昨日のブログで、自分の思いを書かせていただいたので
この話題についてはしばらく控えようと思っていたのですが、亀岡警察署のあまりに常識はずれの行動が明らかになり、今日も書かせていただきます。
加害者少年の父親が、被害者にお詫びをしたいということで警察に相談したところ、被害者の連絡先をこの父親に教えたというのです。
先日も書きましたが、加害者の個人情報は「少年法」よって守られています。今は専属の弁護士が付き、裁判に向けての準備が始まっているでしょう。
少年の人権が!更生の可能性が!と弁護士は声を上げて訴えるだろうと思います。
その一方で、被害者の情報はTVで連日放送されています。
本来なら、被害者を守るべき警察が、こともあろうに情報を外部に漏らすということは、あまりに常識に外れた行動です。
しかも、本人の了承なしに。
いったい何が正義なのか。
署長と交通課幹部が謝罪を行っていましたが、まさしく「ごめんですんだら警察イラン!」。
大切な家族を失い、失意の中で懸命に現実とたたかう遺族に、この時期加害者からの「お詫び」は逆効果です。
きちっと少年が罪を認め、受け入れて初めて遺族の中である程度ケジメがつくのではないでしょうか。
これは大きな問題です。
警察による法律違反です。
少年の父親の気持ちも理解は出来ます。
何かせずにはいられない気持ちもわかります。
ですが、自分が被害者の立場だったらどうかを考える必要があるはずです。
しかも、少年の父親は携帯電話で謝罪を申し込んでいます。
それもどうかと思ってしまいます。
少年の未熟な心。弱い倫理観。加害者親族、そして警察の非常識さ。
その全てが遺族を追い込んでいます。
遺族の方々が少しでも救われる日が一日も早く来ることを祈らずにはいられません。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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