がんなお発起人の一人、杉浦貴之です。
個人のライブレポです!第一弾!
3月15日、名古屋・ライブバーBrushupで行われた杉浦貴之 Live & Talk、満員御礼の中、大盛況、とっても盛り上がりました!
鎌田浩史氏(Piano)、Kenzo氏(Drums)、新美善明氏(Bass)、臼井康浩氏(Guitar)にsupecial guestに大須賀勝氏(Sax)を迎えた、バンドスタイルライブでした!
みんなの命が会場で共鳴し、brushupさんの最高の音の中、たいへん盛り上がりました!
ライブの一つのテーマは、「見切り発車」でした。
自分は病気前、全然発車できませんでしたー!「自分にできるわけない」「まだ力はない」と決めつけて。なので、夢なんてはなから諦め、惰性で生きていました。
19年前のがん宣告から、命は有限だと突き付けられ、エイっと!見切り発車できるようになりました。
最初の見切り発車は間違いなく、夜の歓楽街。
退院したら街へ繰り出そうということを自分の報酬にして、治療を乗り越えました。
しかし、退院を待たず、見切り発車!
外泊許可が出たチャンスに、フライングの歓楽街。出会った方ががんサバイバーというご褒美付き!フライングゲットです!
1999年手術から6年後のホノルルマラソン参加も、見切り発車。
毎年、「自分は病み上がり」ということを言い訳に参加を見送ってきましたが、2005年のある方の出会いで、「いつまで病人やってんの!」という言葉に目が覚め、見切り発車!
体は重く、倦怠感も常にある状態で、最初は走れたのはたった1km。そこから1日100mずつ伸ばし、3か月後にはフルマラソンを5時間28分で完走。
元気になったら走ろうと思っていたら、きっと一生走れなかったと思います。
「走れるほど元気になったのではなく、走ったから元気になった」のです。
『メッセンジャー』の発行もそうでした。
雑誌制作なんて経験ない、完全など素人。取材、写真、広告営業、販売活動、すべて一人で、思いだけで走り始めたら、たくさんの人が応援してくれて、今も続いています。
歌も完全な「見切り発車」です!カラオケが好きなくらいでしたが、病を経験し、講演を依頼され、その最後で1曲歌ってみるという見切り発車をしてから、今に至っています。
みやざき中央新聞に紹介されていたことです。
フランス文学者の鹿島茂さんが著書『進みながら強くなる』(集英社新書)の中で、
「十分力を蓄えて強くなったと確信してから進もうと考えていたら、その時には、もう人生は終わっている」
「多少見切り発車の感があってもとにかくスタートを切ろう。進むぞと決意して試行錯誤しているうちに、いつの間にか力がついてくるものである」
発車したときには、けなされ、笑われ、ダメだしされるものですが、それを力に変えて、だんだん力はついてきます。思いが純粋なら(歓楽街は不純でしたが)、周りも応援してくれて、そのうち道ができてきます。
そもそも、人間は「見切り発車」で生まれてきます。
転んだり、ぶつかったり、それでも起き上がり、歩けるようになります。そしていろんな存在のサポートで、やがて自立していけるようになります。
すべての人がすでに「見切り発車」を経験しています。
ワクワクしたのなら、その先の笑顔を想像できるなら、「見切り発車」でリボーンしちゃいましょう。
名古屋バンドライブ、動画配信しています!
一般2000円 ライブ参加者1000円
お申込み→https://kokucheese.com/event/index/559740/
次のバンドライブは6月。10月6日は岡崎市「りぶら」のホールにて、杉浦貴之withビンビンパワーズ、ゲスト大須賀勝さんで、3rdアルバム発売記念liveをします!ぜひ空けておいてくださいー。
次は、北陸ツアー!3月21日~24日は、金沢~富山ツアーに出ます!
詳細→https://ameblo.jp/lifeisstrong/entry-12442572094.html
その次は、3月30日~4月2日まで、静岡県三島市、東京、埼玉と回ります!杉浦貴之・関東ツアーです!
⇒ https://ameblo.jp/lifeisstrong/entry-12444669235.html
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6月8日(土)希望の祭典!「第20回がん治っちゃったよ!全員集合! in 金沢」
~がんのイメージが変わる一日 治す力は自分の中にある~
がんを経験した医師、がん経験者による講演、歌、演奏、トークセッション、質疑応答と、盛りだくさんな企画を用意しています。気づきと笑いと希望に満ちあふれた祭典にどうぞお越しください。
どうしても来られない方のために、録画配信もします!日本全国、世界中、どこからでもご参加いただけます。
録画配信 2000円 (高画質、高音質の映像)
お申込いただき、イベント終了後、ご入金の確認ができた方にユーチューブのアドレスを送付します。ユーチューブですので、スマホでも、タブレットでも、PCでも鑑賞いただけます。
「あの人は特別だから」「あれは奇跡だから」
たった一人の体験を語るとき、度々、この言葉が返ってきます。
この会場で「あの人は特別ではない。それは奇跡でもなく、誰にでも起こり得ること」そう感じていただけるはずです。
「人間の無限の可能性」に気づき、生き抜く勇気、生き抜く力があふれ出る一日となるでしょう!
