中国では近年、急速な近代化による環境汚染が深刻な問題になっています。
日本でも、中国からの飛来で注目されているのが「PM2.5」なる物質。
いったいどんなものなのでしょうか?
調べてみると…
直径が2.5μm以下の超微粒子。微小粒子状物質という呼び方もある。大気汚染の原因物質とされている浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準として「大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が 10μm以下のものをいう」と定められているが、それよりもはるかに小さい粒子。
PM2.5はぜんそくや気管支炎を引き起こす。それは大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。
代表的な微小粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、大部分が粒径0.1~0.3μmの範囲内にあり、発ガン性や気管支ぜんそく、花粉症などの健康影響との関連が懸念されている。
つまり、産業活動などで出る環境汚染物質で、極めて微小な物質。大気中を浮遊し、人の喉や鼻から体内に侵入し、喘息や気管支炎を発症させる。
また、ガンとの関連も指摘されている厄介な物質だということのようです。
そんな恐ろしい物質が、中国では国内基準の5.7倍という最悪の環境となっているんですね。
さらに、大陸から吹く気流にのって、日本にも飛来しているというから、国内でも被害が心配されているわけなんです。
中国は「経済」を最優先させる政治を強硬に推し進め、国土や国民への影響を全く考慮していなかった事が示されているのです。
さらに深刻なのが、河川や地下水の汚染。
中国国内の河川流域の40%が既に汚染されているという調査結果もあるほどです。
日本でも近代化に伴い、水俣病やイタイイタイ病など様々な問題を抱えてきました。
未だに、その被害に苦しんでいる人もいます。
そんな事例が世界各地にあるにもかかわらず、中国は放置し続け、その結果が今の惨状なのです。
尖閣諸島に船を出す暇があったら、環境改善に取り組むべきであり、日本を非難し続けるばかりでなく、環境技術先進国である日本に教えを請うべきです。
対面やメンツは、大切な国土の環境や国民に替えられるれるというのでしょうか?
中には今の汚染の元凶は日本にあると非難する人もいるようですが、国内経済の成長により最も恩恵を受けているのは中国国民にほかなりません。
今の中国には、経済的な豊かさを求めるあまり、心の豊かさを失っている様に思えます。
これからの中国を支える子供たちや、生まれ来る子供たちが、広大で美しい中国国土をしらないというのは、まさに不幸であると言えるのではないでしょうか。
経済的な豊かさはもちろん大切です。
しかし、同時に近代化が進むからこそ、過去から受け継いだ物を、未来へとつなぐ役割も大切。
外に出ることもままならず、川や海で泳ぐ事も出来ない。
あまつさえ、国内で取れた魚や野菜も危険。
そうなる危機が今、中国を蝕んでいます。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児
童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
●財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/
●募金箱活動・募金活動
http://www.kidsfirst.jp/action/peaterpan.html
●H=and 東北被災地 復旧・復興支援プロジェクト
http://www.handproject.info/release/110313_fund