東日本大震災で大量に発生したガレキ。被災地では復興への歩みを阻む大きな問題となっています。
東北3県のガレキの推定量は約2,260万トンと言われ、阪神淡路大震災の約1.6倍、全国の年間一般廃棄物総量の2分の1に相当します。
この膨大なガレキを処理しなければ、中々復興事業が進まないのですが、ガレキ処理問題を更に難しくしているのが放射能の問題です。
現在、一部の自治体で受け入れが始まり、処理も始まっていますが当然賛成の皆さんばかりではありません。放射能への不安から、受け入れに対し反対している方も多数いらっしゃるのが現状です。
反対理由の多くは、放射能の拡散への不安。
いくら国が「問題ありません」と説明したところで、原発事故への対応と原子力安全委員会への不審はぬぐいようもなく、住人の不安をぬぐう事が出来ていないのです。
私個人の意見としては、いち早く受け入れを表明した石原東京都知事と同意見です。
東北3県で処理しきれるとはとても思えません。
力のある自治体が協力しなければ、復興への道のりはとても遠いものになるでしょう。
放射能への恐怖はもちろんあります。
未来ある子供たちへの影響も心配です。
しかし、それは福島や東北の子供たちも同じです。
彼らへの影響も、他の都道府県の子供たちと同様に心配すべきです。
様々なご意見あるかと思いますが、同じ日本に住むものとして、何が出来るのかを考えていかなければならないと思います。
原発に対する考えとはまた別のもです。
しかし、電力安定供給を受けておいて「事故は原発のあった場所での問題でしょ」という考えにはどうしてもなれません。
もちろん、この事故を教訓にして、今後のエネルギーのあり方を日本国民全員で考えるべきだと思います。
でも、まずは被災地の復興があるべきです。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/