胆石の発作の途中に、貧血が発覚した。
発覚したというか、この貧血もまた小学5年生の時に分かってから
今まで一度も関知していない長いお付き合いの病気である。
最初は頭がふらついて立っていられなくなって発覚した。
生理が始まる頃には女の子にはよく見られる症状ですねーって
病院で言われて、鉄剤を処方されて
一か月ぐらい毎日飲んで、その後検査に行ったけど治らなくて
そのまま薬も取りにいかなくなって終わった。
私も根気のないほうだけど、私の母親はこれまた根気がない。
毎日のルーティンができないタイプなのだと思う。
私もそうだから仕方がないと分かっているけど、
おかげで、私は人並みのことができなくていろいろ困った。
私の同級生に、1歳ぐらいの時に高熱を出して耳が聞こえなくなった子がいて
その子のお母さんとまあまあのママ友だったせいで、
高熱を出してから耳が聞こえなくなってしまうまでの顛末を見てしまっていた。
それで、私が高熱を出すといちいち県内で一番大きい総合病院に行かなけりゃ気が済まないくせに原因が分かってしまうと治るまで治療を続けるのは面倒くさくて続かなくて
私からすると、大きい病院に連れていくことで自分の責任を果たしたつもりになっているような感じがして変な不信感を持ったものだ。
さて、この貧血は高校生になっても短大に進学しても社会人になって
さらに結婚して妊娠して、すっかり「生理が始まるころの女の子」じゃなくなっても
全然治りはしなかった。
妊娠して出産が近づいてくるとこのままでは本気でまずいってことになって
一日おきに鉄剤の真っ黒い注射をして治すことになった。