具志堅用高の世界タイトルマッチ「ペドロ・フローレス第2戦」 | 宇都宮人のブログ

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昭和56年3月8日・具志川市総合体育館
WBA世界Jフライ級タイトルマッチ15回戦
具志堅用高(協栄・48・8キロ・WBA世界Jフライ級タイトルマッチ15回戦)
ペドロ・フローレス(メキシコ・48・8キロ・WBA世界Jフライ級4位)
結果
フローレスが12回1分45秒KO勝ちでタイトル獲得に成功。具志堅は14度目のタイトル防衛に失敗。
レフェリー スティーブ・クロッソン氏(米国)
途中採点 (11ラウンドまで)
クロッソン氏(米国) 106対103(フローレス)
桑田氏 107対106(具志堅)
ロドリゲス氏(メキシコ) 107対104(フローレス)
内容
「故郷・沖縄のリングに散りカンムリワシ時代に幕」
ついにカンムリワシが翼をもがれた瞬間だった。具志堅が初めて行う沖縄での防衛戦。“ふるさと決戦”を郷里の熱い声援が盛り上げ、チャンピオンの序盤は好調だった。しかし、前回は判定で涙をのみ後がない30歳のフローレスは、日本の英雄を苦しめる。具志堅は打ち疲れてきた5回、右フック、左ボディ・アッパーでプレッシャーをかけられ後退し始める。チャレンジャーのパンチが的を捉えるようになった7回、チャンピオンもまた顔面へボディへと左アッパーをねじ込み、意地を見せる。
ところが8回、具志堅は左右フックを浴びてダウン。負けじと反撃するが、フローレスの連打は止まらない。12回、王者は右ストレートで2度目のダウンを喫し、立ち上がったところへ豪雨のような左右フックに追撃される。この時、赤コーナーからタオルが舞った。
戦績
フローレス 21戦15勝(4KO)6敗
具志堅 24戦23勝(15KO)1敗

(観衆 10000人)