乳がん手術から【走れるくらい元気になれると思っていたら、実は違っていました】 | とにかく元気が出る講演会 by 日本がん治っちゃったよ協会

とにかく元気が出る講演会 by 日本がん治っちゃったよ協会

希望の祭典!「とにかく元気が出る講演会」イベントブログです。

がん体験者の講演、医師の講演、歌、音楽、トークセッション、質疑応答と、盛りだくさんな企画。笑いと希望に満ちあふれた祭典です!

がんなお発起人の一人、杉浦貴之です。

 

【走れるくらい元気になれると思っていたら、実は違っていました】

 

北陸のイベントや「がん治っちゃったよ!全員集合!」でいつもサポートしてくれている富山のさざえちゃん。

 

彼女は2017年がんサバイバーホノルルマラソン参加者です。妹のわかめちゃんと一緒に参加。

 

実は彼女、2017年のホノルルマラソンにエントリーしてから乳がんを宣告されます。珍しいパターンです。

 

彼女のもとに友人から『メッセンジャー』の情報が届けられます。その友人は自分もお世話になっている方です。即座に何冊か購入され、6月の手術前夜に読みます。

 

多くの方の体験談に励まされます。生きる希望としてマラソンに挑戦し、夢に向かう中で少しずつ体力を回復し、完走されているがん患者さんたち。そんな彼らから多くの勇気をもらいました。

 

「私もホノルルマラソン走る!」

 

初めは5㎞でもいいと思っていましたが、『メッセンジャー』を読み進めると、人間の可能性は計り知れないと感じ、「最初から限界を決めるなんてもったいない。完走を目指そう!」と気持ちが変わっていきました。

 

 「私は病人なんかじゃない」

 

 手術前に、病人というスーツを脱いでしまいました。

 

無事に手術成功。術後2日目には化粧してエクササイズに取り組み、1週間後には戸外に出てウォーキングを開始。

 

退院後2日目には2㎞走り、術後2か月の8月下旬には富士山に登頂。

 

10月末の富山マラソンでは、乳がん手術前の前年よりタイムを20分縮めて6時間36分でゴール。

 

決して真似をしてはいけませんが、自分をどうマインドセットするかというのは本当に大切。

 

『メッセンジャー』を読み、自分も「走れるくらい元気になれるんだ」と実感。それが一人や二人の体験ではなく、ツアーの中に何人もいるので、腑に落ちます。

 

これが有名なノミの法則!

 

蓋をされ高く飛べなくなったノミも、ピョンピョン飛び跳ねているノミたちの中に入れると、また飛べるようになるという法則。

 

自分で制御している自分の限界を緩めるんですね。さざえちゃんも「病人だから、今年はホノルルマラソンを走れない」という、自分で勝手に決めつけた限界を緩めたんです。

 

2017年12月、ホノルルマラソン完走。

 

「がんになっても、走れるくらい元気になれるんだ」

 

と思っていました。

 

でも、実際には違いました。

 

自分で自分の限界を突破し、少しずつ動き始め、それが積み重なったとき、

 

体感したんです。

 

「走れるほどに元気になったのではなく、走ったから元気になった」

 

頭で理解するのでなく、体験することで腑に落ちた。

 

自分の限界が自分の思っている遥か彼方にあると知ってしまうと、強いです。強い味方を得たような気持ちになります。

 

壁にぶつかったとき、本当の力を知っているもう一人の自分が「今まであんなこと、こんなこと乗り越えてきたじゃないか!術後2か月で富士山なんて、半年後にフルマラソンなんてあり得んわー!だから大丈夫だよ」とつぶやいてくれます。

 

ノミの中に入ってみてください!ピョンピョン飛び跳ねているだけではなく、自立した者同士、温かく支えあっています。

 

 

さざえちゃんの体験、詳しく『メッセンジャー』54号に書いてくれています。

 

『メッセンジャー』→http://www.taka-messenger.com/

 

がんサバイバーホノルルマラソン・チームメッセンジャー

http://taka-messenger.com/tm/

 

3月21日~24日北陸(金沢―富山)ツアー!富山では笑顔の素敵なさざえちゃん、妹のわかめちゃんにも会えますー!

 

詳細→⇒ https://ameblo.jp/lifeisstrong/entry-12442572094.html

 

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6月8日(土)希望の祭典!「第20回がん治っちゃったよ!全員集合! in 金沢」 


~がんのイメージが変わる一日 治す力は自分の中にある~ 

がんを経験した医師、がん経験者による講演、歌、演奏、トークセッション、質疑応答と、盛りだくさんな企画を用意しています。気づきと笑いと希望に満ちあふれた祭典にどうぞお越しください。 

どうしても来られない方のために、録画配信もします!日本全国、世界中、どこからでもご参加いただけます。 

録画配信 2000円 (高画質、高音質の映像) 

お申込いただき、イベント終了後、ご入金の確認ができた方にユーチューブのアドレスを送付します。ユーチューブですので、スマホでも、タブレットでも、PCでも鑑賞いただけます。 

「あの人は特別だから」「あれは奇跡だから」 

たった一人の体験を語るとき、度々、この言葉が返ってきます。 

この会場で「あの人は特別ではない。それは奇跡でもなく、誰にでも起こり得ること」そう感じていただけるはずです。 

「人間の無限の可能性」に気づき、生き抜く勇気、生き抜く力があふれ出る一日となるでしょう! 

