昭和レトロな湯治宿・後藤温泉客舎

 

 
今夜の宿、暖房ありません。

いつものドジで、
青森に半袖で来てしまったねこぜ。

今日の気温
東京29度🌞→青森16度☔️

きのう青森の天気予報みたときは暑そうだったし、
東京を出発したときも暑かったけど、
急に雨が降って寒くなっちまった!

上着はもちろん…ありませんっ!

すきま風が吹く、昔ながらの宿で、
夏用ふとんをみて絶望、、、一体どうなる?

 
(↑前編のつづき)

くうぅうぅぅぅぅ〜〜〜〜ッ!!!!
(毎度のことながら…しびれるぅうううううう〜)
 
 

 …ということで、
黒石市の温湯温泉にいってきました!

 

 

 

鄙びた宿が好きな人にはたまらないエリア
青森県黒石にある青森県温湯(ぬるゆ)温泉。

 

 

青森朝日放送の番組「ハッピィ」で紹介されてたのをみたら、むかしは映画館や魚屋、肉屋さんとかもあって湯治客が自炊しながら泊まってたみたい。

 

 

 

内湯なしの宿を「客舎」と呼ぶらしく
自炊できる台所つきで、湯治客は外にある共同浴場を利用して湯治していたそう。

かつては共同浴場を中心に、内湯なしの客舎がいくつかあったけど時代とともにすくなくなり…

 


日本にたったひとつ残っている「客舎」がここ、

後藤温泉客舎」。

 


よくいえば味わい深い、わるくいえばおじさん臭がする宿。空調設備がないのできっと夏場は暑い。冬は寒い。でも、そこがタイムスリップしたような気分にさせてくれて楽しい。

 

部屋にはテレビあり。

灰皿もあり。けど匂いはしなかった。

 

▲自炊場


自炊場あり、冷蔵庫、ある程度の調理器具あり。

ねこぜは今回朝食付きにしてしまったけど、素泊まりが基本。

 

食べ物は自分で用意するか、外で食事をすませてから泊まるみたい。ねこぜは黒石の焼きそばを買ってきて夕飯に食べた。麺が太くて本当にうまい。

ひとりで静かな時間を過ごすのに向いている。

 

予約は電話のみ。おばあちゃんがひとりで切り盛りしているっぽいから、予約間違いには注意してほしい。(ねこぜは朝食付きにしたつもりが予約できてなくて急きょ用意していただいて申し訳なかった)

 

朝食つき4500円だった。安すぎて心配になった。

 


布団と浴衣あり。「弘前ねぷた」と「桜」「弘前城」が描かれているかわいい浴衣でテンションがあがる。

 

ふすま1枚へだてておじさん。
鍵はなし。家族と暮らしているような身近さ。

おとなりのおじさんは常連さんぽい。慣れない客でも、廊下ですれ違ったら挨拶してくれてホッとした。


ほころび感大好きな人にはたまらない。

宿の口コミも高評価だった。
この宿の良さがわかる人だけが来ているってこと。

素敵なことで胸が熱くなった。

 


すきま風で冷える窓と廊下。

傷だらけのふすま。キツネ色にこんがり焼けた畳。

最大限に季節を感じる、昔の暮らしを体験できた。


年中クーラーのきいた季節感のない部屋で過ごしてるから新鮮。ねこぜにサプライズ試練をありがとうございますぅぅぅぅ…


くうぅうぅぅぅぅ〜〜〜〜ッ!!!!🧊

 

浴衣+タオルケットの力を借りてもまだ寒いw


さむいけど、おばあちゃんの負担になってしまいそうだから、このままですごそう。

 

※青森で「ストーブない」はありえないw


とフォロワーさんにいわれてはじめて気づいた…笑

この日、急に寒くなって準備が大変だったと思うから、べつに気にしないけどそれを忘れるくらい寒さに夢中だったw

 

