先日、東京電力は家庭向け電気料金の値上げを申請しました。
実施は7月を予定しており、今年の夏も厳しい節電サマーになりそうです。
家庭向け電気料金の実質値上げ幅は10.28%。
一律の値上げではなく、ピーク時の電気料金を高くし、深夜電力を割り引くプランなどもあるようですが、そのプランを選択する場合、専用の電力測定用機器が必要となり、東電管内の契約者約2500万世帯の内、機器がある世帯はわずか100万世帯だそうです。
つまり、それ以外の世帯ではプラン選択の余地すらないということになります。
これまで、地域独占で不透明な料金設定を行い、巨大な利益をあげてきただけに、契約者の反発は必至となるでしょう。
徹底した経営の合理化を行うと、新社長に内定している広瀬氏が会見を行っておりましたが、依然として税金投入の上、値上げを行う東電の姿勢は到底容認できないものです。
以前、橋本大阪市長が大阪知事に就任のおりに、挨拶で「皆さんは倒産企業の社員です」と話されていましたが、東電社員にも是非その意識を持ってほしい。
我々一般の人間なら、ボーナスカットのみならずその月の給料すら手に出来ないのが当たり前です。
東電の値上げを期に、その他の電力会社も値上げに舵を切るでしょう。
我々に出来ることは、つつましい生活と節電への意識だけ。
もし、電力会社が企業としての体裁を維持し、電力の安定供給の為値上げを行うというのなら、無理な節電を行うことの無い電力供給への取り組みと、高コスト体制の見直し、そして経営改善のおりの契約者への利益還元を忘れてほしくありません。
この値上げが、少なからず被災者や避難生活を強いられている方々に負担になることは間違いないのですから。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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