なぜ会社経営(起業)をするのか? 人生を差し出す魅力
スコーイ・インターナショナル株式会社
代表取締役会長兼CEOの庄司です。
この週末も基本的には仕事でしたが、
土曜の夜、秋葉原での打ち合わせの後に
実家へ帰りました。
突然帰ったんですが、まだご飯を食べる前だったので、
とても久しぶりに3人だけで食事。
なつかし話やら、夫婦の話やら、とても楽しい食事でした。
そして、食後のコーヒータイムには僕の事業の話に。
基本的に安定志向が強い僕の両親は、
僕が経営者であることにはおそらく反対なんだと思います。
父親も一部上場企業を勤め上げて数年前にリタイアした人だし、
母親は僕が大学を出てから無名のベンチャー企業に行ったときには
泣いていましたし。。。
それだけに、僕が丸紅の事業会社やファイザーで働いていたころは
安定企業ですから、本当に嬉しそうにしていました。
だからこそ、そこを辞めてベンチャー企業に移った時には
ガッカリしてましたね、ホントに。
だから正直僕は、積極的には親に対して
仕事の話はしたくありません。
理解されるとは思っていないし、
何より、
心配をかけたくないんです。
ではなぜ仕事の話をしていたかは、
ちょっとプライベートな部分なので割愛しますが、
話している途中に、母親がぽろっと言った言葉が、
今回のテーマのきっかけです。
「あなたはヤマッ気があるからねぇ」
※ヤマッ気=やまっけ=山っ気
「投機心 ・ 思惑(をやる) ・ 射幸心(を煽る) ・ ばくち好きの
・ 穴馬ねらい ・ 冒険心 ・ (ひそかな)野心 ・ 邪念 ・ 俗気」
※ヤマッ気を出す
「(~に)いろ気を出す ・ 欲をかく ・ 一発をねらう ・
(思い切った)かけに出る ・ 一か八かの ・ (~を)当て込んで~」
あんまりいい言葉ではないですよね。。。
もちろん、いい意味でなんか使ってないと思うんですが。
母親の言いたいことはよく分かるつもりです。
僕も昔は「ベンチャー≒ヤマッ気」だと思ってましたし。
・・・ちょっと違うかな、「起業≒ヤマッ気」ですかね。
だから昔から「ヤマッ気がある」と言われる度、
「確かにそうだな~」
と思っていたのですが、最近は素直にそうは思えないんです。
じゃあ、僕はなんで会社なんて経営(起業)してるんでしょうか。
これが今回の、
「なぜ会社経営をするのか」
というテーマです。
なぜでしょうか?
自由に仕事ができるから?
一番偉くなって威張りたいから?
たくさんお金を稼げるから?
自分の可能性を試したいから?
やりがいを得たいから?
会社をはじめるきっかけなんて、
人それぞれで、千差万別でしょうね。
でも、「ヤマッ気」は比較的共通項かも知れません。
だから、母親の指摘は正解です。
そう、僕には「ヤマッ気」があります。
でも、会社経営は「ヤマッ気」だけではやっていけません。
あくまできっかけであって、起業してからの
会社経営といういばらの道は、
そういうことではないんだと思います。
世の中には成功者を尊敬する人はいっぱいいますが、
一般的には「ヤマッ気が成功した」くらいに見える
のかもしれません。
「いいなー、お金あって。」
こんな感想が大半でしょう。
でも、ここで考えてみましょう。
会社経営で成功した人が得るお給料は、
サラリーマンがで得たお給料とは、
同じお金ですが、意味合いは根本的に違います。
サラリーマンは、生活(プライベート)が前提にあって、
それを潤わせるために働いてお金を稼ぎます。
すなわち、「働くこと=生きる手段(ツール)」なんです。
だからこそ、お給料は「労働に対する対価」なわけです。
僕も大企業で働いていたから良く分かります。
そうですよね?
一方、会社を経営する(創業する)ことは、
働くことこそ生きることであり、
「働くこと(経営すること)=人生そのもの」だと言って
差し支えないでしょう。
つまり、(創業)経営者の役員報酬は、
「人生の対価」だと言えるんです。
「労働」と「人生」。
大きさが全然違いますよね。
だからこそ、お給料の額が違います。
(あくまでも成功した場合)
そして、たった一度でも、
人生を対価にしてお金を稼ぐと、それが病みつきになります。
恐ろしいけど、これが起業・経営の楽しさだと思います。
ゼロだったり、たくさんだったり、ちょっぴりだったり、
経営者のお給料は会社が安定するまで一向に安定しませんが、
そんな不安定なのも、魅力なんです。
差し出した自分の人生が、お金に変わる。
それはすなわち会社の成長であり、事業の安定であり、
その過程で社員が増えたり、取引先が増えたり、いろんな人との
出会いがあったりするわけです。
味わうと、やめられません。
起業するということは、人生を差し出すということです。
稼ぎたいというヤマッ気だけでは、
なかなかできることではないですよね。
これが、僕が大企業からベンチャーに戻り、
そして会社経営を続ける、
僕の答えです。
僕は、差し出した僕の人生はいったいどのくらいの
値打ち(価値)なのか、そして、
価値が決まるまでの過程ではどんなドラマが待っているのか。
それが知りたいのです。
だから、人生を差し出したんです。
本当に楽しみである半面、ものすごいプレッシャーです。
ま、それもまた魅力なんですけどね

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◆「妊すぐ」2010.2月号
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皆さん是非ご活用ください!
