今日、事務所に出かける時のこと。
いつもの時間の電車よりも、一本早い電車で向かう事にしました。
しばらくして、車内は通勤のサラリーマンなどで少し混み合ってきました。
ある駅にとまった時、杖をついたおばあさんが乗り込んできました。
おばあさんは車内を見回しましたが、あいにく席はサラリーマンに陣取られ空席はありません。
おばあさんが諦めて、つり革に手を伸ばした時でした。
少し離れた席に座っていた若い男の子が
「どうぞ」
とおばあさんに声をかけたのです。
しかし、その男の子は怪我をしているのか、足に包帯をまき、松葉杖をついていました。
流石におばあさんも申し訳ない様子で、
「大丈夫ですよ」
と答えましたが、青年は
「自分は次の駅でおりますから」
と、席を譲りました。
自分は、その様子をチラチラと伺う、股を広げて座っているサラリーマンたち
に腹を立てながら聞き耳を立てていました。
次の駅で、青年は降りました。
でも、何車両か後ろまで歩くと、再び同じ電車に乗り込みました。
彼は、おばあさんに気を使わせまいと、小さなウソをついたのです。
自分が立つのが辛い状況でも、他人に気を使える青年。
まだまだ日本も捨てたもんじゃないですね。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
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息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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