体罰問題で揺れる大阪市立桜宮高校体育科。
橋本大阪市長は、学校教育法で定められた体罰の禁止を止められなかったばかりか、体罰の存在を把握しながら、黙認・隠蔽を行った教育員会と学校側に厳しい対応を求めています。
それは、入試を中止して行う学校の大幅な改革です。
これには教育委員会だけではなく、現場や受験を控えた生徒や保護者からも「乱暴だ」との声が上がっています。
確かに高校受験は、将来に繋がる大切なものです。
橋本市長の行動は、多くの人の目に乱暴に見えるでしょう。
しかし同時に、それほど「乱暴な」ことをしなければいけない事態にある学校側にも、問題があるという事を忘れてはいけないのではないでしょうか。
大切な高校生活だけに、預かる学校側の責任は重大なのです。
生徒ひとりの命が、自ら絶たれた重い事実。
しかし、学校側で責任をとったものはいない。
顧問は無期限謹慎ですが、「バスケ部を強くする為に、体罰は必要だった」と反省しているのかどうかわかりません。
人を死に追いやった事実。
これに変わりはなく、この顧問を放置した学校や教育委員会の責任もまた重いものです。
橋本市長が動く前に、学校側が自らこの生徒の死を、二度と起こさないと亡くなった生徒と遺族となってしまった保護者の前に示す事が大切なのではないでしょうか。
橋本市長が「乱暴」だと言われる行為に及ばざるを得ない環境を作った側が、「在校生や入試を控えた生徒に動揺を与え、将来を振り回す」と言えるのは、亡くなった生徒に対してなんら責任は無いと思っているとしか思えません。
子供たちの未来に、学校は責任を持つべきなのだから。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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