大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将の男子学生が、男性顧問の体罰後に自殺した問題で、事実関係を調査していた大阪市の外部監察チームが、自殺の直前に行われた練習試合中の顧問の暴力を、「自殺の一因」だったと指摘する報告書をまとめました。
この報告書では、これまでに明らかになっていなかった、この顧問による「暴力」が判明し、この男性顧問は懲戒免職となります。
また顧問の暴力行為は、新規採用で同高校に赴任した平成6年4月から始まり、主将以外の部員にも日常的に行っていたと指摘しています。
注目される点は、報告書内で「体罰」という表現ではなく、「暴力行為」と位置づけている点。
顧問についても、「顕著な暴力傾向がある」と断じています。
この報告書からも、「指導に熱心な教師」と当初かばう生徒や保護者、卒業生の証言が「学校全体が暴力的行為」を容認していたという事がわかります。
人を死に追いやる指導が、「人としてのあり方を教えてくれる」という行為にはとても思えませんし、容認する事も出来ません。
学校長や市の教育委員長が更迭される事も決まっています。
子供を持つ親としては、現在の教師の多数が残るこの学校に、子供を通わせようとはとても思いません。
この学校の、「暴力的支配」が生徒の飲酒や喫煙、またはそれを不特定多数が閲覧できるSNS上で公開するという、常識を外れた行為を産んでいるのではないかとすら、疑ってしまいます。
まずは、学校全体を可視化し、守るべきルールを生徒も教師も確認し、これから入学を考えるであろう志望生徒やその保護者に公開して行くべきだと思います。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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