お笑いコンビ・次長課長の河本準一さんが今日、東京・新宿の吉本興業本社で母親の生活保護費受給問題についての会見を行いました
会見で河本は、母親の受給を認めて一部を返還する意向を示し、「今になるとむちゃくちゃ甘い考えだったのではないかと深く反省しております」と謝罪しました。
自分は彼のコメントの中で、非常に気になった言葉があります。
「不安定な仕事で、いつ収入が無くなるか分からないから…」
これはお笑い芸人だけの問題でしょうか?
一般のサラリーマンも、いつリストラにあうか、会社が倒産するか分からない時代です。
何も芸人に限った話ではありません。
ましてや彼は売れっ子芸人。確かに売れるまでの苦労はあったでしょう。
しかし、彼はその道を自分で選んだのです。同情できる話ではない。
もっと言えば、年収5000万円ともいわれている彼の母親が生活保護を受給していた言い訳にはなりません。
法律的には問題ないのかも知れませんが、生活保護も税金です。
人より多く税金を納めているから、文句無いだろう。
そう思うかも知れませんが、そんなに収入があるなら、月15万円くらいの仕送りは問題ないはず。
芸能人は夢を売る職業だと自分は思います。
成功者としてあこがれる存在。
生活保護を受けたくてもギリギリ受けられない家庭もあるでしょう。
電気・水道を止められ、自宅でなくなっている方がいらっしゃるという事実もあるんです。
そんな人たちを救う制度を、悪用したと誤解されるような行為は決して許されません。
彼が社会に与えた影響は、計り知れないでしょう。
自分は高額所得者が親の扶養義務を果たさずに生活保護を受給させることで『あの人もやってるから』と安易な受給が広がらないことを心から願います。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
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息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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