「医療が変わるのを待つのではなく、患者が医療を変える」 

そんな第一歩を踏み出します。 

このイベントは特定の治療法を勧めるものではありません。また、治療しないことを勧めるものでもありません。 

☆日時☆ 
2019年6月8日(土) 
開場 12:15 開演13:00 終演17:15 

☆場所☆ 金沢市ものづくり会館  
石川県金沢市粟崎町4丁目80−1 

☆出演者☆ 
【統合医療に取り組む医師・腎臓がんを体験】 
船戸クリニック院長 船戸崇史 

【原発不明の腹膜がん余命3か月からの生還】 
笑いヨガティーチャー 櫻井英代 

【2年生存率0%の希少がんから19年】 
魂のシンガーソングランナー 杉浦貴之 

【鼠蹊部類上皮肉腫ステージ3からの100㎞ジオトレイル】 
☆司会☆ 佐々木弘幸  
  
☆料金☆ 
前売 3000円 ペア5000円(3人以上の申し込みの方は1人2500円) 
当日 3500円 
録画配信 2000円(11/25の来場者は1500円) 
※ペア申し込みは、同時申し込みのみとなります。 

☆お申込み☆ 
https://kokucheese.com/event/index/549419/

☆お問合せ☆ 
i_wakui@yahoo.co.jp 
080-4110-7342(涌井) 

☆主催 
日本がん治っちゃったよ協会 

☆協力 
 めぐみの会 ガンの辞典 チームメッセンジャー あぞう接骨院 BAR『Poker Face』 コミュニティスペース『結 - yui』 

♡「がん治っちゃったよ!」の趣旨 

特定の治療法を勧めるものではありません。また、治療しないことを勧めるものでもありません。 

「治っちゃったよ!」と表現するのは、決してふざけているわけではありません。まず、治療中の方に「治っちゃったよ!」というイメージを作ってもらう目的。病を治すことではなく、治ったあとの未来の自分に焦点を合わせ、そのために今できることをする。 

治療もないがしろにせず、自分らしく生き、やりたいことに夢中になっていて、気づいたら「治っちゃったよ!」という状態を目指します。がんと宣告されても終わりじゃない、できることはあるということを、社会に広めていきたい。 

 



==出演者プロフィール== 

船戸崇史(ふなと たかし) 
1959年岐阜県生まれ。 1994年「船戸クリニック」開業。在宅医療に力を注ぐほか、西洋医学のみでなく、東洋医学、ホリスティック医療等を取り入れた統合医療により、独自の診療を続けている。リンパ球点滴、温熱療法、漢方・セラピーなどを取り入れ、施設内では癒やしの音楽会を開くことがあり、自然食レストランも併設。「より地域に密着し、患者さんに効くことは何でも取り入れて、サポートしたい」と意欲を示す。著書多数。映画『つ・む・ぐ』に出演。12年前、腎臓がん手術。岐阜県洞戸に、がん予防型リトリート施設『リボーン』を創設。 

櫻井英代(さくらい ひでよ) 
海道道帯広生まれ。札幌市在住。2013年原発不明のがんと診断され、抗がん剤治療をうけるが、がん性腹膜炎、胸膜炎、腸閉塞を繰り返し、「早くて3か月」の余命宣告を受ける。治療を受けながら、笑いヨガの仲間にも恵まれ、辛くても笑っているイメージをもって毎日を過ごすことで回復。現在、笑いヨガティーチャーとして「がん体験者と家族のための笑いヨガクラブ」を主宰。その他病院主催がん患者サロンなどでも笑いヨガを行っている。 

杉浦貴之(すぎうら たかゆき) 
1971年愛知県生まれ、岡崎市在住。1999年、28歳にして腎臓の希少がん宣告。「早くて半年、2年後の生存率0%」。左腎摘出手術後、化学療法2クール。2005年1月、がん克服者や命と向き合っている人の思いを載せた命のマガジン「メッセンジャー」を創刊。同年12月、ホノルルマラソン出場、2010~2018年、がん患者、家族、サポーターたちとともにホノルルマラソン主宰。 「誰も知らない泣ける歌」「奇跡体験!アンビリバボー」などにも出演。トークライブ、学校での講演と全国を駆けまわっている。2011年12月『命はそんなにやわじゃない』(かんき出版)を出版。http://www.taka-messenger.com/ 

佐々木広幸(ささきひろゆき) 
青森県生まれ、石川県金沢市在住。1972年9月生まれ。BAR「Poker Face」経営。2017年3月、44歳で鼠蹊部類上皮肉腫ステージ3の宣告。一時は絶望するも、船戸崇史医師や杉浦貴之氏と出会い、生きるスイッチが入る。自ら動き始めると、出会いが連鎖し、人生が一変。2018年には、フルマラソン、100㎞トレイルラン完走を果たす。