つい先日、ある動画投稿サイトに投稿された動画が、インターネットユーザーの間で大きな衝撃となっていました。
その動画は、ある中学生が小学校低学年の男の子にいんねんをつけ、泣き出すまでの一部始終を収録したもので、何の落ち度も無い小学生をただ泣かせて喜んでいるというものでした。
すでにご存知の方も多いかも知れません。
以前、車を運転していた男が、自転車に乗った中学生を追い回し脅迫するという動画が批判されたばかり。
中学生にもなって、「悪ふざけ」と「犯罪」の境目も分からないのでしょうか。
しかも、中学生の少年はわざと小学生にぶつかり、「いたいじゃないか!」と脅します。
小学生は何も悪くないのに「ごめんなさい」と謝罪したにもかかわらず、執拗に因縁をつける少年。
ついには、この児童は泣き出してしまい、その様子を動画に撮影していた少年の笑い声で終わっています。
非常に恐ろしい話です。
ネットユーザーの行き過ぎた対応により、この少年の個人名などが特定されたことにも、恐ろしさを感じますが、その前に自分とその少年の顔をさらして、そのような行為に及ぶことのほうが恐ろしいと自分は感じます。
本来なら、中学生が児童たちを守る立場のはず。ましてや同じ地域にすんでいるのなら。
このような少年たちが教育されている学校とは、果たしてどんな学校なのか?
その学校全体のモラルすら疑わしくなってしまいます。
インターネットに氾濫する「モラルが欠如した世界」が確実に今の子供たちに浸透してしまっている現状を如実に表している事件だと思います。
脅された小学生の心に、深い傷が残らないように心から願います。
そして、このような行為に及んだ少年が、何がいけなかったのかをしっかり学んでくれますように…
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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