気持ち的にアガらないときは、
心を揺さぶるのも悪くないですな。
今回はそんな感じの一曲をご紹介。
ーーー2025/1/16追記
某劇場シーン2-1アバン曲。
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某劇場シーン2-1曲目。
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アンジェル・デュボー(Angèle Dubeau)については、
2024/4/20のこちらの記事をご参照ください。
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「ラ・ピエタ」は、1997年、デュボーが結成した
カナダ人女性だけの弦楽アンサンブル。
このグループはカナダ、アメリカ、中国、日本の多く
のコンサートホールで演奏し、地元の新聞やラジオ
局から好評を得ている。
~Wikipediaより
なお、デュボーさんはまだ62歳でご存命ですが、
大変残念なことに、
2024年10月、右手の人差し指の神経損傷
によりバイオリンを演奏できなくなり、引退する
と発表した。とのことです。
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ピアノとオーケストラのための
『パガニーニの主題による狂詩曲』作品43
(Rhapsody on a Theme of Paganini )は、
セルゲイ・ラフマニノフが1934年に作曲した25部から
成る変奏曲形式の、ピアノを独奏楽器とする協奏的
狂詩曲である。そのなかでも第18変奏はこの曲の中で
特に有名な部分である。しばしば単独で演奏される。
ポップスへの編曲例も多い。パガニーニの主題の
反行形(上下を反対にした形)を、最初はピアノが
独奏で演奏し、オーケストラが受け継ぐ。
アンジェル・デュボー(Angèle Dubeau)とラ・ピエタ
による演奏は、アルバム「Silence On Joue - Take 2」
(2016)の13曲目に収録。
(Somewhere in Time)内で使用された。
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『ある日どこかで』
(あるひどこかで、Somewhere in Time)は、
1976年発売のリチャード・マシスンのSF小説
(世界幻想文学大賞受賞作)及びそれを原作とする
1980年のアメリカ合衆国のSF恋愛映画。監督は
ヤノット・シュワルツ、出演はクリストファー・
リーヴとジェーン・シーモアなど。
【あらすじ】
1972年、ミルフィールド大学。脚本家志望のリチャード・コリアー
の処女作上演後のパーティー会場に、成功を喜ぶ彼を会場の隅から
見ている上品な老女がいた。彼女はリチャードに歩み寄り、
「(私の所へ)帰ってきて」という不思議な言葉と共に懐中時計を
手渡し去っていった。周りの皆は誰一人として彼女が何者なのか
知っている者はいなかった。彼女はグランドホテルの自室に戻り、
リチャードの書いた脚本を胸に抱いて思い出の曲を聴きながら、
その夜静かに息を引き取った。
8年後の1980年、脚本家となったリチャードのオフィスには、
彼の大好きな曲が流れていた。仕事も私生活も行き詰まっていた
彼は、原稿を求めに来る編集者から逃げるように、車で旅に出た。
そしてドライブの途中で通りかかったグランド・ホテルに、
引き寄せられたかのように宿泊した。レストランのオープン前に
立ち寄ったホテル内の歴史資料室で、リチャードは背中に熱い視線
を感じた。振り返ってみると、そこには若く美しい女性の写真が掛
かっていた。しかし、名札は外されていた。ホテルの老ボーイの
アーサーに尋ねると、彼女はそのホテル内の劇場で公演をした女優
であることを知る。
その時から、リチャードは彼女のことが頭から離れなくなり夜も
寝つけなかった。そして彼女についての調査に没頭し、写真の主は
1912年当時、人気のあった女優エリーズ・マッケナであり、
1912年以降活動しなくなったことを知る。また、彼女のメイド
だったローラに話を聞きに行ったさいに、彼女が1972年の夜に
亡くなったことも知る。彼はさらに調査を進めていくが、彼女の
愛読書がリチャードの哲学教師の著書である『時の流れを超えて』
であることに驚き、ここで「帰ってきて」の意味を知り、さらに
ホテルの過去の宿泊名簿から自分が1912年に時間旅行している
事実を見付け出す。リチャードは時間旅行を研究するフィニー教授
に相談し、「現代の所持品を捨て、行きたい時代の品物を身に
付けて催眠術をかける」という方法を聞き出し、1912年の衣服・
硬貨を身に付け、ホテルの一室で自分に催眠術をかける。
目を覚ますと、リチャードは1912年に時間旅行していた。
彼はホテル中を探し回り、ホテルの側の湖畔で佇むエリーズを
見付け出し彼女に接触するが、マネージャーのロビンソンに
追い返されてしまう。リチャードはロビンソンに追い返され
ながらもエリーズと接触を繰り返し、彼女は次第にリチャード
に惹かれていく。エリーズはリチャードを公演に誘い、舞台で
台本を無視した台詞を言い始める。その言葉はリチャードに向けた
愛の告白であり、リチャードは彼女の気持ちを確信するが、
その直後にロビンソンに呼び出される。ロビンソンは、自分が
エリーズの才能を見出し、世紀の大女優にするために人生を
捧げてきたことを告げると同時に、リチャードに対して彼女に
近付かないように警告する。リチャードはその場を立ち去ろうと
するが、ロビンソンの部下に殴られて気絶してしまう。翌朝、
馬小屋で目覚めたリチャードはエリーズを探すが、既に公演の
役者たちはホテルを出て行ったことを知りショックを受ける。
エントランスで立ち尽くすリチャードは、役者たちと別れて
ホテルに戻ったエリーズと再会し、互いの気持ちを確かめ合う。
エリーズは女優を引退してリチャードとの暮らしを満喫し、
結婚後は彼の書いた脚本で女優に復帰することを夢見ていた。
リチャードも彼女と人生を共に生きることを考えていたが、
衣服のポケットから不意に取り出した硬貨が1979年製造の物
だったため、リチャードは1980年に引き戻されてしまう。
リチャードは再び1912年に戻ろうと催眠術をかけるが、
二度と時間旅行することは出来ず、ショックを受けた彼は
ホテルの部屋に籠り食事をとらなくなってしまう。数日後、
異変に気付いたアーサーが部屋に入り、憔悴し切った
リチャードを発見する。アーサーが医者を呼ぶ中、
リチャードは薄れゆく意識の中でエリーズと再会する。
~Wikipediaより
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おもわず、あらすじを全部掲載してしまいました。
いやあ、ほんと、涙なくしては観られない、ほんと
好きな映画です。
こちらの映像でダイジェスト的にまとめてくれていますので
ご紹介します。3:20くらいから、パガニーニのラプソディ
がBGMに使用されており、上記のあらすじでは、
リチャードが彼女の気持ちを確信した後、閉じ込められた
馬小屋で目覚めたあたりからでしょうか。
その後失意の中での再会や、幸せの絶頂で、
1979年のコインを見つけてしまうくだり、
薄れゆく意識の中でのエリーズとの再会など
これを見ただけでバスタオル10枚分くらい泣けますな。。。
さてさて、涙で心が洗い流されたところで、
また明日から、がんばっていこうという気になったかな。
がんばれ!オレたち!