祭りのあと
ダンナです。
わさーっと大騒ぎだった土曜日明けの日曜日、
はしゃぎすぎた後のリバウンドが心配だったのですが、
ヨメの体調は無事に好調をキープしています。
ちゃんとメシも食べられて、
いつものムダにアグレッシブな姿勢がよみがえっております。
こっちはこっちで「セーブせえよ」と言いたいのですが、
しかしそれを止められないこともまた分かっており。
本日は先週に引き続きASAさんが訪ねてきてくれました。
こちらは1日おだやかにすごしましたが、
きっとみなさんもおだやかにすごせたのではないでしょうか?
話は変わりますが、
カレーライスの翌日のカレーうどんが楽しみなように、
ナベの翌日の雑炊が待ちきれないように、
ハンバーグよりも翌日のハンバーガーの方がアリじゃねえ?と思うように、
祭はとても楽しいし、その前日までわくわくではあるのですが、
いわゆる「祭りのあと」の時間も
意外と私はきらいではありません。
たとえば、大人数での呑み会でわしゃーっとひととおり騒いだ後、
酔い疲れた姿でのタクシーの後部座席、
もしくは静かな暗い夜道で、
誰かとぼんやり家路につきながら、
ぽつぽつと言葉を交わす時間。
はっきりいって、さっきまでのテンションの高さはもうなくて、
そもそも上げる必要もないし、いい具合にくたびれている。
「今日、○○ちゃん、元気そうだったな」とか
「○○、ちょっと飛ばしすぎじゃねえ?」などと、
ああだこうだ、茶漬けをかっこむように、
素に戻った口ぶりで祭りの余韻を噛み締める。
そんな、いわゆる「ラストダンスは私に」的な、
「ベスト祭りのあとパートナー」が私にとってはヨメであり、
その帰り道にふわーっと醸し出される、
まるでボブ・ディラン「フリーホイーリン」のジャケ的な、
精神的に片寄せあう感じ(猫背でポケットに両手をつっこみながら)、
ある種のしめった親密感が私はかなり好きなのであった。
昨日の今日である日曜夜の病室も、
ちょっとそんな「祭りのあと」である。
私たちは、ぽつぽつと話をする。
病院を出た後の「土間土間」にいった話をしたり、
ぺ~の報告をしたり、届いたメールの話をしたり。
2人とも、もう昨日のテンションはない。
そのテンションは日常のテンションに戻っている。
とつとつと、ぽつぽつと、とりとめのないことを話す。
そして、そんなゆるやかな時間が、
ぬるめの温泉のように、しみじみと心身に効いていく。
そういうことにシアワセを見い出している自分は、
「夫婦者」なんだなという気が強くする。
祭りの前のざわめきも、
祭りの最中の興奮も、
祭りの後のけだるさも、どれもそれぞれおもしろく、
みんなと一緒だった昨日は昨日で楽しかったが、
ヨメと2人の今日は今日で悪くない。
野暮でいなたい人生を照れることなく話してみれば、
そんなところに辿り着くこともあるさ。