昨年の10月に、尊い命をたった大津市の中学生のいじめ事件。
大きく報道され、いじめに対する認識が大きく変わりつつあります。
そんな中でも、悲しいニュースが後を断ちません。
兵庫県の川西市では、高校生がいじめを受け自殺。
仙台市では、同級生からタバコの火を押し付けられる、根性焼きなどのいじめを
受けていた事が発覚しました。
人の命に関わる問題ですが、子供たちの間ではどのように認識されているのか
本当に不安になります。
また、学校側の対応も、大津市があれだけ批判を受けているのにもかかわらず
保身に走る姿は変わらないと言う印象を受けます。
問題が起きれば、まず自分たちに批判が来ないようにする。
子供たちの命や人権に関わる問題にもかかわらず、それを教える教師たちが
これでは、子供たちも当然変わらないでしょう。
家庭内での教育ももちろん影響していると思います。
しかし、学校は学問を教えるだけの場ではないはず。
また、川西市のケースでは、全校集会で自殺を「不慮の事故」と説明させて欲しいと
遺族に打診していた事が分かりました。
子供を失った親の気持ちはどうなるのでしょう。
担任教師は、またもやいじめに関する相談を受けながら、手をうたなかった。
担任は反省している。
と学校側は説明していますが、反省しても子供の命は戻ってきません。
自分の子供が同じ運命をたどったとしたら、この教師はどうするのか。
いじめは犯罪。
その罪の重さを、もっともっと子供たちに教えるべきではないでしょうか。
そして、人の命の重さを。
これ以上、未来ある子供たちの命を危険にさらさないで欲しい。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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