「とても納得のいく内容ではない」。
亀岡で起きた、無免許で居眠り運転をした少年が引き起こした重大事故の被害者遺族は、判決後こうコメントされました。
被害者遺族の皆さんは、最愛の家族を失った悲しみを胸に、厳罰化の運動を続けてこられました。
被害にあった自分たちが出来る事は何かを考え、亡くなった最愛の家族の死を無駄にしない為、日々取り組んでこられたのです。
しかし今回の判決も法の限界を示すものでしかありませんでした。
当然遺族らからは、強い批判の声が上がりました。
これは自分を含め、多くの国民の声でもあるのではないでしょうか。
そもそも危険運転致死傷罪は、後を絶たない悪質な交通犯罪をより厳しく処罰する為に設けられたものです。にもかかわらず、判決が検察側の求刑した上限の10年にすら満たないのは、遺族にとって受け入れがたい判決であるのは明白です。
自分は、そもそも無免許の居眠り運転で家族を奪われた行為が「過失」と認定されるのは、今後も同様の重大事故の根絶につながらない、あまりにも軽すぎる判断だと思います。
少年は無免許で車を運転していたのに、「無免許でも何度も車を運転しているので、運転が未熟とはいえない」と判断されたのです。
無免許=車を運転できないし、してはいけないのでは?
免許を一度取得して、失効した「無免許」ならまだ分かるのですが、この少年は一度も免許を取得していないのです!
しかも、車の任意保険の対象外!
報道での、裁判の様子を見る限り、少年は被害者遺族や被害者に対し、十分な謝罪意思を示さず、ただ弁護士の言う通りに動いているに過ぎないようです。
彼が一生をかけて、罪を償う意志があるのなら、裁判中に幾度と無くその姿勢を示すでしょう。
ただ、年齢が20歳に満たないだけで、少年とみなされ、少年が起こすはずもない重大な事故を起こしたにもかかわらず、十分な裁きを与えられない。
裁判長は判決時、1日も早く立ち直るように諭したそうですが、それでは彼自身が事故の重大さを十分に認識しないまま社会に復帰し、再び重大な事故を起こすでしょう。
それほどこの裁判は、甘いものだと自分は思います。
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