シャニ・シングナプール寺院を出て、
シルディ村についたころにはすっかり夜になっていました。
(初日以外ずっと宿泊地はプネーという都市でしたが)
今まで巡礼してきた地域があまりに田舎だったためか、
シルディ村が凄く都会に感じられました。
世界中から人が集まるためか、
村なのに、プネーよりもある種の都会感があったのです。
ただ・・・
ホテルに着いてバスのドアが開いた瞬間、
ドアから入ってきた空気に、信じられないほどの静謐感を
感じたのも事実です。
こんなに発展しているのに、こんなに静かなのか・・・
それがシルディ村の第一印象でした。
しかしこの静けさは、単に騒音がない、
ということなのではなく、
「場」そのものの静けさだったようです。
さらにホテルのスタッフも
ムンバイやプネーとは少し種類の違う、
心のこもったサービスをしてくれました。
初日、文字通り枕の下に
1ドルの枕銭を置いておいたのですが、
部屋に戻ってみると、部屋はきれいに清掃され
その一ドルがきちんと、机の上に置かれていました。
「枕銭は要りません。」ということなのでしょうけれど、
インドでは初めての経験でした。
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着いた翌日、サイババの祀られている寺院に行ったのですが、
予想通り、凄い混雑でした。
この日は木曜日で、2016年最後のサイババの日だったのです。
ですのでいつも以上に混んでいたようです。
木曜日は1週間に1度来るとは言え、年内最後の特別な日ですし、
前日のシャニ寺院も素晴らしい吉日で、
続けてサイババ寺院も吉日に当たるとは、
なかなかの幸運続きでうれしかったです。
しかし、カメラや携帯なども預ける必要があり、
列をつくって並ぶ習慣のないインド人にもまれて大変な思いもしました。
ただ、クリスマスシーズンのせいか、欧米人はまったくおらず、
また不思議なことに日本人をはじめ、東アジアの人にもまったく会いませんでした。
インド人以外の外国人は
私たちだけ、みたいな感じだったのです。
さぁいよいよサイババ寺院に突入!です。