当初、刑事告訴に消極的だったご遺族が、とうとう告訴に踏み切りました。
報道によると、自殺した生徒のご両親は、その後の影響を考慮し、重い処罰を望まれていませんでしたが、その後の体罰の実態の調査などが進むにつれ、処罰感情を示されるようになったそうです。
同校の体罰に関してや、橋本市長の入試中止要請などに関しては、様々な意見が出ています。
生徒や受験生に罪はない。
子供を政治の道具にしている。
確かにそうかもしれません。
しかし、重要なのは同校の体罰に関する問題意識の低さで、生徒ひとりの大切な命が救えなかったという事。そして、同時に体罰は法律で禁止された「違法行為」である事。
生徒の中には、教師による体罰は「愛」であり、「指導」であると訴えている人もいます。
それは、人の受け取り方によって違うという問題ではなく、「体罰が行われた時点で、違法である」という根本を棚に上げた話になってしまっています。
また、その風潮を生徒に押し付けた学校指導者と、それを受け入れていた学校の風土を変えなければ、同じような悲劇が繰り返される恐れがあるのです。
この問題に関心を持ってから、自分なりに少しいろんな意見や声を拾ってみました。
その中で、ある生徒が橋本市長を非難する内容のツイッターを投稿していたのも、目にしました。
内容が少々過激な為、問題視されていたものです。
自分の大切な将来に関わる事を、いきなり決められる不満や心配は理解できます。
また、一生懸命部活動に取り組んできたという自負も理解できます。
でも、その事を心配し、市長を非難する前に、自らの行動を正し、態度で示す必要があるのではないかと思いました。何故ならこの生徒は、同じくツイッターで、飲酒喫煙の事実を投稿してしまっていたのです。それも、複数名が同じような投稿を行っていたようです。
若さ故の過ちだとしても、いかがなものか。
これでは、橋本市長に不満を示す以前の問題です。
先日の記者会見で、、「桜宮高校の体育科などに魅力を感じて受験を希望していた人がほとんどだと思うので、普通科に変えるのはとても残念です。入試のやり方を変えればいいというわけでなく、在校生の私たちも納得できません」と在校生のひとりが話していました。
子供たちには、本当に学校生活を学生として楽しんで欲しいと思います。と同時に、社会に出て活躍出来る社会人を目指して欲しいと思う。
だからこそ、「ルールを理解し、守り、改める」事も知って欲しいと心から願います。それを教えるべき教師が、法律を破ってしまっている事が、悲しく思えます。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
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息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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