親による子供の虐待。
毎日のように、ニュースになっています。
子供は親を選べない。
そんなやるせない気持ちになる日々。
そんな時、書店で一冊の本に出会いました。
「自分をえらんで生まれてきたよ」
というタイトルの本です。
この本は、心臓と肺に病気をもって生まれてきたある少年の3歳から9歳までの言葉を、母親が書き留めた言葉を本にしたものです。
そんな子供の一つ一つの言葉に、自分は衝撃を受けました。
本の中に、なぜ彼の言葉が本になったかが記してありました。
「ぼくが病気で生まれたのは、病気で生まれる子や、お母さんたちを励ますためだ
だから、ママは、ぼくの言葉を、みんなに教えていいよ。」
まだまだ幼い彼は、自分が病気で生まれたことを決して他人のせいにせず、自ら向き合っているのです。
「ぼくは、病気を選んで、生まれてきた。希望をもって、生まれてきた。心を感じることで、勇気がでる。
それがつまり、希望のことなんだ。」
この言葉を目にしたとき、彼が強いのではなく、すべてが彼にとって自然なんだと感じました。
病気は決して意味のないことではなく、彼の人生にとって必要な事だと。
病気だから出来ない事があるのではなく、病気だからこそ出来る事があるのだと。
彼の言葉を、子を虐待する親に聞かせたい。
彼の想いを、全ての親に教えたい。
そんな気持ちになりました。
東北の子供たちにも是非知って欲しい。
だから、虐待によってなくなっていった子供たちの命を決して無駄にして欲しくない。
何故なら、彼らの命も大きな意味があったのだから。
自分たち大人も、自らの命の意味を考えていかなければ。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
●財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/
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●H=and 東北被災地 復旧・復興支援プロジェクト
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