がんフーフー日記 -96ページ目

祭りのあと

ダンナです。





わさーっと大騒ぎだった土曜日明けの日曜日、

はしゃぎすぎた後のリバウンドが心配だったのですが、

ヨメの体調は無事に好調をキープしています。


ちゃんとメシも食べられて、

いつものムダにアグレッシブな姿勢がよみがえっております。


こっちはこっちで「セーブせえよ」と言いたいのですが、

しかしそれを止められないこともまた分かっており。



本日は先週に引き続きASAさんが訪ねてきてくれました。


こちらは1日おだやかにすごしましたが、

きっとみなさんもおだやかにすごせたのではないでしょうか?







話は変わりますが、


カレーライスの翌日のカレーうどんが楽しみなように、

ナベの翌日の雑炊が待ちきれないように、

ハンバーグよりも翌日のハンバーガーの方がアリじゃねえ?と思うように、

祭はとても楽しいし、その前日までわくわくではあるのですが、

いわゆる「祭りのあと」の時間も

意外と私はきらいではありません。



たとえば、大人数での呑み会でわしゃーっとひととおり騒いだ後、

酔い疲れた姿でのタクシーの後部座席、

もしくは静かな暗い夜道で、

誰かとぼんやり家路につきながら、

ぽつぽつと言葉を交わす時間。


はっきりいって、さっきまでのテンションの高さはもうなくて、

そもそも上げる必要もないし、いい具合にくたびれている。


「今日、○○ちゃん、元気そうだったな」とか

「○○、ちょっと飛ばしすぎじゃねえ?」などと、

ああだこうだ、茶漬けをかっこむように、

素に戻った口ぶりで祭りの余韻を噛み締める。



そんな、いわゆる「ラストダンスは私に」的な、

「ベスト祭りのあとパートナー」が私にとってはヨメであり、

その帰り道にふわーっと醸し出される、

まるでボブ・ディラン「フリーホイーリン」のジャケ的な、

精神的に片寄せあう感じ(猫背でポケットに両手をつっこみながら)、

ある種のしめった親密感が私はかなり好きなのであった。





昨日の今日である日曜夜の病室も、

ちょっとそんな「祭りのあと」である。


私たちは、ぽつぽつと話をする。

病院を出た後の「土間土間」にいった話をしたり、

ぺ~の報告をしたり、届いたメールの話をしたり。


2人とも、もう昨日のテンションはない。

そのテンションは日常のテンションに戻っている。




とつとつと、ぽつぽつと、とりとめのないことを話す。

そして、そんなゆるやかな時間が、

ぬるめの温泉のように、しみじみと心身に効いていく。



そういうことにシアワセを見い出している自分は、

「夫婦者」なんだなという気が強くする。






祭りの前のざわめきも、

祭りの最中の興奮も、

祭りの後のけだるさも、どれもそれぞれおもしろく、

みんなと一緒だった昨日は昨日で楽しかったが、

ヨメと2人の今日は今日で悪くない。




野暮でいなたい人生を照れることなく話してみれば、

そんなところに辿り着くこともあるさ。