三陸海岸は複雑なリアス式海岸で、良質なカキの産地として知られています。
震災時の津波は、皮肉な事にリアス式海岸であるが故、大きな波となって襲い掛かりました。
地震、火事、津波にみまわれた岩手県大槌町。壊滅的な被害を受けたこの地で、名産であったカキの養殖の復興に取り組む人たちがいます。
大槌のカキは大ぶりな身で、料亭にも使用されるほどの名産でした。
津波により、大切な種ガキもうばれてしまった人たち。
しかし、彼らは再びこの地で歩み始めています。
遠方へまで足を運び、種カキを確保し、再び海へ出る。
あの日、大切な人たちを奪った海ですが、彼らにとっては大切な人たちが眠る、大切な海であることに変わりはないのかも知れません。
今月、震災以降最初のカキの収穫を予定しているそうです。
思いのこもったカキは、きっと食べる人にも伝わるはずです。
ピーターパンこども基金さんでは、被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
負けるな!東北のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/