マハーラーシュトラ州の巡礼9 | ヨーガ行者 ガネーシャ・ギリのブログ

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1981年から修行の道に入りました。
インド占星術・ヨーガ・ヴェーダ、タントラ等、インドの叡智に触れるブログ。

ジョーティルリンガムの後は

ガネーシャの8つの寺院の残り2つです。

 

今日中に行かねばなりません。

移動距離が長いので、

 

レヤンダリ・ガネーシャ洞窟寺院に着いたのは

夕方でした。

 

ここは283段の階段を登らねばなりません。

今日はジョーティルリンガムですでに250段ほどの階段を

上り下りしています。

 

小学生のMちゃんと、そのおばあちゃんには

専用の運び台(蓮台のようもの)に乗ってもらい、

専門の人に運んでもらいました。

 

この山の中腹に寺院があります。

 

レヤンダリ・ガネーシャ洞窟寺院(ご本尊が祀られている下の階)

 

インドの平原に沈む夕日を眺めながら参拝に向かい

無事済ませることができました。

 

残る寺院はあと一つ!!

 

最後のオズハール・ガネーシャ寺院に

着いた時には陽もとっぷり暮れていました。

 

ほんらいであれば上のレヤンダリ・ガネーシャ洞窟寺院が

巡礼路の最後らしいのですが

日が暮れてからの階段は危険なため、

 

順序を入れ替えたのです。

 

オズハール・ガネーシャ寺院は

とても空いていてあっという間に巡礼が終わりました。

 

ガネーシャ神が、

「よく巡礼を頑張った。」と言って祝福してくれているようでした。

 

ライトアップされたオズハール・ガネーシャ寺院は幻想的で、

私個人としては、長年の夢が成就された喜びに浸って最高の気分でした。

 

しかし、巡礼自体はまだまだ続きます。

 

この日は、プネーの宿に戻るまで3時間ほどかかり

宿についたのは午後10時くらいでした。

 

この旅では

宿を朝8時に出て、夜9~10時に宿に戻る

というパターンが続いており

 

だいたい毎日3つの寺院を回り、

一つの寺院で1時間くらい並び、

後の時間はバスに揺られるという感じでした。

 

日本と違いインドのバスは良く揺れるので

インドのバスに慣れた人間はまだしも

 

初めインドに来られた皆さまは

結構疲労がたまっておられたと思います。

 

私自身も

「ひどい旅だな。誰だこんな旅を企画したのは。」

と愚痴に似た感情が湧いてきて

これを企画したのが自分だということに気づくたびに

皆さまに申し訳ない気持ちになっていました。

 

でも・・・旅はまだ折り返し地点なのです(^^ゞ