原発事故で避難を強いられて生活している、福島県川内村の村民に向けて1月31日、帰村宣言が出されました。除染が完了しない中での帰村宣言には、非常に難しい選択が数多くあったそうです。
いまだに村内にある警戒区域。新たな土地で、新しい生活をおくる村民の皆さん。一度構築した生活のリズムや、新しい環境に慣れ始めたばかりの住人には、この帰村宣言に戸惑う方も多い事だと思います。
そんな中、川内村の村長があえて帰村宣言を決断したには、ある理由があったそうです。
それは昨年に村長が視察に訪れたチェルノブイリで、住民の方と懇談会で話した時に「戻れる可能性があるなら全力で取り組んだほうがいい」といわれたことだったそうです。
廃墟になった街を見て、住む人たちがいなくなれば、どんな状況になるのかを目の当たりにして、何とか自分たちの手で、村に帰れる可能性を広げたいと決断したそうです。
確かに村の方々が、これまでの生活を取り戻すには数多くの困難がある事だと思います。
しかし、川内村の決断は間違いなく周辺地区の住人の皆様に希望を与えたと思います。
古里に帰りたいと思うのは、誰もが同じ。
自分たちはその思いのお手伝いで、何ができるのかを考えていかなければならないと感じました。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
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息の長い支援を!
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きっと笑う門には福来る!
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