ、

10年間、渋谷駅に通ったという事実は間違いないわけで、

それはそれで偉業でしょう。