昨日パキスタンのカラコルム山脈の
パミール高原あたりの生活をBSでやっていたのですが
かなり興味深かったです。
話す言葉はウルドゥー語なのですが、
ウルドゥー語とヒンディー語(インドの公用語)は文字は違うものの
ほぼ同じ言語なのです。
私はヒンディー語はほとんどしゃべれないのですが、
かなり聞き慣れてはいるので、結構拾える単語がありました。
昔から頭では理解していたのですが、
実際に映像で見ると不思議な感じがします。
また、彼らはパキスタンの人なのでイスラム教徒なのですが、
お墓詣り(イスラム教徒には墓があり、ヒンドゥー教徒は墓がありません)をした時に、
マーラー(花輪)を捧げて、ステックのお香を焚いていました。
マーラーもあの形のお香も本来イスラム教には無いもので、
ヒンドゥー教の文化だと思います。
参拝しているご本人の中では何の矛盾も疑問もなく、昔からの習慣として、
真摯に礼拝をされているのでしょうね。
有名なサイババさんやシルディババさんは
ヒンドゥー教とイスラム教両方の聖者とされますが、
こういう背景がわかると、よりスムーズに理解できるかもしれませんね。
パキスタンとインドはもともとは同じ国だったわけですが、
(1947年に現在のバングラデシュとともに分離独立)
こういう文化的な部分をみると非常に興味深いものを感じます。
色々勉強になりました。
こちらはインドのヒマラヤ(2006年)
皆様、今日も良い日を!
インド占星術・ヨガ・運命改善法
ガネーシャガンガーHP