昨日の記事を受けてAさんがブログに書いてくださった他、
他の方からも女神とチャクラの関係について質問を受けました。
似た記事を書いたことがありますが
もう一度整理しましょう。
これは・・・私の理解力が足りないのか、かなり難しい問題なのですよ。
たとえば、チャクラと惑星と色には密接に関係があるとされているのですが
いわゆるスピリチュアルな方が世界共通で好まれる解釈では
こんな感じですよね。
太陽:赤:ムーラーダーラ
火星:オレンジ:スヴァ―ディスターナ
木星:黄色:マニプーラ
水星:緑:アナーハタ
金星:白:ヴィシュッダ
土星:青:アージニャー
月:白(紫??)サハスラーラ
(一番上から順に第一チャクラ、一番下が第七チャクラという感じですよ。)
とても説得力があると思います。
しかし、チャクラという概念の本場インドでは、
これはまったく違っていたりしますし、
同じインドでも経典によっても違います。
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さらにタントリックな色合いが強い、
このダシャ・マハーヴィディヤーの神々と惑星と色などの関係は
複雑に入り組んでいるのですよ。
たとえば、よくご紹介するバガラームキー女神は、第二チャクラ(丹田)と関係が深く、火星とも関係が深いとされています。
第二チャクラと火星の関係は、割とよく言及されています。
(他の説もあります。)
しかし、火星の色は赤で、第二チャクラの色はオレンジ色に近い赤です。
この2つの色は、誤差の範囲で同じと言っていいと思いますが、
肝心のバガラームキー女神は黄色の神様なのですよね。
これは、一般的には第三チャクラの色ですよね。
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同様に、トリプラ・スンダリーは水星と深い関係があり、
その体の色は緑色とされています。
ところが、水星と緑色は、第四チャクラ(胸のチャクラ)に
対応するのですよ。
では、喉(ヴィシュッダ・チャクラ)はどの星、もしくは女神かと言えば、
理論的には、白でカマラー女神になりそうなのですが、
実は喉は伝統的にマータンギー女神なのです。
しかも、マータンギー女神も緑色の神さまなのですよね。
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もう何が何だかわからないくらいカオスですが、
ダシャ・マハーヴィディヤーは、それぞれの女神が、
すべてを支配するくらい太古の昔から存在する
大きな神である、だから本質的には惑星やチャクラとの関係を
論ずることは、あまり本質的ではない、ということなのでしょうね。
しかし、タントリックには別の意味が隠されていそうですね。
一部は解けているのですが、この辺は今後の研究課題だと
思っています。
・トリプラ・スンダリーが今の時代(今の大きな星回り)と関係あるのは事実でしょうね。
明日、もう少し掘り下げてみようかな・・・・
皆さま、今日も良い日を!!
ガネーシャガンガーHP
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