11年前、菊水ゴールド納豆は「秘密のケンミンSHOW」に出ていた。
今日は、少し昔の話を書いてみたいと思います。
今から11年前。
2014年2月13日。
日本テレビ系列の人気番組「秘密のケンミンSHOW」で、私たち菊水食品の「菊水ゴールド納豆」が紹介されました。
当時、番組の司会を務めていたのは、みのもんたさん。
あれから、もう11年が経ちました。
月日の流れるのは、本当に早いものです。当時の値段が630円。現在は、1080円なんです。時の流れを実感する。
あの頃の私は、何を考えていたのだろう。
テレビで自分たちの納豆が紹介される。
もちろん、嬉しかったです。
多くの方に菊水ゴールド納豆を知っていただくきっかけにもなりました。
でも、11年経った今、振り返ってみると、あのテレビ出演そのものよりも、その後の11年間、納豆を作り続けてきたことの方が、ずっと大きな意味を持っているように感じます。
テレビに出たから、日本一になれるわけではありません。
賞を取ったから、日本一になれるわけでもありません。
結局は、毎日、豆と向き合い、蒸し上がった大豆を見て、納豆菌の働きを感じ、糸を見て、香りを確かめ、一つ一つの商品を作っていく。
その繰り返しです。
あれから11年。
菊水食品は、その間にも全国納豆鑑評会で何度も評価していただきました。
そして現在は、「木桶納豆」という、私自身が長年温めてきた新しい挑戦にも取り組んでいます。
木桶という昔ながらの道具。
国産大豆。
納豆菌。
そして職人の経験。
便利さや効率だけを追い求めるのではなく、「納豆とは、本来どんな食べ物なのか」を、もう一度考えてみたい。
そんな思いから生まれた納豆です。
そして2026年。
実は今、もう一度「秘密のケンミンSHOW」とご縁があるかもしれません。
今回、番組の中で茨城県の納豆が取り上げられる予定があり、菊水食品の木桶納豆も候補になっています。
ただし、まだ放送されると決まったわけではありません。
番組担当者の方からも、「採用されるかは確定していません」と聞いています。
だから、今の段階で「テレビに出ます!」とは言えません。
でも、もし本当に紹介していただけたら……。
11年前、「菊水ゴールド納豆」が紹介された同じ番組に、今度は私が長年取り組んできた「木桶納豆」が登場する。
そう考えると、何とも感慨深いものがあります。
11年前の「菊水ゴールド納豆」。
そして今の「木桶納豆」。
商品は違っても、根っこにあるものは同じです。
もっと美味しい納豆を作りたい。
ただ、それだけ。
私は納豆を作り始めて45年になります。
45年も納豆を作っていると、「もう十分だろう」と思うこともあります。
でも、不思議なことに、納豆は知れば知るほど、分からないことが増えていきます。
だから、まだやめられない。
まだ、挑戦したい。
もし今夜の「秘密のケンミンSHOW」で、菊水食品の木桶納豆が紹介されたら。
それは私にとって、単なる「テレビ出演」ではありません。
11年前から続いてきた、納豆職人人生の一つの節目になると思います。
そして、もし紹介されなかったとしても、木桶納豆を作ったことが無駄になるわけではありません。
私はこれからも作り続けます。
テレビに出るために納豆を作っているわけではありません。
美味しい納豆を作りたいから、作っています。
テレビは、その結果としてご縁があれば嬉しい。
そんな気持ちです。
11年前の2014年2月13日。
「菊水ゴールド納豆」が「秘密のケンミンSHOW」に登場した日。
そして2026年8月。
今度は「木桶納豆」が、その扉の前に立っています。
果たして、どうなるのか。
それは今夜のお楽しみ。
私自身も、少しドキドキしながら放送を待ちたいと思います。
11年前の続きを、もう一度見られたら嬉しいですね。
納豆職人として45年。
まだまだ、挑戦は続きます。
ひたちの納豆屋 菊水食品
納豆職人 菊池啓司
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