これに対し、違和感を覚える方はたくさんいらっしゃるでしょう。
東京電力の広瀬社長は「事故の当事者、原因者として、事故から学ぶべきものを学んで、そのうえで、安全対策を施してきたつもり」などと述べました。
ん?事故から学ぶべきものを学んだ?
まだ、賠償も責任問題も廃炉への道筋も、何も出来ていないのに学んだ?
東京電力の広瀬社長は会見で、柏崎刈羽原発の安全性を強調したうえで、7月8日の原子力規制委員会の新たな基準施行後、再稼働に向けた安全審査を、できるだけ早く申請したいと述べました。
しかし、その裏側にあるのは国から借りた税金5兆円のほとんどを使い果たし、破綻までのカウントダウンが始まっているからです。
とりあえず原発を再稼働させれば、2000億円程度の収益改善が見込める。ただそれだけです。
値上げはする、でも社員の給料やその他無駄な出費は世間一般とかけ離れた状態。
まずそれだけでも片腹痛い。
破綻したらしたで、税金が無駄になるのは確かですが、このままいってもまた税金を投入しつつ、社員の給料は高いままで垂れ流す状態がつづくのでしょう。
新潟県の泉田知事は、「申請をしていくというのは、到底、国民の理解が得られると思えない」と話し、東京電力が地元への説明を前に、申請の 方針を決定したことについて、「地元との信頼関係を構築する意思がないと、受け止めざるを得ない」として、強い不快感を示しました。
当然でしょう。
理解なんて誰もしていないのだから。
一部のメディアや評論家や経団連は賛成なのかもしれません。
やっぱり東京に原発をつくればいいんじゃないでしょうか。
それでもまだ、原発は安全だ!稼働させるべし!
と言えるなら立派ですが…。
そうなればすぐに電力会社に責任を押し付ける人がたくさん出てくるんでしょうね。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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