大飯原発再稼動の問題は、おおい町町長の再稼動同意で一気に加速する様相を呈してきました。政府は安全基準が暫定的であることを認めながら、一時的な稼動では無くフル稼働を前提としています。
では、再稼動での判断とされた安全基準とは何なのでしょうか?
法律なり国会においてきちっとした指標ができるまで、再稼動はするべきではない。
これが自分の考えです。
再稼動しなければ、職を失う人がいる。
そう、野田総理は発言しました。
では、福島ではどうなのか?
原発があったせいで、職を失い家を失い、さらに故郷まで失った人がいる。
狭い日本で、これ以上国土が放射能で汚染されたら、日本国民はどこに住めばいいのか?
これは、日本が乱発し続ける赤字国債に似たものがあると思います。
今、一部の人間の利益を優先する余り、これから将来に対する考慮が何もない。
これでは、100年先の日本は破綻するだけ。
野田総理もその片棒をかついたものとして批判はされるでしょうが、その時代までいらっしゃるとは考えにくい。
さて、民主党の仙谷由人政調会長代行は13日、政府が近く関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決定することを受け、「ストレステスト(耐性検査)が済めば、その他の原発も粛々と動かすべきだ」と述べ、経済産業省原子力安全・保安院が安全性を確認した四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)など各地の原発再稼働を急ぐべきだとの考えを示した。政府・与党の幹部で大飯以外の再稼働推進を明言したのは仙谷氏が初めて。
保安院は、このほか北海道電力泊原発1、2号機など19基の原発についてストレステストの結果を審査中。仙谷氏の発言は、内閣府原子力安全委員会に対し、大飯に続いて他の原発の安全性の確認を急ぐよう促したものだ。
これは、福島原発の事故を踏まえた発言なのでしょうか。
つまり、与党民主党は大飯原発をなし崩し的に再稼動し、たいした対策も講じないままに、原発事故以前の状況に戻す方針なのです。
色々なご意見あるかと思いますが、「起こるか起こらないかわからない事故の対策はできない」と言う事故以前の安全対策が、福島の悲劇を生み出した事、そしてなんら被害を受けない地元以外にいる政治家と電力会社が安全を決定しているという事を、忘れてはいけないと思います。
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