安倍政権が誕生してから、民主党政権下で円高で推移していた為替相場が一転、円安となった。
輸出を主とする日本経済にとっては、明るい話題かもしれない。
事実トヨタは、グループを含む世界での販売台数が、2年ぶりの世界一となった。
しかし、家計への恩恵は実感できるものはありません。
アメリカの干ばつに加え、円安の影響で家庭の食卓や、外食産業に影を落とす可能性のある値上げが始まります。農林水産省は27日、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を4月から平均で9・7%引き上げると発表しました。
小麦は、様々な食品に使用される食材。
この値上げは、小麦単体だけでなく、パンやパスタ、うどんやラーメン、揚げ物にまで波及する恐れがあるのです。
また、ガソリンの価格も上昇する一方。
レギュラーガソリンの価格は、かつてのハイオクの価格を大きく上回っています。
これによって、輸送コストは高まり、あらゆる製品の値上げとなって、私たちの家計を直撃するのです。
経済が好転するには、企業が収益を確保し、給料に反映され消費者の消費意欲が向上し、更に企業の収益が上がる必要があるはず。
給料が上がらないまま、物の値段だけが上昇すれば、消費者の消費意欲は失われてしまうのではないでしょうか?
一部の企業や団体が儲かる政策なら、決してアベノミクスは成功しないでしょう。
さらに、昨日参議院を通過した、補正予算案。
12年度補正予算案は、総額13兆1054億円で緊急経済対策費10兆3000億円が柱ですが、大型の高公共事業にもかなり使われるそうです。
復興への対策が重要視されているはずの予算ですが、どうも地方の要らない道路などにも、流用される予感がします。
消費税増税や減税の廃止に加え、値段の上昇で私たち一般国民は疲弊するばかり。
日本を取り戻すといっていた安倍政権は、一体何を取り戻してくれるのでしょうか?
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児
童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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