正面にある共同浴場「温湯温泉 鶴の湯」の入浴券を1回分もらう。早朝5時〜21時半まで入浴可能。朝早くから開いててありがたや、、、

 
風呂に入る前にトイレに行きたい…

 

 トイレ情報

 

 


トイレに入った瞬間、ちびりそうになった。

(いや、そういう場所なんだけど…)


 

 

小便器ふたつ、洋式の汲み取りトイレ(男女兼用)がふたつ。天井と壁には小バエが大集結。

慣れてないと怖い。
一度だけ震えながら入ったけど、
夜中に入れる自信はなかった。。。

向かいの温泉に、
洋式の公衆トイレがあって助かった。。。
 

 温泉

 

 

 

いよいよ温泉へ。

 

 

お向かいにある共同浴場「温湯温泉 鶴の湯」。
ここには何度も来たことがある。

昔、鶴が傷を癒していた伝説があるから、この名前らしい。
黒石名物の津軽こけしがたくさん飾られていて、
黒石らしくて好き。
お湯は透明に見えたけど、シャワーはなめるとしょっぱい。

ぬるゆ温泉って名前だけどぬるくない。
熱湯とぬる湯の浴槽ふたつ、どちらも温度管理がちょうどよく心地いい。
 
町内で経営してるから、
地元住民は大人100円で入れてしまう。
幼児連れも安心して入れる。
安くて明るくて清潔でとてもいい温泉。

赤ちゃん連れてる若いママさんが湯上がりにご近所さんと井戸端会議。身内の悩み事を相談してた。地域の集会所みたい。アットホームで素敵な場所。
 
シャンプー、ボディソープはないけど、
ドライヤーは1分10円のそなえつけあり。
 
 

 商店はあるけど営業時間に注意

 

 
長期で泊まるなら自炊もできるけど…
もう夜遅かったせいか、
近くに食材を買えるお店はなさそうに見えた。
 
食材は泊まる前に調達してこないといけない。
(計画性のないドジには難しそうだから、今回は朝食つきにしてしまった)
 
▲土岐商店

宿のすぐ隣に商店があるけど、食品なんかの商品数はすくないので、他で買っていくことをおすすめします。営業時間は7時〜20時っぽいけど詳細不明。

温泉で温まった後、
夜中にトイレにいくのが怖いので、この日は早めに寝ました。
 

 

 朝ごはん

 

 

あんまり眠れなくて。もう朝。

 

 

 

わおおおおお!!!!

びびってしまった。

宿代安すぎたのに、、、しっかりした朝ごはん。
そして驚くほどおいしい。
 

 

 

 

 

郷土料理「にんじんの子和え」。ほかは名前がわからない。
 

ホカホカの白いごはんとお味噌汁が抜群においしかった。


朝から食べたいものだらけで感動しました。
 
宿のおばあちゃんも親切だし、
準備をしてからのぞめばとてもいい宿。

泊まった人たちの口コミや感想の熱さが
それを物語っていると思った…!

広いから掃除や準備も大変だけど、
今も営業を続けてくれている
宿のおばあちゃん、ありがとうございました。
いつまでもお元気でいてください。

☆後藤温泉客舎
青森県黒石市温湯字鶴泉23
電話 0172-54-8318
宿泊料金     素泊まり:3500円~?
※平日/祝前日、ハイシーズン、食事有無により変動あり
※料金や利用についての詳細は直接、宿泊施設にお問い合わせ下さい。


☆鶴の名湯 温湯温泉(共同浴場)
青森県黒石市温湯鶴泉79
営業時間: 5:00〜21:30
定休日:なし
入浴料:大人300円、小学生100円、3歳以下無料(町民は100円、小学生以下無料)
電話番号: 0172-54-8591

 

 

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ここまで読んでくれてありがとうございました〜✌️

 

 

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ねこぜ😸

月イチ青森旅ブロガー

青森を愛するドジな旅人。

2011年から月イチで青森をひとり旅して、ブログで失敗談を書いてます。

 

 
 
 
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