代表取締役会長兼CEOの庄司です。
この週末も基本的には仕事でしたが、
土曜の夜、秋葉原での打ち合わせの後に
実家へ帰りました。
突然帰ったんですが、まだご飯を食べる前だったので、
とても久しぶりに3人だけで食事。
なつかし話やら、夫婦の話やら、とても楽しい食事でした。
そして、食後のコーヒータイムには僕の事業の話に。
基本的に安定志向が強い僕の両親は、
僕が経営者であることにはおそらく反対なんだと思います。
父親も一部上場企業を勤め上げて数年前にリタイアした人だし、
母親は僕が大学を出てから無名のベンチャー企業に行ったときには
泣いていましたし。。。
それだけに、僕が丸紅の事業会社やファイザーで働いていたころは
安定企業ですから、本当に嬉しそうにしていました。
だからこそ、そこを辞めてベンチャー企業に移った時には
ガッカリしてましたね、ホントに。
だから正直僕は、積極的には親に対して
仕事の話はしたくありません。
理解されるとは思っていないし、
何より、
心配をかけたくないんです。
ではなぜ仕事の話をしていたかは、
ちょっとプライベートな部分なので割愛しますが、
話している途中に、母親がぽろっと言った言葉が、
今回のテーマのきっかけです。
「あなたはヤマッ気があるからねぇ」
※ヤマッ気=やまっけ=山っ気
「投機心 ・ 思惑(をやる) ・ 射幸心(を煽る) ・ ばくち好きの
・ 穴馬ねらい ・ 冒険心 ・ (ひそかな)野心 ・ 邪念 ・ 俗気」
※ヤマッ気を出す
「(~に)いろ気を出す ・ 欲をかく ・ 一発をねらう ・
(思い切った)かけに出る ・ 一か八かの ・ (~を)当て込んで~」
あんまりいい言葉ではないですよね。。。
もちろん、いい意味でなんか使ってないと思うんですが。
母親の言いたいことはよく分かるつもりです。
僕も昔は「ベンチャー≒ヤマッ気」だと思ってましたし。
・・・ちょっと違うかな、「起業≒ヤマッ気」ですかね。
だから昔から「ヤマッ気がある」と言われる度、
「確かにそうだな~」
と思っていたのですが、最近は素直にそうは思えないんです。
じゃあ、僕はなんで会社なんて経営(起業)してるんでしょうか。
これが今回の、
「なぜ会社経営をするのか」
というテーマです。
なぜでしょうか?
自由に仕事ができるから?
一番偉くなって威張りたいから?
たくさんお金を稼げるから?
自分の可能性を試したいから?
やりがいを得たいから?
会社をはじめるきっかけなんて、
人それぞれで、千差万別でしょうね。
でも、「ヤマッ気」は比較的共通項かも知れません。
だから、母親の指摘は正解です。
そう、僕には「ヤマッ気」があります。
でも、会社経営は「ヤマッ気」だけではやっていけません。
あくまできっかけであって、起業してからの
会社経営といういばらの道は、
そういうことではないんだと思います。
世の中には成功者を尊敬する人はいっぱいいますが、
一般的には「ヤマッ気が成功した」くらいに見える
のかもしれません。
「いいなー、お金あって。」
こんな感想が大半でしょう。
でも、ここで考えてみましょう。
会社経営で成功した人が得るお給料は、
サラリーマンがで得たお給料とは、
同じお金ですが、意味合いは根本的に違います。
サラリーマンは、生活(プライベート)が前提にあって、
それを潤わせるために働いてお金を稼ぎます。
すなわち、「働くこと=生きる手段(ツール)」なんです。
だからこそ、お給料は「労働に対する対価」なわけです。
僕も大企業で働いていたから良く分かります。
そうですよね?
一方、会社を経営する(創業する)ことは、
働くことこそ生きることであり、
「働くこと(経営すること)=人生そのもの」だと言って
差し支えないでしょう。
つまり、(創業)経営者の役員報酬は、
「人生の対価」だと言えるんです。
「労働」と「人生」。
大きさが全然違いますよね。
だからこそ、お給料の額が違います。
(あくまでも成功した場合)
そして、たった一度でも、
人生を対価にしてお金を稼ぐと、それが病みつきになります。
恐ろしいけど、これが起業・経営の楽しさだと思います。
ゼロだったり、たくさんだったり、ちょっぴりだったり、
経営者のお給料は会社が安定するまで一向に安定しませんが、
そんな不安定なのも、魅力なんです。
差し出した自分の人生が、お金に変わる。
それはすなわち会社の成長であり、事業の安定であり、
その過程で社員が増えたり、取引先が増えたり、いろんな人との
出会いがあったりするわけです。
味わうと、やめられません。
起業するということは、人生を差し出すということです。
稼ぎたいというヤマッ気だけでは、
なかなかできることではないですよね。
これが、僕が大企業からベンチャーに戻り、
そして会社経営を続ける、
僕の答えです。
僕は、差し出した僕の人生はいったいどのくらいの
値打ち(価値)なのか、そして、
価値が決まるまでの過程ではどんなドラマが待っているのか。
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だから、人生を差し出したんです。
本当に楽しみである半面、ものすごいプレッシャーです。
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