切実な問題 | ゆーくんの「福笑い」日記

ゆーくんの「福笑い」日記

日々の出来事から、小さな発見や感動を皆様におすそ分けするブログです。

先日、被災地での復興活動に取り組む地元の方達をクローズアップした番組を見ました。

震災直後は沢山のボランティアの人たちが駆けつけ、様々な支援が行われたのは皆様ご存知の通りです。しかし、震災から約8ヶ月たちボランティアの数が大幅に減少しています。


被災地の方達は自分たちで立ち上がり、地域の人たちを支えあう様々な取り組みをされています。

新聞では、阪神大震災時にも問題になった仮設住宅での「孤独死」を報じるニュースが見られます。ある被災地では24時間体制で仮設住宅に住む人たちの心のケアに取り組んでいるそうです。


それでも被災地では、時間がたつにつれこれまで見えなかった問題が浮上してきているのです。


東日本大震災から8か月がたった11日、被災地で今、何が求められているかを考えるシンポジウムが東京都内で開かれ、被災地からの報告では、働く場が大きく減ってしまったという切実な声が上がっていました。


このシンポジウムは、NPOへの支援活動などを行っている独立行政法人「福祉医療機構」が東京・千代田区で開いたもので、このあと、岩手、宮城、福島で活動を続けるNPOや社会福祉協議会の担当者が、被災地の状況を報告しました。


この中で、岩手県田野畑村のNPOの女性は、震災で交通手段や従来の活動場所がなくなり、仮設住宅でお年寄りや障害者が孤立していると述べ、病院や買い物に付き添ったり、一緒にお茶を飲むなどの活動をしていることを紹介しました。また福島県からの参加者が、県内では働く場が大きく減ってしまったことを報告し、被災地では、仕事作りや雇用の支援などの専門家が必要だと指摘していました。


被災地では、「自分たちは忘れられているのではないか?」という声も上がっているそうです。進まぬ政府の支援。焦りにも似た感情が、被災地にはあるのかも知れません。


そんな気持ちを、少しでもやわらげることが出来れば…

私たちも、これから出来ることを考えていかなければならないと感じました。


一人でも多くの方が、笑顔で新しい年を迎えられますように…



ピーターパンこども基金さんでは、そんな子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。


ゆーくんの「福笑い」日記-緑色の募金箱

どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。

また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。



負けるな!東北のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!



財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/