敢えて考えずにいると湧いて来る | しなやかな心と体の軸を取り戻す〜つながり・アート

しなやかな心と体の軸を取り戻す〜つながり・アート

表現とは人生そのもの。
体はその時のその人を表しています。
人生がより豊かになっていくような気づきを共有できたらうれしいです。

昨日はオペラの音楽稽古に立ち会っていました。



立ち稽古はこれからなので、行く必要は


ありませんが、人と曲を味わっておくためです。








今回は踊り手に加えて振り付けと


舞台演出のサポートみたいな立ち位置です。










演出家の手法は人それぞれで


今までのオペラ演出家はその場でいきなり


要望が出てきました。








今度の方は厳密に楽譜の小節で


振り付けを前もって指定する手法かもしれません。









どんな手法の方にせよ、要望にも寄り添い、


素晴らしい作品になることを夢見ています。











振り付けというか動きの創出は


たくさんの引き出しを作って、


敢えて具体的に考えずに場に臨んでいます。










動きが湧いてきて、


説明する言葉も活き活きとして伝えられるんです。










前もって考えておくと


不自然な動きだったり直前の変更をしたり、


現場で上手くいかなくなりがちです。







理性や準備が創造の邪魔となるんですよね。










たくさんの体験をして感じて


引き出し増やして熟成させているのが一番で


無責任に創造の翼が広がり最高に楽しいです。











一から作っていく場にいるのが好きなのは


師の影響ですね。


とても楽しそうに作るんです。








純粋に創造過程の空間にいるのが幸せです。










オペラの音楽稽古は


作曲家や指揮者からの声楽家への


要望や提案が聞けて学びになります。






身体表現にも通じる内容なんです。








なんでも身体表現と結びつけるのは


悪いクセですが、仕方ないと受け入れています^_^