東日本大震災の津波で多くの職員や市民が犠牲となった、岩手県陸前高田市の旧庁舎が年度内に解体されるのを前に、お別れ会が行われました。
海から1.5キロ離れた場所に立つ庁舎は4階建てで、多くの方が避難していましたが、津波は4階まで到達し、多くの尊い命を奪いました。
故人を偲ぶ場所となっていましたが、震災から2年を前に、新たな一歩を踏み出します。
津波は幼い命をも、無情にも奪っていきました。
幼稚園で送迎バスに乗っていたさなか、地震に襲われ園に避難した子供たちも、命を奪われました。
大切な友達を奪われた少女は、幼稚園の献花台に毎週訪れ、友達への変わらない気持ちをノートに綴り続けているそうです。
自分の身の回りで起きた嬉しい出来事、その時思った素直な気持ちを綴った言葉は、小さなからだに詰められた、大きな「想い」が感じられます。
心にぽっかり空いた穴を埋める事は難しいのかも知れません。でも、彼女の言葉には確実に、未来を見ている言葉もあります。
子供たちの素直な気持ちと、たくましさを感じる事ができました。
きっと子供たちは大きく育ちます。
不便な生活、友達を失った悲しみ。
そのどれもが、普通に暮らす子供たちの想像を超えるものでしょう。
大人たちですら、その現状を中々受け入れる事が出来ないにもかかわらず。
子供たちは歩き始めているのです。
少しでも子供たちの道をならしてあげる事ができれば。
そんな想いを抱きます。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
●財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/
●募金箱活動・募金活動
http://www.kidsfirst.jp/action/peaterpan.html
●H=and 東北被災地 復旧・復興支援プロジェクト
http://www.handproject.info/release/110313_fund