中国での反日デモは、ようやく収束の動きが出てきました。
現地の日本人や子供たちに、早く平穏な生活が戻る事をここから祈りたいと思います。
ですが、政治を含め尖閣問題は未だに収束する様子はありません。
多くの中国漁船が中国から、尖閣諸島へ向け出航する動きが続いているというのです。
ある記事にこんなニュースが掲載されていました。
沖縄県の尖閣諸島付近の海域に向け、多数の漁船が出航したとみられる浙江省石浦地区の漁港を20日、訪れた。
港では、複数の船主が、地元の漁業規制当局から補助金の約束を得て船を送り出したと証言した。
人口約15万人の石浦地区は大小1500隻余の漁船の基地だ。大部分の漁船が夏の休漁期間が終了した16日以降、沿岸や沖合の海域に出ており、漁港周辺は閑散としている。
「釣魚島(尖閣諸島の中国名)に向かう漁船には、当局から10万元(約125万円)の補助金が出るぞ」
波止場付近にある市場で、漁船5隻を持つ船主が明かした。同地区行政府の漁業監督部門が今月初旬、漁船100隻余に対し、尖閣海域に出航する許可を与え、石浦~尖閣付近の片道500キロを往復する燃料代に相当する現金10万元の支給を通知してきたというのだ。漁船乗組員の月給は3000元(約3万7500円)前後という同地区で、10万元は大金といえる。
地元の漁業関係者によると、これまで同部門は「政府の意向もあり、面倒を起こすな」と尖閣付近の出漁を事実上、禁じてきた。ところが、日本の尖閣諸島国有化を受け、状況が一変したという。別の船主も補助金の通知があったことを確認した。
実際の受け取りは今後になる模様だ。この船主は「我々が釣魚島に出航するのは中国国民としての義務だ」と話し、日本を揺さぶる「先兵」役を果たすことに意欲を見せた。
この内容からは、国が先導して漁船を尖閣に向かわせている事が伺えます。
自国民を危険に晒してまで、国のメンツを重んじる事に違和感を覚えます。
当然日本は手出し出来ないでしょう。
これは、節度ある法治国家なら当然だと思います。
このような状態を次の世代に持ち越すのはどうなのか?
経済的にも文化的にも、交流を深めて行くべきである中で、「実体のない憎しみ」を植え付ける中国の姿勢に疑問を覚えます。
様々な意見があると思いますが、必要なのはお互いが歴史をきっちりと検証し、対話によって解決する事。
経済や文化、何より国民同士の交流に水を差すべきではありません。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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