冬のあたまの庭仕事・続き(那須のリーフハウスのブログです) | リーフハウスでたらたらりん

リーフハウスでたらたらりん

那須の園芸店「LEAF HOUSE(リーフハウス)」です。宿根草・低木・多肉植物・アーティフィシャルフラワー、インテリア雑貨の入荷情報、
ディッキアの育て方や管理・通信販売、庭の写真集・紹介、ガーデニング作業、寄せ植えの紹介。那須での移住生活、田舎暮らしの紹介など。

こんばんは、hataです(´▽`)

 

やっと那須も冬の気温になってくれて、ホッとしております。

・・・・・というのも、当店は「暖かい日=外仕事をしなければならない」という構図なので、

極端に寒くなってくれないと、毎日毎日、延々と肉体労働する羽目に。(*_*; 休めない・・・・・。

 

 

頑張り屋さんの「きーこ」が丸くなっている日は、私たちも休んでよしと思える。

 

 

ぐっすり。

 

いちど眠ったら、なかなか起きない「きーこ」。

横向きに眠っている時などは、ぐいぐい揺すってもピクリとも動かない。

昔、「階段の真ん中で、猫ちゃんが死んでるんですけど・・・・・・」と、お客さまを恐怖におとしいれたことも。

 

 

「なな」は普段から、眠ってばかりののんびり屋さん。

 

 

コタツ布団と同系色なので、踏んづけてしまいそうになる。

 

「なな」もう一歳ですが、もしかして、当ブログ初登場?( ;∀;) 忘れてた・・・・。

顔立ちは、母の「きーこ」にそっくり。

ふわふわ毛並みで、グレーと白とベージュ。「パステル三毛」というらしい。

あまりの毛並みと身体の柔らかさに💛 → 甘やかしすぎたせいか、

お座り、仰向け、ほぼ逆さ吊りまで、どんなにいじくり倒しても平気な子になってしまいました。

・・・・・・とはいえ、人見知りな子なので、お店で見かけても、追いかけ回さずに、

遠くからそっと観察してあげてくださいね。

 

 

あ、ニャンコの話ではなかった。

冬の庭仕事の話。

「店はとっくに閉めたのに、そんなにやることがあるの?」と突っ込まれてしまいそうですが、

なにせ前回書きましたとおり、今年は夏からずっと、すべてをほったらかしにしていたので、

夏休みの宿題すべて+冬休みの宿題を抱えてしまったようなありさまです。

 

そんなわけで、また地味なネタで申し訳ありませんが、

最近の作業の進捗具合をご紹介です。

 

 

ヤマボウシの剪定完了。

 

 

このアングルからのほうが判りやすいかな? 右側がヤマボウシ。

 

1.5~2mほど、すべての枝をバツバツと切り戻しました。

こういう高木は巨大化されると老後の管理に困ってしまうので、

過去の冬のブログでご紹介しました計画どおり、

3年がかりで、少しずつ少しずつ、小さい樹形に変えていっています。

折り畳み式の脚立に乗って、無理なく剪定できるサイズにするのが目標です。

 

来年の花芽をすべて落としてしまう、こうしたブツ切り剪定・・・・・・

おすすめできないセオリー無視の行為ではありますが、

数年前から、花はあえて咲かせないようにしました。花や果実にハエやハチが寄ってきてしまうので。

大きな白い花が魅力のヤマボウシなので、もちろん残念なのですが、

一時ひどいことになっていたスス病(集まってきた虫の排泄物から黒カビが広がってしまう)もおさまって、

かえって良い状態に。

樹形を縮めて、扱いやすくなったら、またどっさり咲かせたいと思っています。

 

 

本来は、こんなお花でいっぱいになる樹です(2013年6月撮影)。

 

 

 

日陰エリアの手入れは、だいたい終了。

 

 

小屋の中と、小屋の裏の片付けも終わった。

 

 

コムラサキシキブは、枝が張りすぎていたので、胴切り!

 

花木や実のなる樹は、剪定時期がとても難しいので、うちでは毎年は行いません。

数年ほったらかしたあと、「大きくなりすぎた」と判断した時点で、一気に小さくします。

もちろん、この切り方だと、来年は花も実もつきませんが、

管理としてはとても楽ですし、崩れた樹形を一から整え直すことができます。

 

 

ほんのちょっと手を入れただけなのに、スッキリした気がする。

 

 

シモツケなどの低木は、春先の強剪定のほうが良いので、今はそのままに。

 

 

メギ・ゴールデンリングも、ほぼ半分の高さまで剪定。

 

 

うちに限らず、

ガーデンの管理って、成果が見えづらいもの。悲しい・・・・・(◞‸◟)。

なにせ「元のデザインを維持する」が基本なので、

パッと見、何をどういじったのか、お客さまには気づいてもらえないです。

実際、あまりに元どおりになってしまうので、

自分たち自身も、けっこう働いているのに、何もできていないような気がしたり。

 

そんな不安をはねのけて、「今年もよく働いたなあ」と思わせてくれるのが、裏手にそびえるゴミの山。

草花&枝・・・・・・

一年間でどれくらいの量を刈り込むかと言うと、

 

 

だいたいこれくらい。

+、ほかの場所にも小山がふたつ。

 

 

撮影が難しいのですが・・・・・奥に倍くらいあります。

 

高さ2.5m、直径8mくらいの山ができます。

ヤマボウシの落とした枝が、1本だけでも身の丈を超えるのですから、まあ、そうなってしまうかな・・・・・。

変な物を混ぜないようにして、2年間ほど積んでおくと、

下の方からふっかふかの素晴らしい土が取れるので、庭へ戻します。

 

ゴミについて余談ですが、

商業的な処分・・・・・いわゆる「ロス」が少ないのが、当店のささやかな誇りのひとつでして。

年間の仕入れのうち、どうにもならずに破棄する苗は、約0.5% 200株につき、せいぜい1株くらいですか。

「花物一年草」や「鉢花」をあまり扱っていないがゆえの数字かもしれませんが、

とにかく、商品は大切にしています。(´ー`)枯らさないよ~。

 

 

 

建物裏は、もともとシンプルな植栽なので、管理は楽。

 

 

なんか・・・・落ち着かないというか・・・・・・違和感がある写真。

namiさん、足、長っ!

イスの上に立っていたらしい。

 

 

朽ちて崩れてしまっていたパレットの塀も、namiさんが廃材を駆使して、直してくれた。

 

 

バックヤードの在庫苗置き場も、きれいサッパリ。

 

 

お借りしている空き地を開拓して、さらにスペースを確保。

 

開業からいよいよ10年。

時代がうつろい、いろいろと思うところもありまして、

次の10年間に向けて、見えないところで、少しずつ行動を開始しています。

 

 

それはそれとして、センペルたちを片付けなきゃ。

 

 

ギュッと小さくなって、良い眠りについています。

 

さらに、家の中の片付け!

ダンボールの切れ端、カタログ、届いたFAXや書類など・・・・・

なぜか紙ゴミばかりがどんどんたまっていく職業だとは、やってみるまで知りませんでしたよ(*_*)

 

そんなこんな、辛いだけの片付け作業を済ませて、そろそろ真冬へ突入!

年が明けたら、

 

 

ディッキアの整理整頓&価格設定と、

 

 

『HANARU』のアーティフィシャル・フラワーの仕入れとディスプレイが待っている。

 

お正月になる前に、もう何日か、できることをやって、

気持ちよく年越ししようと思います。

 

ではでは、今回はこれで。(´ー`)またね~。