「医療が変わるのを待つのではなく、患者が医療を変える」
そんな第一歩を踏み出します。
このイベントは特定の治療法を勧めるものではありません。また、治療しないことを勧めるものでもありません。
☆日時☆
2019年6月8日(土)
開場 12:15 開演13:00 終演17:15
☆場所☆ 金沢市ものづくり会館
石川県金沢市粟崎町4丁目80−1
☆出演者☆
【統合医療に取り組む医師・腎臓がんを体験】
船戸クリニック院長 船戸崇史
【原発不明の腹膜がん余命3か月からの生還】
笑いヨガティーチャー 櫻井英代
【2年生存率0%の希少がんから19年】
魂のシンガーソングランナー 杉浦貴之
【鼠蹊部類上皮肉腫ステージ3からの100㎞ジオトレイル】
☆司会☆ 佐々木弘幸
☆料金☆
前売 3000円 ペア5000円(3人以上の申し込みの方は1人2500円)
当日 3500円
録画配信 2000円(11/25の来場者は1500円)
※ペア申し込みは、同時申し込みのみとなります。
☆お申込み☆
https://kokucheese.com/event/index/549419/
☆お問合せ☆
i_wakui@yahoo.co.jp
080-4110-7342(涌井)
☆主催
日本がん治っちゃったよ協会
☆協力
めぐみの会 ガンの辞典 チームメッセンジャー あぞう接骨院 BAR『Poker Face』 コミュニティスペース『結 - yui』
♡「がん治っちゃったよ!」の趣旨
特定の治療法を勧めるものではありません。また、治療しないことを勧めるものでもありません。
「治っちゃったよ!」と表現するのは、決してふざけているわけではありません。まず、治療中の方に「治っちゃったよ!」というイメージを作ってもらう目的。病を治すことではなく、治ったあとの未来の自分に焦点を合わせ、そのために今できることをする。
治療もないがしろにせず、自分らしく生き、やりたいことに夢中になっていて、気づいたら「治っちゃったよ!」という状態を目指します。がんと宣告されても終わりじゃない、できることはあるということを、社会に広めていきたい。
==出演者プロフィール==
船戸崇史(ふなと たかし)
1959年岐阜県生まれ。 1994年「船戸クリニック」開業。在宅医療に力を注ぐほか、西洋医学のみでなく、東洋医学、ホリスティック医療等を取り入れた統合医療により、独自の診療を続けている。リンパ球点滴、温熱療法、漢方・セラピーなどを取り入れ、施設内では癒やしの音楽会を開くことがあり、自然食レストランも併設。「より地域に密着し、患者さんに効くことは何でも取り入れて、サポートしたい」と意欲を示す。著書多数。映画『つ・む・ぐ』に出演。12年前、腎臓がん手術。岐阜県洞戸に、がん予防型リトリート施設『リボーン』を創設。
櫻井英代(さくらい ひでよ)
海道道帯広生まれ。札幌市在住。2013年原発不明のがんと診断され、抗がん剤治療をうけるが、がん性腹膜炎、胸膜炎、腸閉塞を繰り返し、「早くて3か月」の余命宣告を受ける。治療を受けながら、笑いヨガの仲間にも恵まれ、辛くても笑っているイメージをもって毎日を過ごすことで回復。現在、笑いヨガティーチャーとして「がん体験者と家族のための笑いヨガクラブ」を主宰。その他病院主催がん患者サロンなどでも笑いヨガを行っている。
杉浦貴之(すぎうら たかゆき)
1971年愛知県生まれ、岡崎市在住。1999年、28歳にして腎臓の希少がん宣告。「早くて半年、2年後の生存率0%」。左腎摘出手術後、化学療法2クール。2005年1月、がん克服者や命と向き合っている人の思いを載せた命のマガジン「メッセンジャー」を創刊。同年12月、ホノルルマラソン出場、2010~2018年、がん患者、家族、サポーターたちとともにホノルルマラソン主宰。 「誰も知らない泣ける歌」「奇跡体験!アンビリバボー」などにも出演。トークライブ、学校での講演と全国を駆けまわっている。2011年12月『命はそんなにやわじゃない』(かんき出版)を出版。http://www.taka-messenger.com/
佐々木広幸(ささきひろゆき)
青森県生まれ、石川県金沢市在住。1972年9月生まれ。BAR「Poker Face」経営。2017年3月、44歳で鼠蹊部類上皮肉腫ステージ3の宣告。一時は絶望するも、船戸崇史医師や杉浦貴之氏と出会い、生きるスイッチが入る。自ら動き始めると、出会いが連鎖し、人生が一変。2018年には、フルマラソン、100㎞トレイルラン完走を果たす。